この数年ずっと考えていたことがあります。「竹淵さんは有名作ばかり見る」と確か言われて、自覚がなかったんです。確かにジャンプの黄金時代と言われる頃の作品、幽白、スラムダンクは好きですし、有名作と呼ばれる方の作品だと思います。
でも、なんか違う意味の指摘だったと思います。テレビでもコミケでも書店でも指輪物語があふれていた時は、やっぱり見ました。ヘタリアも。図書館戦争も、ライトノベルは普段読まないですが劇場に行きました。マクロスFにも。エヴァQにも行くと思います。序と破も見ました。東野圭吾も読んでました。目立っていた種村有菜も。CLAMP。黒執事好き。今絶賛公開中のタイバニ、マギカは未知。
巨匠・横山光輝先生の三国志が心のバイブルです。一番好きなのが諸葛孔明だというと、「巨匠の有名作の有名人が好き」と宣言しているような気がして、モヤモヤします。(孔明ほど、ある種褒めちぎられる男も少ない。彼に関するあおり文句を打破して、本当の彼を知る努力はしたから、どうか許してほしい。)
「竹淵さんは変わっている、人と合わせた方がいい」と何回も言われるうちに、自衛的にベストセラーと言われるもの、大勢の人がいいと思うものに目が向くようになったんでしょうか。(なんか悲しい。せめて立派なイナゴサークルになれればよかった。)
(漱石は金字塔だが、漱石マニアは多分少数派だと思う。セーラームーンも金字塔だが、大声で大好きだというのは憚られる。何故だ。「こんなにベストセラーに詳しいんだから、あたしだって普通の人」という、滅茶苦茶なスジガキを無意識にしている気がする。鉄道も好きだけど、鉄道好きな人達を、SLの走る町から長年目にしての結果のような気がしてきた。新宿は世界最大の駅だし。自己投影したい?自己陶酔?)
胸を張って「好き」と言えるものが多いのが、自分のひそかな自慢だったんですが、怪しくなって来ました。あえて知られていないものを探し出す事もあまりしません。
(カニさん駅・西新宿五丁目駅には通ったなあ。普通のオフィス街なんだけど、大新宿の外れって感じのひそやかさがいい。群馬のような山奥が全てだとは思わないけど、東京も、東京の電車も、東京の建物もずっと苦手だった。でも、吹に会って、初めてこの国の首都を愛せるかもしれないと思った。・・・厳密には首都じゃないけどね。都は法律上今も「京都」。)
声優さんがアニソンを歌いまくるCD、百歌声爛を聞いていましたら、羽多野さんが可愛いく、そしてかっこよくてよかったです。普段はほんわかしたイメージのお声かなと思ってしまいますが、切れ味のいい、男らしい声も好きです。
(ミラクル☆トレインの新宿西口一も、顔は女の子の様だし、4人も兄駅がいるので可愛らしく見えるけど、実は兄弟の中でも男らしい方の駅だと思う。一見気さくに見える吹が、実は割り切れない所のある男なので、時々立場が逆転していそう。今知ったが、鈴木さんは百歌声爛に出られていない、驚いた。)
前野さんも歌ったり、演技している時はラジオやブログの時とは別人の様に見えます。それだけ「役者」さんなんだろうなと、今更のように感動します。零二の時は甘めの声なので、別のキャラでキリッとした時の演技を見ると、ますます惚れ直します。 |
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