冬コミについてなんですが。夏に気合入れ過ぎた分、灰になった気分が少しだけしています。同人活動は大事な趣味ですし、可能な限り楽しんでいくつもりです。ですが近年体力がついていかなくなり、何冊本を出しても結局ただ「自分が見たいもの」を量産している気がしてきました。今自分が読んでいる漫画、アニメそのもののへの愛でなくて、内心こいねがっているラブラブなシチュエーションの脳内再生。（趣味なんで、どう冷静になっても譲れない部分が多い。）
受かっているからこそ思う事です。落ちていたら、もっと嘆いていました。受かっているから本も出したくなります。ミラクル☆トレイン、新宿ブラザーズの話ならパソコンにワードで数十枚キープしてあります。基本的な設定が少なかった新宿ブラザーズ、そして自分の鉄道熱と新宿を歩いた感想をふんだんに込めてあります。今まで出したブラザーズ本は全てそうやって書きました。
吹って、区立公園で日向ぼっこしながら、大口開けてホットドック食う男だったんですね。零二がチヂミを職安通りで頬張りながら歩くのは想像のうちでしたし、一や凛ちゃんが花園饅頭を公園や神社で食べているのも、何となくイメージにありました。（あのホットドック店は近年出来た個人経営のお店。美味しいし店長がいい方なので、流行るといいなと思う。）
自分の吹へのイメージが、神経質に過ぎた様です。鈴木達央さんのデリケートな声が好き（乱暴に見せているだけですごく繊細だと思う）なので、キャラ設定が少ない分、鈴木さんの声に頼っていたと言いますか。
公式の吹って、公園で凛ちゃんと都庁さんが膝枕デート（？）してても、気にしないかもしれません。むしろ数多の漫画・アニメキャラの様に「凛ちゃんは都庁さんが好きみたいだから応援しよう」てなキャラに近いでしょう。自分の吹は都庁と距離を置いています。どうにも公式から脱線した自分の吹を、貫くべきか転換させるべきか悩みます。
近年、「好きな漫画、アニメを同人誌にする」スピードが緩やかになった気がします。メジャーな作品だった場合人様の御本でお腹一杯になることもありますし、原作の中でキャラが完結していると思われる場合もあります。最近読み返した新旧パプワでも、高松の人生って結構完結しているなと思えて、満たされてしまいます。
（グンちゃん、キンちゃんの自立に勝る喜びはない高松なので、いつの間にか「子供の喧嘩」に介入するのではなく、グンマ達を見守る方に生き甲斐を覚えてきたらしい。自分の人生って、求めない人なのかも。）
パプワの青の一族と高松の話です。青の一族の大まかな共通点は「がめつい」「高圧的」「気分屋」「感情の抑えが利かないと秘石眼が暴走しかねない」「男性のみ」「神話の時代からことごとく美少年・美青年・美男子しかいない」でしょうか。居丈高な美形一族。
高松も赤ちゃんだったグンマを預かる時に、ある程度は覚悟していたと思います。グンマには覇王の血が流れていますし、あのサービス・ハーレムの近親、ルーザーのちょっとわがまま（高松は許容しているけど）な所も、ゆくゆくグンマの似てくる可能性がありますし。
結果的に、「高松大好き」「ふえ〜ん高松〜」「高松〜シンちゃんがいじめた〜」などと、とんでもなく可愛くグンマは成長しました。PARUWAでも家族思いの青年になってますし。グンマは秘石眼を持ちながらも暴走させたことはないでしょう。他人を従わせようと、高圧的に出ることも、そんなになかったと思います。
グンマの性格って言えば性格なんですが、大事なのは「青の一族か否か」って事じゃなくって、「どう育てられたか」じゃないかなと思います。「躾が大事」とかいうと難しくなる話になるので深くは追求しませんが、マジックがグンマを安全に懐けられた高松に対し、どう思っているのかは複雑な所でしょう。
有能だったルーザーの嫡子とされながら、あんまり注目されていなかったグンマですが。思えば「青の一族以外が育てた」いう時点でグンマは異端かもしれません。PAPUWAのミツヤの件を思うと、簡単にはマジックが弟達以外に心を許すとは思えませんし。
想像されるのは、ルーザー以下青の一族から、高松個人の能力が認められた事と同時に、高松の身辺を調査しても青の一族を脅かす可能性がなかったという事でしょう。ガンマ団は自由気ままにスカウトをしまくるイメージがありますが、ルーザー存命時は割と入団時のチェックが厳しかっただろうと思います。
ルーザーが行っていた団員の検査等は、多分高松がそっくり受け持ったんじゃないかなと思います。シリアスな話、「健康」ってギャグにならない部分があるんで。サービスの数少ない友人、ルーザーの部下、グンマの育ての親・・・と高松のポジションは多彩ですが、高松個人はある意味無欲なのが何とも。ハーレムとも確かフランクです。高松にそういうガンマ団との縁故があったのかなかったのか。 |
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