madeingermany

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...... 2012年11月17日 の日記 ......
■ 英国メイド   [ NO. 2012111701-1 ]
新旧パプワの高松についてです。原作でしっかり描き込まれている高松なので、二次創作しようという色気が出にくいです。キャラとして恵まれている描写が多いです。伊達にパプワがギャグ主体だった時から出ているキャラじゃないんです。

チャンネル5の高松は別人だと思っています。でもグンマの存在がなければ、ああいう男だったんだでしょうか。自分の才能を認めてくれ、チャンスをくれたルーザーのことを忘れない高松が大好き。

新装版3巻の表紙は、グンマ、高松、フッくん、ウミギシくん、くり子ちゃんです。青の一族と本物のサンタ娘、および地上最大の肉食獣、生物達と一緒に写っていていも一向に違和感がない、一般人男性43歳。

フッくんの話が、高松とグンマに重ねられるなと思いました。子グマだったフッくんを保護したのはチャッピーで、フッくんもチャッピーに懐いてくれましたが、母クマが迎えに来て、フッくんは帰っていきます。可愛い子グマも、大きくなれば立派な猛獣ですし、母クマにしか出来ないこともあるでしょう。パプワのチャッピーへの説得は正しかったと思います。



高松も、可愛らしいグンマを生まれた時から世話しているにしても、やっぱりグンマは白熊のフッくんじゃないですが、眼魔砲が撃てる青の一族の男性です。ゆくゆくは離れる時が来るし、そうでなければならないと思っていたかもしれません。

でも高松もグンマも、パプワ島に来るまで離れるってのが想像できなかったわけで。(一人でグンマが島に来ていた事もあるけど、「高松、シンちゃんの所遊びに行って来るね」くらいだったと思う。)

高松一人がアスに攻撃されたのが、客観的に高松のいるべきポジションを示唆していると思います。アスは、青の一族には手を出さないからです。ルーザーの姿に取り乱した高松がうるさかったから、攻撃したのでしょう。あんまり騒がれると、ルーザーが起きてしまう可能性もあったのでしょう。

高松が倒れることで、青の一族としてグンマが目を覚ます事、キンちゃんが戦うことの有機的な意味を見出す事など、物語として高松の負傷は必要なくだりなのですが、高松は、青の秘石の象徴とも言えるアスからすれば、手厚くする意味を感じない男だったと思うと辛いです。

いつ、成長したグンマから離れればいいか分らなくなっていた高松には、不意打ちの様な機会でした。




エマを最終巻まで読みました。近々乙嫁語りも読めたらと思います。エマでいいなと思ったのはアデーレでしょうか。ツンツンしているけど美人で、押さえる所を押さえている印象があります。ビシッとした黒髪のクールなたたずまいが彼女らしいというか。

アデーレは、どうもフットマンのハンスと親しくなるような気配です。そうだろうなあと思いつつ、色恋の話がてんで苦手な自分はよく分りません。メイドとフットマンなんて一番くっつきそうな気がするので、図式としてはわかるんですが。ハンスも、エマの様な気丈な女性が好きらしいので、アデーレも近いものがあるかもしれません。

肝心のジョーンズの気持ちが、よく分りませんでした。全ては私のセブンセンシスの無さというか、恋に落ちる感覚が生まれた時から抜け落ちているせいです。なのでモタモタしがちなエレノアや、強引過ぎるキャンベル氏の言動に納得してしまいます。「強引な人が好き」と昔は思っていましたが、それは違っていて、エマとジョーンズの様な内面的な恋が理解できないのです。

エマも、非難する所のない女性という印象です。森先生は女性を描くのが好きでも、男性もしっかり描き込むので、エマがいかに男好きのする女性なのか、わかります。よい本に出会えて嬉しいのに、いい言葉が見つかりません。

(エマ。上品で控えめなしぐさが多いけど、滅茶苦茶美人で、体のラインがエロい。メイド服の頃のエロさはメイド故のものかなと思っていたけど、レディとしてのキッチリしたドレスの時もエロい。ジョーンズがそんな所ばかり見ていたとは思わないけど、周囲が「何故メイドと結婚したんだろう」と思った時、エマの無言のエロさは立派な根拠になりかねない。

そういうことを書きたかった漫画なのかなと思うと疑問だけど、全編全裸のドロテア夫人の漫画もあったなあ。アデーレとマリアの入浴シーンも、気持ちページが長かった気が。)

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