madeingermany

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...... 2012年11月18日 の日記 ......
■ 高松と秘石眼   [ NO. 2012111801-1 ]
新旧パプワの高松についてです。両目とも秘石眼なら、実の親でも幽閉以外の対処方法を思いつかないという青の一族の子供、片目とはいえ秘石眼を持つグンマを預かった高松って、命がけと言えば命がけです。グンマだって気が付いたら目の前で、優しくしてくれた高松が血に染まっていたら、立ち直れないかもしれません。(鼻血に染まっていても驚きだけど)

コタローは幽閉時、特殊な扉の向こうにいた様です。(それにしては漫画の初期に普通の暮らしを送っていそうなコタローの描写があるのは何故。)シンタローが拳で扉を破壊して、出てきます。

でもコタローはシンタローから見たら、普通の可愛い男の子らしいです。幽閉される前のコタローは、気ままに過ごしていたから、暴走する事はなかったという事でしょうか。それが段々成長してくると、実父のマジックが化け物を見るような目で自分を見るものだから、怯えて秘石眼を暴走させる事が増えた・・・と思います。(コタローの兄思いな描写って少ない)



サービスも、初陣で自軍が壊滅状態になっても、それだけでは秘石眼を使っていません。マジックの実弟であるサービスが従軍して、部隊が壊滅って言うのも頷けない部分です。たった二人しかいない状況で敵に囲まれ、ジャンが自分をかばって死ぬかもしれない、そして自分も死ぬかもしれないと思って初めて、秘石眼を使っています。

秘石眼を持つサービスが従軍していながら、辺境で部隊が負けるっていうのが解せない上に、秘石眼をコントロール出来ないのに初陣に向かったのかという疑問もあります。考えられるのは、「マジックの弟だから」高みの見物くらいのポジションで従軍した可能性があるという事です。そうでなかったら、あのガンマ団の一つの部隊が壊滅しているのに、サービス一人だけ無傷っていう理由がありません。



そんな秘石眼をもったグンマを預かった高松。ルーザーやハーレム、サービスを通して多少は秘石眼の知識はあったとしても、何も思わないで預かったとは考えにくいです。

ですがそこは高松なので、「どうも秘石眼は持ち主の意思で発動する外、持ち主が耐えきれないくらいの恐怖にさらされた時に発動する。」と気が付いたかもしれません。善悪の判断云々の話は、そもそも人殺し集団であるガンマ団にいる以上、脇において置くとして。

小さいグンマが「お腹がすいた」「眠い」「オムツ代えて」等で泣いた時は、秘石眼が発動しない事がわかってくると、「怖い時や、いじめられた時は高松におっしゃって下さい。」と教える事で、秘石眼の暴走の恐れは相当下がったんじゃないかと思います。グンマも高松も思いもよらない時に、秘石眼が発動した時があれば別ですが。

高松がグンマを育てていた時間って、無駄じゃなかったんだと最終巻を読むと思います。

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