madeingermany

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...... 2012年11月24日 の日記 ......
■ グンマ雑感   [ NO. 2012112401-1 ]
群馬県のマスコットは「ぐんまちゃん」という、オレンジ色の2頭身ポニーです。昔国体があった時にも「ぐんまちゃん」という写実的なマスコットもいたのですが、キャラクター化する時に動かしやすいように、今のぐんまちゃんに世代交代しました。

前ふりは群馬県民らしい語りにさせて頂きましたが、以下はパプワの高松とグンちゃんの話です。高松って、秘石の加護を全く受けていないのに、ここまで話に食い込むとはえらい男です。ギャグベースの頃からいるキャラなので、色々読んでいても乗り越えられる部分もあります。

(ちなみに、本当に治療を要する怪我をしたのは劇中で彼くらいじゃないだろうか。コタローの暴走で命を奪われた名もなき団員がいっぱいいそうだけど。)



高松は若い団員に結構むごいです。周囲で誰も戦えない時に、ようやく重い腰を上げるくらいの人なので、よく騒ぎ、よくしゃべる若手達には、「あの人に無理に献血させられた」くらいの印象なのでしょう。(コージ)

実際、本当に無理に献血すると、本人の体調に影響が出るだろうと思うのだけど。貴重なガンマ団の人員をそうそう粗末にはしていないと思うから、そういう印象なだけなのでは。仮にもルーザーから引き継いだ「健康診断」の仕事を彼がぞんざいにするとは思えません。

グンマに「高松大好き」と言われれば、傘が必要になるほどの鼻血を出してくれる高松。恐らく士官学校の保健医時代も過保護全開だったでしょう。一応教員らしき立場の人間からそんな扱いを受けると、一学生だったグンマがさらにいじめられそうですが、どうだったのか。



両目秘石眼であるグンマを一般人が泣かせれば、暴発しそうな気がしますが、そういう描写はありませんし、グンマがミヤギ、トットリ、コージ、アラシヤマ達から特に敬遠されている描写もありません。PAPUWAの方では開発したメカへの苦情があがっていますけど。

グンマの人徳でしょうか。または高松の過保護ぶりが、周囲から容認されていたとか。はたまた「あんな人が死んでしまった父親の部下で、その縁で保護者されているなんて」と軽く同情されているとか。全部あてはまりそうです。

でもアラシヤマが、グンマへの高松の献身ぶりをうらやましく思っている描写があります。サービスが本編に出て以来、パプワが「男同士の告白大会、IN南の島」になっている分、単なる独占欲ではなくて、保護者然とした高松の姿が目に優しいです。

(そう思うと、アラシヤマのシンタローへの感情って、ある意味健全な親愛の気持ちかもしれない。男女間の様な独占欲故のものなら、グンマと高松の甘ちゃんぶりをいいなあとは思わないのでは。正規の青の一族同士は、まさに男女間の様なもつれ方を呈すので、グンマにはハードル高そう。だからお馬鹿扱いされるけど、グンちゃんがいい子に育った証だと思う。)

(マジックにばれた反動その他で素直に単身隠居したあたり、グンマとキンタローへ、相手を傷つけてしまう程の独占欲はなかったと思います。)



あんまり関係ないですが、シダ植物と高松の取り合わせって色気を感じます。太古の姿をとどめているという島の植物に、多大な関心を寄せているから、高松とパプワ島の植物の相性はもちろんいいのです。それと同時に普段インテリっぽい空気か、グンマ命の匂いか、マッドな部分ばかり見せている高松が、少しだけ島で繊細な本音を見せているのが、いとしいです。

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