声優の前野さんのブログを毎日読んでいます。ほぼ毎日書かれる方なので、リアルタイムで拝読しています。内容はお仕事の事、身辺の事、お友達の事と前野さんらしいものが多いです。図書館戦争のラジオのままの、おっとりのんびりされたイメージです。
読むたびに好きになるブログに出会えて、よかったです。
以下は、まだまだパプワの事です。アニメ放映時、好ましくない意味合いであだ名をアラシヤマとつけられた自分ですが、今同じあだ名をつけられたら、「よし、アラシヤマについて語ろうじゃないか、一時間ほど付き合ってもらうけど」と私は言いそうです。
(そういう、神経質なねちっこさも含めて、当時のあだ名がアラシヤマだったのなら、ある意味クラスメイトの慧眼を認めなければならないかも。)
どうして、高松は自分でグンマに「本当の貴方のお父様はマジック総帥です。生まれた時、私とサービスでキンタロー様(シンタロー?)とグンマ様をすり替えました。」と言わなかったのでしょう。グンマに打ち明けたのはサービスです。同じ頃、高松は自暴自棄になりかけていたキンちゃんの所に行ってました。
叔父甥であるサービスがキンちゃんに打ち明けに行き、保護者・高松がグンマに説明した方が自然ではないでしょうか。立場的にはサービス、高松は同罪(言いだしっぺはサービス、実行犯は高松かな)、キンちゃん、グンマは翻弄された方と、どちらが説明してもよいと思いますが。
高松なので、キンちゃんにもグンマにも自分で説明した可能性もあります。
恐らく、高松は自暴自棄に陥っていたキンタローに、殺されるつもりだったのではないかと思います。グンマに「どんなことがあっても〜」と、普段の彼らしくない事を言ってますし。グンマは高松からの愛の言葉を普段通り受け取り、サービスは「あいつは死ぬ気だ。ならば私がグンマに打ち明けよう。」と思ったのかも。
手負いで、自分を見失った青の一族に近寄るって、相当勇気がいると思います。キンちゃんを閉じ込めて、ここまで追い込んでしまった責任は、高松に全てあるとは言えないですが、一端は高松にもあるので。
そんな身を投げ出すようにして自分のために涙を流す高松に、心を許したキンちゃん。ハーレムに「なんで一緒にいる」と言われれば、高松は「ルーザー様の息子だから」と返します。ハーレムが黙るもっともな理由でありますが、あんな暴れん坊で、ハーレムが惹かれ、コタローが納得するパワフルで野性的なキンちゃんが、大人しく身内でもないおじさんの側にいる事には突っ込みはないようです。
ハーレムにとって、キンタローはマジック・コタロー・自身といった青の一族の陣営。シンタロー・サービス・高松・グンマは逆らう一派という位置づけだったのでしょう。主戦力のはずだったキンちゃんが、高松と仲よしなら、そりゃ驚くよなと。
キンちゃんがニセ者であるシンタローに向かっていった理由は、「貴方様こそ、本当のシンタローです」と言わせるためです。そうでないと、どう勢いづいても、生まれたばかりのキンちゃんが「自分はなんなのか」という不安定さに負けてしまうから。シンタローがキンちゃんに最初無関心だったのも、キンちゃんにはつまらなかったでしょうし。
好き勝手美化していますけれど、高松のキンちゃんへのメッセージ。
「貴方は私が敬愛するルーザー様の第一子です。お母様については、御一族の方針があるので、教えて差し上げられません。ルーザー様が亡くなった後、父親と地位を貴方に差し上げたくて、私はマジック様のお子様と、貴方様をすり替えました。お怒りはもっともなことです。
私の命を差し上げることで、貴方の怒りと悲しみが静まるのでしたら、どうぞ奪ってください。貴方の従兄弟である、グンマ様、シンタローとは仲良くして下さいね。サービス、ハーレムも貴方の叔父上です。24年間一緒にいてあげられず、申し訳ありません。」
嬰児すり替えについて怒ったキンちゃんに殺されるつもりだった高松。だからグンマには普段通り接しながら、別れてみたとか。逆にグンマに「高松ひどいよ。なんでそんな事したの、僕高松を嫌いになっちゃいそうだ。」とでも言われれば、それはそれで高松死んじゃうかも。
自分が死んだ後、グンマに重要な話を打ち明けたのがサービスだったら、多少はグンマとサービスの距離が縮むかもと、高松は思ったかもしれません。
(グンマに本当の父親と弟が出来たのに、高松らしい気の回し方。敬愛するルーザーの血を引くキンちゃんと、最愛のグンマ、そして友人でもあるサービス達の事は考えてあげられても、弟と部下に跡目を翻弄されたマジックと、幼いコタローにはノータッチらしい。
高松は根本的にマジックを許していない部分もあるし、今後はマジックの方で高松にかまわなくなると思う。コタローに至っては、安全に目覚める方法があっても高松黙っていそうだ。高松って根性悪いと確かに言えるかも。腹黒高松も好き。) |
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