madeingermany

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...... 2012年12月10日 の日記 ......
■ 飛んで火に入るCH5のジャン   [ NO. 2012121001-1 ]
チャンネル5を読んでました。高松が通常運転中だなと、思いました。読む前は、腹黒高松なんで残念、「おっけーグンマ様」って言って鼻血出してくれなきゃ嫌って思ってましたが、黒松おっけーな自分がいました。

高松の鼻血って、グンちゃんかキンちゃんに対してしか出ないから、グンちゃん・キンちゃんのいない高松って、脳をどうこうしなくても、あんな感じだと思います。(CH5がギャグ漫画だったら違ったかもしれません。音也がキンちゃん・ルーザー様似の顔で、高松が作ったっぽいと思ったのはギャグなのかシリアスなのか。)



高松・ジャン・サービスって、どういう関係だったっけと前作を読み直しました。通称竹馬の友ですが、高松はサービスに、「ジャンは赤の秘石のスパイだった」「ジャンを殺したのはルーザー」と、二つ言わない事があります。(※ジャンについてのルーザーの分析には、在学中の高松も噛んでいたと思う。)

高松はルーザー至上主義なので、ルーザー、ルーザーの愛する弟のサービスに害のある事はしません。なので、ルーザーの目をかいくぐって士官学校に潜入し、呆れるくらい堂々とガンマ団に入隊したジャンに対し、高松がどうでるかは明白です。

ひねるでしょう、ジャンを。えげつなく。青の一族の本拠地に赤の番人が探索に来た時点で、即行誰かがジャンを殺しても、おかしくないんです本当は。青の一族をなめているジャンがよくないんです。でもサービスの側にジャンがいるものだから、マジックもルーザーもいまいち手が出せません。(どんだけサービス命なんだ皆)

高松も、ルーザーの自死という結末を味わったけれど、改めてサービスに真相を話せばいいものの、決して話しません。サービスを混乱させるのが嫌だというのではなく、サービスの中で、ルーザーの思い出がジャン一人のために汚されるのが嫌だからです。




そんな高松と、生き返ったジャンが出会うって、ジャンは気が付いていないと思いますが、もう高松の中で、ジャンという、不自然過ぎる存在を無に帰すカウントダウンは始まっていたと思います。

飛んで火に入る夏の虫。

ルーザーの自死という、高松にとっては最悪の結果を招いたジャン。生まれてくる子供から、ルーザーという父親を奪ったジャン。永遠の命を持つジャンには、若いルーザーが散ったという悲しみも、マジック達の後悔も、そして高松の、これからルーザーと過ごせただろう時間を奪われた怒りも、分らないと思います。

ジャンは全く気が付いていないけれど、高松が「馬鹿にしている」男にあえて接点を持とうとするなんて、そういう事だと思います。

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