CH5。色々複雑な話ですが、高松がいるのはブラック。ブラックにとどまっている理由は、ブラックの政治力、資金力、軍事力でしょうか。闇丸のメンテナンスその他もしてそうです。・・・グリーンには惹かれなかったのでしょうか。大きな世界樹があって、植物の海。南国ではバイオ科学者で通っていた高松なのに。
・・・・グリーンでの植物の暴走を高松は知っていたと思います。世界樹のエサの事も。助言程度はしたのかも(あえて暴走するように)。でも高松にとっては魅力的でなかったのでしょう。本来、崩壊が予告された星だったから、永遠の命を持つジャンにとどめを刺す舞台としては物足りないです。
PAPUWA序盤で、シンタローの補佐的立場にいるキンちゃん。真面目で戦闘にも長けていますから言う事ないんですが、二三困った子かもしれません。
■流石4歳。絵に描いた様な常識を見せるかと思えば、困ったちゃんになる時も多い。「昔のあいつは俺より凶暴」とシンタローは言うけど、生まれたばかりの時もキンちゃんは素直で可愛らしかった。凶暴とはひどい。
キンちゃんのふんわりした金髪と精悍な顔立ち、グンマのサラサラな金髪、そしてくっきりした綺麗な青い目は、間違いなく青の一族のもの。PAPUWAでキンちゃんが髪を切り、グンマも髪をまとめているのは、一族の者ではないシンタローへの遠慮か。
■シンタローとくれば、ショタコン&ブラコン。本人も否定しない。そして大抵のスラングを口にし、罵倒・暴言・感情的な態度は朝飯前。・・・・ある意味育ちがいい箱入り息子のキンちゃんに、シンタローを補佐出来るんだろうか。ハーレムあたりに「ショタコンとは何だ」と聞いて、ゲラゲラ笑われている様子が浮かんだ。
■キンタローはグンマとは普通にしゃべっているけど、グンマのおっとりとして大人しく見える部分のせいか、あんまりグンマの突っ込みを聞いていない。(グンマの絶やさない笑顔と、ある種のしぶとさは高松に似ていると思う。)
■ここは両目秘石眼の覇王の息子・グンマを無事大きく育てたドクター高松に、家庭教師的な腕を振るって欲しいところだけど、シンタロー的にキンタローがドクター高松と今以上近しくなるのを嫌がりそう。
■グンマ、キンちゃん、高松の関係は「なあなあ」の産物の様な気がするけど、高松としては、きつく一線引いていそう。終盤の飛行艦の家族団らんっぽい場面に、高松が一向に顔を出さないのは、そういう事だと思う。ジャンならためらいなく、サービスのいるところに顔を出すだろうけど、高松のプライドを考えると、「親族でないのに、あえて邪魔にされるような場所には決して出ない」と決めていそう。
(自分のポジション、周囲から自分がどう見られているのか把握してるのが高松の特徴の一つ。意外とデリケート。)
■高松を側に置くには、三顧の礼くらいの熱いラブコールを送らないと、いけないかも。シンタローは絶対にそんな事しないし、キンちゃんが「俺の部下になってくれ、高松。グンマか俺がお前の上司になろう。」と言っても、シンタロー総帥の意図に反するので、慰留できないだろうなあ。
■高松の普段の行いが悪すぎたこともあるけど、ハーレムの暴れぶりを容認してしまったマジックは、高松にも寛容だったかもしれない。コタローの体を任せたくらいだから、自分の体も高松に診せただろうし。高松が求めるなら、いくらでも投資したかな。「君はルーザーの選んだ男だから」とでも言えば、高松が200%の力を発揮してくれるだろう事も、マジック理解済。
■マジックが総帥だった頃は、シンタローの誕生日会にグンマと呼ばれるなど、家族に準じた扱いだったのに。でも全ては「グンマが小さいから」起きた事であって、グンマが昔の様に「高松、高松」と言わないなら、高松は遠慮しそう。
■ハーレムは案外そういう所が柔軟なので、「麻雀しに来い」とか、気軽に高松を呼びそう。ハーレムには、ジャンも高松も家族の様なものかもしれない。 |
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