CH5を読んでいて思ったのですが。高松は「あなたは私に勝ったためしがない」「これ飲んで40過ぎても綺麗な〜」と言っています。CH5とパプワ世界が繋がっているとして。
コレが意味するところは、「高松、サービス、ジャンの3者は士官学校時代、ナンバー1〜3を行ったり来たりしていたのではなく、高松は1〜2位保持、サービスは1〜3位あたりを、ジャンは2〜3位を常にウロウロしていた」、及び「サービスは47〜49歳くらいで亡くなっている」ということになります。
もしサービスが50歳、60歳と加齢もせず美しいままでいたら、高松は「40過ぎても〜」とは言わないと思うので。PAPUWAの番外編のサービスは57歳前後なので、若干矛盾しています。
士官学校時代の順位については、常に1〜2位の高松から見れば、2〜3位のジャンに関心は薄いかもしれないけど、ジャン&サービスから見れば、高松の1位なんて一緒なのかも。「ジャンは私達の大事な友人だった」と、ジャンが死んだ後に泣く泣く語るサービスを慰めながら、本来相当精神的に距離を置いていたジャンに、接近する羽目になった高松。
(というか寮生活時代に、便所サンダル&安っぽい柄シャツ&無精ひげ、ほぼ生装備でジャンが闊歩していたら、高松でなくても他人のふりがしたい。高松ともしジャンが同室だったら、高松が慣れるしかない悲劇。そりゃあ、高貴なルーザー様にすがりたくなるか。)
・・・南国以降の高松が一番言いたいのは、「ジャンが生き返ったのに、どうして私のルーザー様は蘇らないのですか」という事かもしれません。ルーザー不在のまま、幼いグンマを抱えて、ガンマ団の科学担当という空巣を守ってきたのに、ルーザーを死に追い込んだイチゴシャツに「おっ、ここいいねえ〜、借りるぜえ」とか言いながら、踏み込まれたら?
ジャン&サービスが分かちがたいものだとすれば、兄のルーザーが残した分野だって、いくらでもジャンの好きに出来ます。ああいう気にしないタイプの男なので、高松程肌理細やかでない分、もう、「粗野」って言葉しか贈れない状態に陥るかも。
グンマとキンちゃんも、口うるさい高松より、一見フレンドリーな性格でサービス経由でいくらでもお金を引き出せる無精ヒゲが面白く感じたり。
もう誰も、高松が何を感じているのか分らなくなるかも。高松自身滅多に訴えてこないし。「私とルーザー様の思い出に、汚い手で触れないで下さい」とは、プライド高くて言えないだろうし。マジック現役時代なら、高松をあやしながら能力を引き出していたかもしれないけど、グンマ&キンちゃんはまだ子供、サービスはジャンに夢中となれば、ハレかなあ。もしくは成長したグン&キン。
冗談ですが、こんなストレス、あんなストレスが高松の中で動かしがたいものになると、「紅が紅龍でマスターJメッタ斬り」に繋がるのかなと。もう、ジャンのあれがダメこれがダメの話じゃなくて、ジャンの存在・思考・痕跡自体を消し去りたいドクター高松。(自身で切り刻むにも値しないから、紅にやらせた。紅は機能停止に追い込まれ、ジャンも復活に時間がかかるので、その間にブラックへ渡ったドクター)
パプワとPAPUWAって、よく読むとどんだけジャン&サービスに甘く、リキッドに無駄にゆるいのかジワジワ分ってきます。特戦隊当時、リキッドの教育はマーカーが担当だったそうですが、マーカーの弟子はアラシヤマただ一人だったはずです。
リキッドはハーレムが乱暴に連れまわしているだけだと思っていたので、なんでそこでマーカーかなあと。だって炎とプラズマって、もう別物じゃないですか。基礎的な部分をマーカーが教えたにせよ、別にそんなにリキッド押ししなくても。特戦だって、リキッドがらみでなければ結構プロ意識の強い、さすがマジックの弟が率いる隊だと思わせる部分があるのに。
ジャンだって、24年間サービスを放置していたあたり、なんか誠意がないというか。サービスが納得しているからいいんですが、高松ならそんな愛し方しないよなあと思ったり。(高松の誠意って伝わりにくいなあといつも思う。) |
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