PAPUWAのミツヤの話を読んでいました。マジック個人の話が読めていいなと思うのですが、主人公と言ってもいいはずのコタローが空気な謎。
へ〜、ちっさいハーレムとサービス可愛い〜と読んでいたら、恐ろしいことに気が付きました。ちっさいハーレムいわく「ルーザーは寮に入っているから、週末しか帰ってこない」そうです。初め読んだ時は、へ〜ルーザーらしい家族思いな暮らしだなあと思ったのですが、恐らくルーザーなので、そうそう自分の習慣は変えないでしょう。
つまり、サービスが士官学校に入った頃も、ルーザーは週末は家に帰った可能性が強いんです。サービスなので、男くさい寮で暮らせるのか、またはVIPとしての超豪華な個室が寮にあったのかは謎ですが、ルーザーが片時もサービスを放そうとしないだろうとは予想がつきます。家族ですし、サービスとルーザーならそうでしょう。
・・・・つまり、高松は平日はサービスやジャンと勉学に励んだり、サボったり、ルーザー様のお手伝いをしていても、週末をルーザーと過ごす事は、お屋敷に招かれでもしない限り難しいです。ジャンはサービスの自宅に押し掛けるかもしれませんが、高松はそういうはしたない事が、したくても出来ない男です。(ルーザーに嫌われそうだから)
士官学校っていうから、クリスマス休暇と夏休暇くらいで、大体訓練等で埋まっていると思いきや、まさかの「週末はお家」。いったい、いつ高松とルーザーが一緒にいた時間があるんだと聞きたいですが、想像しるのは妄想の範囲でも、「お仕事中」です。なんか、独身OLと既婚上司みたいです。
勝手に、「遠方へ研究のために長期出張するルーザー様と青年高松」とか、「時間を忘れて実験室にこもるルーザー様と高松」とか、もろもろ妄想しましたが、ハーレムの言葉通り、ルーザーが家族、サービスに代表される一団を忘れる事はないでしょう。高松が実験していても、「サービスが帰ってくる時間だ」と、パッと行ってしまうでしょう。
なら高松はジャンの様に、ドサクサに紛れて求婚とか出来る人かというと、そうでもなく。ルーザー様が他界してしまった事は悔やまれますが、高松にとって報われない恋が続くのと、自分が「ルーザー様の代わり」にグンマやキンタローと接しながらガンマ団の科学者でいることの、どちらが幸せなのかと思うと、選べません。
一人で週末を過ごす、学生時代の高松は優に想像出来ますが、ルーザーが全く高松の事を思い出さないで、週末をお屋敷で過ごすことも同じくらい想像できます。(※ルーザー様は卒業したら、在学中の高松と会ってくれるんだろうかとも思ったけど、仕事なら会いそう。)
ルーザー様にとって高松は、仕事上の信頼はあれど。多分仕事だと思っている「子作り(人工授精って全然簡単じゃないよ?)」の技術的な面に、高松の腕を買ってくれる程側にいたとしても、そんなもんだった気がします。
グンマに誇張した嘘をつけるような高松ではないから、「高松はお父さんが好きだっただね」で済みますが、キンタローに何か言われたら、「片思いでごめんなさい」と高松は思うでしょうか。キンちゃんに高松のフォローが出来るかもしれません。 |
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