クリスマスの話でなくてすみません。
時間があったので、パプワの小説を書いてました。いつも似たようなものになるなという悔恨もあるので、何とか原文に近い雰囲気を求めました。
キンタローとかグンマとか、可愛くてまだまだこれからの子達は書きやすかったと思います。2人は何よりガンマ団の真正トップ・シンタローと仲がいいのが有り難いです。精神的に楽です。グンマ、南国ではもっと扱いがひどかった気がしますが、なんとなく改善しています。
若い高松と生前のルーザー様の話も書きたいと思いました。マジック、ハーレム達は「高松はルーザーの事を慕っていた」という納得がありますが、実の所どうだったのかは、想像するよりありません。
ただ高松が南国で「24年間誰にも愛されなかった」とキンちゃんに泣き顔を見せた時、あれっと思いました。24年間のキンちゃんの不幸は、もうマジック、ハーレム、コタロー等は理解済なんです。特にキンちゃんに「生まれてきてくれてありがとう」的な事を彼等は言ってはいませんが。「この子も一族らしいね」という曖昧な反応です。キンちゃんはその曖昧さに耐えられなかったのだろうと思います。
あくまで推測ですが、高松は「愛されなかった」事に、何か心当たりがあるんじゃないかと思いました。一族の人間でもないのに、ガンマ団に居座るあたり、高松に帰るべき普通の家庭があったのかも謎ですが、伯父叔父甥に囲まれたキンちゃんに対し、何故、自然に「愛されなかった」という言葉がでるのでしょう。「私が愛してあげたかった」という気持ちもあると思いますが。
今のところ考えるのは、「高松は自分がルーザーに愛されていたと思っていない」という事です。高松のギャグかと思う程のガンマ団への奉仕ぶりを思うと、「ルーザーに愛されていたから」ではなく、「ルーザーに愛されていなかったから」じゃないかと思います。
ルーザー、高松の能力と用心深い所は買っていたでしょうが。それ以上の事はなかったんじゃないかなと。才能を愛するってのもあるでしょうが。ならばあんな泣き方、高松はしないでしょう。「一人ぼっちでお辛かったですね」と言えるのは、一人ぼっちである事を、どうにかして克服した人です。
グンマを愛することで高松は救われた部分があると思います。でもそのグンマに何となく放置されている、PAPUWA世界。・・・キンちゃんの粗削りで素直な所は、多分ルーザー様とは異なる個性だと思います。キンちゃんが高松をある意味支えている部分もあるでしょう。Content-Disposition: form-data; name="image"
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