キグナス氷河、お誕生日おめでとうございます。自分も冬生まれです。もう誕生日が来てもそうそう嬉しい歳でなくても、永遠の少年達と気持ちは一つです。
以下は、個人的に真面目な話です。
パプワの高松をシンタローが変態呼ばわりするのに否定はしないけど、もしシンタローが高松をサディストとして変態呼ばわりするのなら若干誤りで、それは高松が周囲に張っている煙幕の様なもの、彼の本当の顔は逆なんじゃないだろうか、という事は後日書きます。
オタクに目覚めたのが中学に入った頃なので、テレビには東映アニメがジャンジャン流れていて、インターネットもなく、テレビと雑誌と口コミが全てでした。パプワくんのアニメが終了し、そのままスラムダンクを見て仙道彰に惚れたりしました。(当時のクラスメイトには色々な意味で会えない。悔しいがまだ仙道が大好きだ。)
セーラームーンも自分が中学に入った頃が、最も注目を浴びていたと思います。Rの頃です。自分には妹がいまして、「なかよし」「りぼん」を彼女は買っていました。小さかった妹の「なかよし」を巻き上げて、切り抜いたりしました。(時効かもしれないけどオタクの姉を許してくれた妹に感謝する。)
セーラームーンを読みながら、柴田亜美の「緊急出動!すずめちゃん」も全8話なかよしで読んだと思います。何せ8話しかないのと、セーラームーンを読んだ後でなかよしをなめる様に読んだので、記憶も割と鮮明です。(CCさくらはまだ始まっていなくて、レイアースと辛うじてかぶるくらいの時期です。)
噂ではセーラームーンの人気により、なかよしが強気だった時期だそうです。CLAMPが招かれて、数年後にさくらが大人気になった事を思うと、そうなんだろうなと思います。何故柴田亜美のギャグ漫画がなかよしに招かれたのか、経緯はよく分りません。8話完結なので当初の予定通りだったのか、何かあって短期連載だったのかも分りません。でもあの時期のなかよしなら何でも出来ただろうと思うので、これまた噂で言う「ネタ切れ」なんでしょうか。
「すずめちゃん」を買うことにしました。スーツマン秀樹を思い出し懐かしくなったのと、確かすずめの従姉のひばりが「長い黒髪、長身でタレ目美女」だったのを思い出したんです。「なにその女高松みたいな外見」と思うと、密林をクリックしていました。
「すずめちゃん」のお話は記憶だと、恋愛要素ほとんどゼロのギャグです。パプワの様に、「お子様の下へ何故か来る残念なイケメン達」の話の様なものだったと思います。上記のひばりお姉さんも恋愛している場面は確かないです。なかよしは何を求めて、この漫画の連載を進めたのか。少女漫画雑誌だから必ずしも妙齢の男女の話でないといけないという事はないでしょうが、メインが「残念なイケメン」って嬉しいじゃないですか。
勝手な雑感ですが。
柴田亜美の漫画でお馴染みの「美男同士の恋愛」を省くと、8話しかもたないって事でしょうか。どう思い出してもなかよしなのでサービスの様なキャラはいなかったですし、むしろPAPUWAの心戦組の様な愉快なお兄さんが大半でした。
柴田亜美の本気は「美男同士の恋愛」にあると。「すずめちゃん」についてしばらく考えて行き着きました。パプワもシンタローがガンマ団に帰り、コタローを救出し、実父が率いるガンマ団に挑むという内容でもよかったと思うんです。でもいつのまにか、物語に倒すべき「敵」がいなくなって、残ったのは「青の一族の美形お兄さん達」でした。長い連載の果てに完成されたのは、サビの美貌と身勝手なまでに完成された性格だったんでしょうか。
(結果的にサビを追い求めるジャンの存在はどんどん必須のものになり、ジャンにどうしてか科学力その他のオプションが増加。何の超能力も持たず、キャラクター性だけで成立していた高松の後退につながる。高松なら子供相手に笑いもとれるし、条件次第で乙女より乙女なので常に美味しいのに。) |
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