パプワの世界がどこの国なのかは分りませんが、日本の民法だと、父親が子供の出生前に亡くなった場合、父親の財産を胎児だった子供が相続する事が出来ます。生まれた子供を保護するためです。日本式ですみませんが、キンちゃんは生まれていてもいなくても、ルーザー様の遺産を相続出来ます。ルザ様は恐らく、ライオンパーパの遺産を相続して手を付けていないと思うので、結構な遺産がキンちゃんに渡ったわけです。
子供すり替えのためキンちゃんの財産は、いったん幼グンマ(※つまり高松が一旦管理したと思う。高松なので資産運用して若干増えたかも)に渡り、シンタローと分離した後で、キンちゃんに渡ったと考えられます。グンマは財産を取り上げられる格好ですが、マジックの財産規模を考えれば損はないはずです。(※マジックの私財は本来グンマとコタローの2人だけのもの)
なんでこんな事を思ったかと言うと、青の一族って拝金主義に近い男が多いので、相続争いにでもなれば面倒だなと思ったんです。
高松妄想で申し訳ないですが、PAPUWAの高松は無給だと思います。ガンマ団のお金をシンタローの許可なしで動かすのはどんな理由であれ難しそうですし、シンタローだから「あの変態に俺が頼んだ訳じゃない」と言いそうだなあと。高松もガンマ団にいて長いから、くれないもんはくれないという事をわかっている分、自己満足に走りそう。
キンちゃんが自分のお金で高松を雇うしかないなと。そうでないなら、ライオンお祖父様とルザ様からの遺産を引き続き高松に管理させて、手数料的な意味で高松に支給してほしいものです。総帥がシンタローなので適当に退職金を高松に投げ与えて、「もう来んな」とか言いそうなので、キンちゃんにドクターを守って欲しいんです。
(※リストラされた後までしがみつく程の職場なのかどうかは聞けない。高松にとってガンマ団は単なる職場じゃなくて、ルーザー様との唯一の接点。ルーザー様にとって高松はただの人材に過ぎなかったとしても。・・・ただの人材にでも自分の子供育てさせそうな雰囲気が何故かある職場。そんなことさせれば高松が喜んでしまう。)
PAPUWAのグンマに言わせれば、「高松がルーザー叔父様を忘れられなくてあれこれ頑張ったのは分ったけど、僕やキンちゃんには関係ない。もういいでしょ高松。」となりそうです。グンマの言いそうな事は正しいですし、高松の思いと積み重ねた労働に応えられる人は、ルーザー様しかいないのだから、徒労を選んだ高松が悪いのかもしれません。
もしキンちゃんが高松を大事に思うなら、自分で高松を雇って欲しいなと思いました。
何せ青の一族なので、キンタローが「高松のために相続権を主張した」となれば大騒ぎです。キンタローはあくまで「もう大人だから自分の財産を自分で管理したい」と家族会議で申し出るしかないでしょう。グンマは放っておいてくれるでしょうから、後はシンタローのダメ出しとどう闘うか。
・・・・・高松はサビに卑劣だの、ジャンから根性が悪いだの言われますが、秘石眼も持たない、秘石の番人でもない普通の人間である彼が対等にやっていくのに、手段を選ばないのは仕方ないと思います。・・・この漫画でこんなに立場上でも超能力関係でもハンデの多い男っていないんです。
キンちゃんが、高松のちっぽけさに気が付いてくれないでしょうか。(シンタロー、グンマ他若手は高松を怖い変態医者くらいにしか思っていないだろうけど。マジック、そしてルーザー様は何も持たないただの少年だった高松を知っていたんだろうなと思うとしみじみする。) |
|