あくまで漫画の中の可能性の話だとして。
■キンちゃんとグンマの母親は同じ女性。マジックが調査させて卵子提供を依頼した女性の卵子を、ルーザー様も希望した。 ■全ての過程を匿名、マジックとルーザー様は別個で進めたと考えた方が自然なのだけど、マジックは兎も角ルーザー様は兄貴の件に乗っかっただけの様な気がしないでもない。そんな事を許しそうな兄弟。
■グンマの出身が群馬、シンタローの日本へのこだわりから、グンマとキンちゃんのお母さんは日本人。シンタローが普通の目である事をマジックはなじったが、父子関係は疑わなかった。 ■該当の女性の身辺を調査している時に、近親者の中に中学生くらいの高松がいたり。人質代わりにもなるし、優秀な美少年だったのでガンマ団士官学校に入ることになった高松。(該当の女性が高松の叔母くらいならあり得る。何代か前の実家が香川で、自分は群馬生まれかも。)
■卵子提供の件とセットで、ガンマ団に関わりだした高松。誰も口外しない姻戚関係。 ■ルーザー様にすると兄貴に乗じたとは言え、子供の母親と仕事の助手(高松)をセットで得た事になる。
可能性の話です。
PAPUWAで山南がマジックのブロマイドその他を見て、精神安定剤にしていますが。私は自分と同じ事をしている人間を初めて見ました。山南からブロマイドその他を取り上げないでと思うのと同時に、我が子がある意味寝たきりになっているのに、お小遣い稼ぎなのか、ファンクラブ活動を引退後に始めたマジックに何か言うべきでしょうか。
(マジックの場合、成人する前から山南みたいな男がいっぱいいたかもしれない。引退して時間が出来て、本格的にリアルな追っかけを実行する男が出てきてしまったので、そういう男達のはけ口として、ファンクラブがあるのではと思う。
いずれにしろ実父がそんな状態で、自分の主治医と兄が不仲っぽいので、コタローが不憫かも。シンタローと高松は、コタローの治療をめぐって相当やり合ったと思う。健康体で眠っているだけの子に、一般の医療は利かないだろうから。)
原稿を描いていたら、高松が本気で通報されそうになってしまい困っています。番外編で、路上で鼻血を出して臥せっているくらいなので、通報とまではいかなくても、搬送されそうな程度の「変態」ではありそうです。なんとなしにPAPUWAのグンマが高松によそよそしいのも、無理ないのかも。
逆にキンタローが幾分高松に甘い気がします。ルーザー様への思慕を許してくれているというか、若干ファザコンないしマザコンの匂いがしなくないキンちゃんなので、親の代わりの様な高松の存在が気持ちいいのかも。従兄弟達の中で、一番性格がいい意味でお坊ちゃんですし。
(実父と同じ髪型、同じ服、同じ崇拝をあてがわれて文句が出てこないキンちゃん。グンマとシンタローなら、嫌がるのに。・・・・キンちゃんは両親に甘える時間がなかったから、高松が代わりなのかも。ファザコンと言うべきか、マザコンと呼ぶべきか。エディプスコンプレックスの完成形。
またはルーザー様の様に、キンちゃんは高松を「人材」と割り切る事が出来るのかも。シンタローやグンマはある程度、人柄とか合う合わないを気にしそうだけど、えり好みしないで、「人材」を「能力」だけで見ようとする事が、ルーザー様とキンちゃんには出来るとか。高松も生まれてこの方散々言われてきた、「お前おかしいよ」「どうにかならないのか」というセリフ、もう聞きたくないでしょう。)
何かしら大胆な事をしでかす青の一族の中で、グンマだけは特に何もしでかしていない印象です。グンマは実は女の子じゃないかという風聞にも、うなずけるくらいです。グンマが、例えばマジックのシンタローへの執着、シンタローのコタローへの執着の様に、熱心にこだわらなければ失ってしまう様な焦燥を感じてこなかったという事だと思います。 高松が絶対的にグンマを守ろうとしていたから。後にキンちゃんが現れて、高松の現在の愛情の全てを独占する事がなくなったから、グンマも若干大人になったと。高松のしてきた事って、無駄じゃないと思います。 |
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