madeingermany

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...... 2013年02月20日 の日記 ......
■ 金銭感覚   [ NO. 2013022001-1 ]
パプワの高松、キン&グンに可能な限り教育を施したいと思っていると思いますが、彼等に金銭感覚を教える事は難しいなと思いました。グンマなんて、ルーザーの子供とされていた、どちらかというと日陰の頃から、ロボットを作る機材と電力、人員は好きに使っていた訳で、いまさら節電とかグンマに無理でしょう。

よく漫画やアニメで神社にお賽銭投げようとして、ブラックカードをハンドバックから出すお嬢様がいますが、そのレベルの金持ちなんじゃないかと思います。(ミラクル☆トレインの姫乃さん。地下鉄に乗ったことがなく、結婚相手を父親に決められそうになって家出した。)



どんなお嬢様、お坊ちゃまでも月並みですが「恋愛」「異性」を通して成長する事ってあるわけで。「彼女に贈り物をしたいからアルバイトする」とか。ミラクル☆トレインの姫乃さんも、献身的に一日一緒にいてくれた月島十六夜に何か思ったようですし。

キン&グンは柴田亜美作品のキャラだけあって、体ばかり成人してもそんな機会はないようです。お金持ちならお金持ちなりの異性との出会いってあるはずなんですが、流石柴田亜美作品。厳格な家系の欧州貴族でも、御婦人へのマナーや社交ダンスの心得がないと、「金持ち」としてもアウトです。(書いていないだけ?)

(マジック、ルザ様、ハレ、サビの4人が立場と美貌に相応しい礼装でめかし込む展開は原作者的にOKだと思うけど、ルザ様が女性の腰に手を回してワルツとかいうのは、多分無しなんだろう。「高慢と偏見」並の華麗さが期待できるのに。イメージだけだとマジックの財産規模はダーシーくらいなものか。

この4人の中で一番平然と、婦人とのステップが踏めそうなのはルザ様だと思うんだが。基本的にサビのご機嫌以外どうでもいい人だし。パーティー前夜、「久々でステップを忘れた。」と、高松を相手に踊り明かしそうなオチは美味しい。「ルザ様と踊った」という記憶だけもらう高松。なお当日、高松はちっちゃいキン&グンとお屋敷でお留守番。)

高松はガンマ団の中で責任ある立場だったとしても、所詮一般人です。キン&グンが自分の子どもだったら、キッザニアに連れて行きたい所でしょう。軍事なんて一番金のかかる仕事なのに、三億円ホイホイ使える家庭って。



ガンマ団も冷静に考えると不思議な団体で。マジックの家系は恐らくとても古いものです。古くて軍事に強い家系が、傭兵になるって違和感あるなと。スイスの様に出稼ぎ感覚での出兵はあると思うのですが、現実の貴族は第一に自分の所領や国家を考えるもので、傭兵になんてならないでしょう。

ガンマ団がマジック一代で築いた団体というなら飲み込めるアラも、PAPUWAで無駄に設定が増えた分面倒です。シンタローの存在がさらにガンマ団を迷走させています。シンタローは原作者の傾向である、「お気に入りキャラに無駄設定継ぎ足し攻勢(例・無駄に地位の高いキンちゃん)」の、嚆矢だったんだなと。赤の番人のコピーだとか、青の番人のコピーだとか、そんな面倒くさい継ぎ足しなんかしなくても、シンタローの(アニメの方の)性格を十分生かしてくれれば、それで良かったのに。

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