雑感です。マクロスプラスを見ていますが、テンションの高いたくみさんの声に慣れました。ちなみに92年のNKHアニメ「ヤダモン」のハンナの父親、ヨハン・フローゼ氏がたくみさんとの初めての出会いでした。94年のレイアースのフェリオも。多感な時に何度も聞いた声って、忘れないものだなと思いました。
・・・・いまロックンガンマ、マジックの憂鬱、一致団結ガンマ団、嵐の四兄弟を続けて聞きました。ドクター高松がいやらしいです。ハレが企画した合コンに、「独身男性医者43歳」の触れ込みで出会って、こういう人だったらいいなと思わないくらい、いやらしいです。
どのスイッチをひねったら、南国6巻でキンちゃんを迎えに行って泣き出したドクターになるのかと思いますが。そんな可憐なドクターと、変態と呼ばれて久しいドクターって、地続きだなと最近思います。
高松のいやらしさ(姑息、色っぽい他色々意味があるけど高松の場合全て指していいと思う)って、人間が持ち得る最もハイなものだと思います。・・・上には上があって、ルーザー様、マジック総帥、サビ・ハレの「いやらしさ」は天上のものだと、嵐の4兄弟を聞いて思いました。人知を越えてしまった4人。
(だからキン・グンが、親世代の様な天井知らずの破天荒なキャラ特性・色気等を持たないのは、いい傾向なのかも。4兄弟&ミツヤ〜高松〜キン・グンと、人間がマイルドになりつつある気がしないでもない。高松を青の一族の連鎖に含めて考えてはいけないかもしれないけど、キン・グンを「お母さん」の様に愛したのは彼なので。)
■高松は南国終盤の追い込みで、「一番好きな人」「守りたい子供」「守りたい理由」全てが少しずつ変更になりましたが、意外と違和感を覚えません。むしろ愛する対象が増えた気がします。初期のハイテンションのおじさんのままでもきっと好きになったと思いますが、どっちも好きです。
■やっと南国のパイロットフィルムを見ました。5分間の短い間に、シンタロー帰還以降の内容がドッと入っている内容です。キンちゃんがほとんどミヤギに見えます。ミヤギが髪の毛を切っても、見分けがつかないレベル。声は森川さんでスラムダンクの時の声よりずっと低いです。
■ソネ君とのバトルの高松。「高松大好き」とサビのメモを読むグンマに対する高松の後ろ姿って、「棒読みでも、サビの差し金でも、例え貴方に好かれていなかったとしても、私は貴方を守ります」と言う、高松逡巡のコマだと思っていました。
ですがパイロットフィルムだと、「愛するグンマの言葉を全身でがっちりキャッチする高松」という効果になっています。逡巡しておらず、グンマの言葉に素直に喜んでいる感じになっています。南国アニメらしいです。マジックの子供でも、もうそんな事つい忘れてしまうくらい、グンマの事が好きだったのだなと。
アニメにはなっていませんが、キンちゃんと高松の出会いも、南国アニメで尺が許すのならいい味になっていたでしょうか。でも高松のルザ様への思いを描いてからでないとなので、南国アニメらしいテンションではなくなると思います。想像の中だけで、楽しんで置きます。 |
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