パプワ雑感です。マジックの憂鬱を聞きながら、ここまで溺愛されるシンタローのその体は、他の誰でもないキンちゃんのものだと思うと、どうしたらいいかわかりません。シンタローの心はキンタローの身体から抜け出て、ジャンの身体の中に落ち着き、ジャンの心は秘石が再度作った体に腰を据えています。
最初から、コタローに殺害されたシンタローに秘石が作った体を与えればよかったのにと思いますが。仮にそうしたとしても、マジック伯父上から24年間キンちゃんの身体が色々された疑惑は残るわけで。
(かといって、マジックが生まれ出たキンちゃんに特別な関心があるという描写はない。むしろ露骨に避けていて、高松が保護するまでキンちゃんは孤児同然だった。体よりも心なんだとこの漫画は言いたいのだと思うけど、日々無茶しがちなキンタロー坊っちゃんの体調等を案じているお医者様がいるから複雑。)
マジックとシンタロー。 ■カレーを与える。惜しみなく金と権力を使う。 ■膝抱っこ、このあたりは兎も角 ■マジックの憂鬱を丸のみした場合、子供が20代後半でも一緒に眠る父子。 ■マジックの憂鬱を丸のみした場合、子供が20代後半でも一緒にお風呂に入る父子。家庭用の小さいお風呂じゃなくて、ガンマ団本部・支部にはネルフみたいな大浴場があるとも考えられるけど、マジックとシンタローが来た時点で、風呂に入っていた団員はそそくさと消えていきそう。
高松に一体何が残されていると言うのか。
(夏コミで描きたい内容の一つに持ち越すけど、自家用に過ぎる。「初めて」なんて、該当者が主張すれば「初めて」でいいと思う。チャッピーを抱っこしたキンちゃんが、「動物を触るのは初めて」とシンタローにあるまじき事を言うので、キンちゃんの身体的・精神的記憶はそんなものなのかもしれない。基本ギャグ漫画で良かった。)
■キン・グンとアルマジロと高松について。
グンマのお菓子の中に紛れてガンマ団に来てしまったアルマジロですが。最初から、高松がグンマのおやつ込みで、キン・グンの私物を管理していたら、アルマジロ&秘石の欠片の発見はもっと早かったと思います。キン・グンの私物と言ったって、妙なハウツー本とお菓子なんですから、固守する程の内容じゃないでしょう。
キンちゃんの場合、ハウツー本に頼ってる事を高松に知られたくないのだと思います。高松からすれば得体の知れないハウツー本を真似てキンちゃんが恥をかくよりも、長年の経験を生かして若いこの子を指導したいのはやまやま。それでもキンちゃんが一人で頑張りたいのなら、高松もニヨニヨ見守るしかないかも。
逆に言うと、お菓子と妙なハウツー本以外は高松のチェック済だった訳で。一応要人であるキン・グンに対し、迂闊な外部との接触は警戒すべき事。キン・グンに自分達が要人である自覚があれば、高松が厳しく周囲を監視してくれた方がいいと思ったのかもしれません。
高松がグンマのおやつセットをバスケットか何かに入れてサッカー場に運んでいたら。美味しそうな匂いに誘われてアルマジロがバスケットに飛び込んできて。あっさり高松に捕獲されて、話が早かったと思いました。
キン・グンは嫌だろうし、恥ずかしいかもしれないし、子供扱いされているようで反抗すると思うけど、靴下一足まで高松に管理させた方が、「要人」として安全で間違いないかもしれないという提議。キン・グンが、普通の家の普通の男の子ならあり得ないのだけど、青の一族に生まれた時点で一般人の様な生活は送れないのだと、早く気が付いて欲しい。
(今自分は黒執事の模倣をしている。靴下一足自分ではどうにもできない坊っちゃんが、とんでもない事をしてくれる展開が好き。いっそすがすがしいまでに、キンちゃんに「命令だ」って言い切って高松をこき使って欲しい。高松喜ぶだろうなあ。) |
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