madeingermany

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...... 2013年03月13日 の日記 ......
■ 独断と偏見のパプワ雑感   [ NO. 2013031302-1 ]
独断と偏見のパプワ雑感です。

キンちゃんは、高松が士官学校の学生を実験と称して血祭りに上げていた事や、グンマが成人した後もガンマ団で知らない人はいない盛大な「お守り」をしていた事を知らないんだよなあと。南国終了後に高松の性格を徐々に自分で分かってくるか、他の人から聞かされて知った部分もあったと思いますが、基本、シンタローの様な目で高松を見ていないんじゃないかなと。

シンタローの高松感(ガンマ団で自分がイニシアチブを取れるようになったら即行処分対象?)が間違っているとは思いません。シンタローの世代にしてみれば、高松はそんな男です。でも、一瞬でもキンタローには高松が頼もしく見えたり、甘える対象になったりしたのかなと思っていたいです。

(PAPUWAでもキンちゃんと高松は、「勝手にお母さんに部屋の掃除とかされて怒って喧嘩する中学生男子」に見える。人生で初めて買った親に見られたくないものを死守しようとする男の子と、息子の邪魔する気は特にないけど、可愛くもあり未熟でもある息子から目を放せない母親。)



・・・キンタローって本当にルザ様と似ていないなと思います。ルザ様には兄のマジックが運営しているガンマ団を支える事が全てで、弱者や他者(香川県出身のあの子とか)に興味を抱くことが皆無に近い人だったと思います。グンマが側で泣き出したら無視するどころか「キュッ」てしかねません。息子のキンちゃんは生まれた時から、殺生の似合わない子だったと思います。

キンタロー坊っちゃんのそういう甘さは、青の一族由来のものでなくて、高松似なんじゃないかなと思っています。グンマは手段を選ばない性格を高松か譲られて、キンちゃんは高松の知られざる優しさを受け継いだなのかなと、勝手に夢見てます。

(高松の手段の選ばなさは、体は普通の人間でありながら、秘石相手に知恵比べをしてしまう所だと思う。青・赤の一族より秘石を理解していて、「マジックの息子として育てばきっと幸せになる」と、キンちゃんをめぐって両秘石と意図せずして競争してしまった事が恐ろしい。取り合えずジャンには競り勝った模様。※チャンネル5)




昔南国アニメを見て、漫画を読んだ時も感じたのですが、出てくるキャラがほとんど成人男性だなあと。年齢設定を知らなければ、シンタローやグンマはマイナス10歳くらいで丁度いいと思っています。ガンマ団に士官学校があるという設定が後付だとすれば、よくここまで二十歳越えを集めたなと。

(高松については20代の頃から容貌が変わっていないので、突っ込む気持ちにならない。各年代で髪の量もほぼ同じらしい。サビに美容関係の品々を作らされているのを逆手にとって、自身にも活用していそう。あと頭使っている人は老けにくいとも言うし。)

なんでそう思うかと言うと、PAPUWAで30歳近くなったシンタロー達が、アニメや漫画の「28歳」像とかなり違うからです。古めのアニメ等なら、28歳が子供達を守ってくれる様な大人だったりします。シンタローの場合はむしろ南国中期頃の方が、大人だった気がします。マジックという絶対的な大人が側にいる以上、シンタローの「成長」は劇中がてっぺんなんだろうなと思います。グンマがいまいち成長しにくいのと同じで。

固い理由を求めるなら。10代くらいの男の子であれば、ファンタジーものでない場合ほとんど義務教育中です。南国の孤島に行っている場合ではありません。主人公が学校に通っている描写をからめながら、ファンタジー色を醸し出す作品は多々ありますが、そういうオプションはパプワにはありません。

いい大人だからこそ、殺人集団に所属していたり、刺客なんてやっていられるのかなと思ったり。日本人風の子供、しかもどう見ても義務教育中の少年に刺客なんてやらさせるのなら、それなりの理由と書き込みが必要だと思います。いいおっさん達の、自己責任ストーリーだと思えば、パプワ世界のゴタゴタがある程度腑に落ちます。

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■ パプワ雑感   [ NO. 2013031301-1 ]
パプワ雑感です。マジックの憂鬱を聞きながら、ここまで溺愛されるシンタローのその体は、他の誰でもないキンちゃんのものだと思うと、どうしたらいいかわかりません。シンタローの心はキンタローの身体から抜け出て、ジャンの身体の中に落ち着き、ジャンの心は秘石が再度作った体に腰を据えています。

最初から、コタローに殺害されたシンタローに秘石が作った体を与えればよかったのにと思いますが。仮にそうしたとしても、マジック伯父上から24年間キンちゃんの身体が色々された疑惑は残るわけで。

(かといって、マジックが生まれ出たキンちゃんに特別な関心があるという描写はない。むしろ露骨に避けていて、高松が保護するまでキンちゃんは孤児同然だった。体よりも心なんだとこの漫画は言いたいのだと思うけど、日々無茶しがちなキンタロー坊っちゃんの体調等を案じているお医者様がいるから複雑。)

マジックとシンタロー。
■カレーを与える。惜しみなく金と権力を使う。
■膝抱っこ、このあたりは兎も角
■マジックの憂鬱を丸のみした場合、子供が20代後半でも一緒に眠る父子。
■マジックの憂鬱を丸のみした場合、子供が20代後半でも一緒にお風呂に入る父子。家庭用の小さいお風呂じゃなくて、ガンマ団本部・支部にはネルフみたいな大浴場があるとも考えられるけど、マジックとシンタローが来た時点で、風呂に入っていた団員はそそくさと消えていきそう。

高松に一体何が残されていると言うのか。

(夏コミで描きたい内容の一つに持ち越すけど、自家用に過ぎる。「初めて」なんて、該当者が主張すれば「初めて」でいいと思う。チャッピーを抱っこしたキンちゃんが、「動物を触るのは初めて」とシンタローにあるまじき事を言うので、キンちゃんの身体的・精神的記憶はそんなものなのかもしれない。基本ギャグ漫画で良かった。)


■キン・グンとアルマジロと高松について。

グンマのお菓子の中に紛れてガンマ団に来てしまったアルマジロですが。最初から、高松がグンマのおやつ込みで、キン・グンの私物を管理していたら、アルマジロ&秘石の欠片の発見はもっと早かったと思います。キン・グンの私物と言ったって、妙なハウツー本とお菓子なんですから、固守する程の内容じゃないでしょう。

キンちゃんの場合、ハウツー本に頼ってる事を高松に知られたくないのだと思います。高松からすれば得体の知れないハウツー本を真似てキンちゃんが恥をかくよりも、長年の経験を生かして若いこの子を指導したいのはやまやま。それでもキンちゃんが一人で頑張りたいのなら、高松もニヨニヨ見守るしかないかも。



逆に言うと、お菓子と妙なハウツー本以外は高松のチェック済だった訳で。一応要人であるキン・グンに対し、迂闊な外部との接触は警戒すべき事。キン・グンに自分達が要人である自覚があれば、高松が厳しく周囲を監視してくれた方がいいと思ったのかもしれません。

高松がグンマのおやつセットをバスケットか何かに入れてサッカー場に運んでいたら。美味しそうな匂いに誘われてアルマジロがバスケットに飛び込んできて。あっさり高松に捕獲されて、話が早かったと思いました。

キン・グンは嫌だろうし、恥ずかしいかもしれないし、子供扱いされているようで反抗すると思うけど、靴下一足まで高松に管理させた方が、「要人」として安全で間違いないかもしれないという提議。キン・グンが、普通の家の普通の男の子ならあり得ないのだけど、青の一族に生まれた時点で一般人の様な生活は送れないのだと、早く気が付いて欲しい。

(今自分は黒執事の模倣をしている。靴下一足自分ではどうにもできない坊っちゃんが、とんでもない事をしてくれる展開が好き。いっそすがすがしいまでに、キンちゃんに「命令だ」って言い切って高松をこき使って欲しい。高松喜ぶだろうなあ。)

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