お陰様で、春シティに参加して来れました。会場でお世話になった方、ありがとうございます。ミラクル☆トレインサークルとしても、柴田亜美作品プチオンリー参加サークルとしても、一日楽しませて頂きました。東6まで来て頂いて、お手数おかけしました。
以下は雑感です。夏に向けて、全ての雑感が50ページくらいにまとまればいいと思います。SCCは深夜アニメ、ミラクル☆トレインと、パプワで両日申し込んであります。SCC合わせでも新刊は可能ですが、もう少し練りたいドクター観。
■高松の根幹は10代の頃のルーザー様との思い出にあるのだと思う。その時期があったから、「グンマ様のお世話をする」「キンタロー様のお世話をする」という発想も生まれたわけで。ルーザー様と高松の関係が、キン・グンと高松の様な生温かいものでなかったとは言え、基本的に「してあげる、される」の関係だったんじゃないかと思う。対等じゃない事は、キン・グンと高松の関係に共通する。
キンちゃんの場合、高松の丹精が直接この子の仕事に生かされているので分かりやすい。ルーザー様〜高松〜キンちゃんは、仕事を重んじる当たり男性的なのかなと。グンマの場合は、どちらかというと性格が放っておけばサビに近いので、好きな事しかしなそう。機械いじり大好き。
(ガンマ団的に)生産性が高いという点が、ルーザー様〜高松〜キンちゃんのラインの特徴。でもルザ様がちっちゃいキンちゃんを直接指導したら、多分キンちゃんはぐれる。「父さんなんか親でも何でもない」とか早々に言い出して、高松を泣かせると思う。この場合高松の立場は「未届の妻」以外の何物でもないけど、それでもルザ様に従って仕事を支えて、跡継ぎの育成に励む姿をキンちゃんはちっちゃくとも理解して、お勉強してくれそう。「父さんのためなんかじゃない、お前のためだ」って。
(これ夏に原稿にする予定だけど、既に頭の中の高松が和服だ。たくみさんの男のいやらしさを的確に表現した演技が大好きだけど、キャラの中身は戦前の婦人の様だ。19歳で子持ちだからだろうか。)
■「傷ついて怒っている、強力な力を持っている子供」なんて、高松にすれば赤子の手をひねる様なものなのに。たやすく手折られて、利用されそうなものなのに。パプワ島でキンちゃんに出会った高松は、キンちゃんの怒りを「マジックへの復讐」に利用しなかった。(作者が思いつかなかったのではという突っ込みは無しで。)
※コタローをマジックに監禁されて荒れていたシンタローを、脱走へ誘導したのはドクターの一言。
シンタローへあたるキンちゃんのパワーを、マジックへ向けさせればいいだけの事なのに。キンちゃん自身、「自分の偽物であるシンタローがいなくなれば、眠っている時にうっすら感じていた、マジックの愛が自分に向くはず」と思っての暴動なので、マジックを目覚めたばかりのキンちゃんが襲うってのは考えにくいんだけど。
「生まれて来てくれた貴方を愛すべきだった本当の父親は、ずっと昔に亡くなった私の恩人のルーザー様。」と伝えただけで、怒りが収まったキンちゃんは割と単純なのか。それとも、高松が見せた涙が本物だったという事なのか。「私は生まれて来てくれた貴方を、ルーザー様と一緒にお育てしたかった。そうしてあげられなくて、申し訳ありません。」と高松は泣きながらキンちゃんに言ったと思う。ただでさえ脱線している南国終盤なので、全部脳内補完です。 |
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