madeingermany

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...... 2013年03月23日 の日記 ......
■ ルザ様・高松・キンちゃん   [ NO. 2013032301-1 ]
■新宿中央公園の桜が見たくてなりません。あともう少し我慢すれば群馬県でも桜が咲きますが、ミラクル☆トレインで見ていない「名所」って新宿中央公園の桜なんです。劇中で特に触れられてはいなくとも、「この桜の下、吹は悩める淑女を一緒に悩みながらエスコートしただろう」と、ここ2年くらい想像してやまなかったです。

新宿御苑の桜は見に行った事があるのですが、時期的に新宿中央公園の桜はいつも見逃しております。春シティの時は疲労がたたり、まだ咲いていないだろうと新宿に寄りませんでした。私のバカ野郎。「この桜を吹、零二、一は見たのかもしれない」と思いつつ、夏や秋の新宿中央公園を何度も歩いています。今年は逃したくありません。

公園側に熊野神社がありまして。でももう何もお願いしないから、何のお願いもないから、ただそこに行きたいです。

■PAPUWAを読んでいて、タンノ君・イトウ君が南国程シンタローに向かっていかないのが妙だなと思いました。トシゾーに向かっていくあたり、彼等の好みのタイプは理解しましたが。思えば、実りの少ない相手にアタックしみて想像通りで、しかも数年会ってなければそんなものかと思います。思い出したようにマジックに突進していった彼等ですが、本当に「思い出した様」です。南国でシンタローの身内であるサビ・マジックに迷わずアピールしてくる二者が正直で好きだったのですが、ある意味キレのいい恋が出来る二者でよかったです。

「今ここにいない相手への恋」ってのも劇中であったので。関係ないけど、口元のホクロがチャームポイントのキャラって浮かぶのが、るろ剣の「夜伽の由美」だ。泣きホクロのキャラは結構多いけど。


■ここしばらく、何故ルザ様は南国終盤で高松に手を上げたのか考えていました。キンちゃんが思っている通り、「あれはアスだった」と思うのがシンプルだと思いますが、「ルザ様に頂いた傷」とされている高松スキーな方もいらっしゃると知り、自分なりに考えてみました。こんな風でしょうか。

■アスが見聞きした事は、あの時のルザ様も共有している。「実子のキンちゃんは赤・青の秘石の番人がアレコレしていたために、実質24年間眠っていて今さっき起きた。」「実子はキンタローと高松が今さっき名づけた」「キンちゃんと高松は仲良し」「高松が兄の子と自分の子を入れ替えて育てた」「最愛のサビはジャンにまだ夢中」等の情報を、一気に受け取ったルザ様。

■ルザ様はもしかしたらアスを自分の身体から追い出したら、引き続き生きていられたのかもしれない。でもルザ様は蘇ってまで生きていたくなかった。

■24年前もし弟子の高松が頭脳明晰でなかったら、なんとか自分が生き延びてマジックを補佐せねばと思っただろう。もし自分を慕ってくれた高松がキンちゃんを可愛がっていなかったら、残していくキンちゃんが心配過ぎてたまらなかった。高松がもう少し抜けていて心底意地悪な男だったらルザ様がこんなに自分の思い通りに振る舞う事はなかっただろう逆説。

■実子のキンちゃんが初めて愛着を覚えた人、高松を痛めつければキンちゃんが怒って自分に向かってくる事は予測出来る。まだまだ子供っぽいキンちゃんを誘導して、致死量の眼魔砲を撃たせる事は十分可能。生きていたくないルザ様は、手強そうなサビ、ハレ、マジックを動かして自分を殺させる事は難しいと読み、素直な高松とキンちゃんを誘導して死を選んだ。



■アスのまま殺されれば、キンちゃんが実父を殺した責を感じる事は無いだろうけど、「こんな事させたら高松と息子が悲しむからやめておこう」とは思わないルザ様。

若い頃高松はルザ様に辛くされたり、嫌な事されたりした事もあっただろうし、「自分の思いはルーザー様に届いていない」と悲しんだかもしれない。でも高松の思慕をルザ様は知らないのではなくて、どうしてあげていいのか分からない部分もあったと思う。

高松にどうしてあげていいのか分からないけど、高松がしそうな事なら大体分かるだろうルザ様。マジックの子供と自分の子供をすり替えた事のお仕置きと、今ここで高松を死なない程度に負傷させて退場させないと、キンちゃんの自分へ向けて撃たれるだろう眼魔砲を、飛び出した高松が代わりに浴びて死んでしまうだろうから(るろ剣の巴状態)、手を上げてみたルザ様。



■そう思うのは、「私はルーザー様にとがめられた」「キンタロー様がルーザー様を殺した」と高松が受け止めれば、南国終盤の様な落ち着いた表情や、PAPUWAでの嬉々とした鼻血はあり得ないから。一瞬だけ蘇ったルザ様から、何か楽観出来る材料を高松は得たのかもしれないと思った。

それが何だったのかは分からないけど、高松の事だから、今自分が想像したようなルザ様の思いをくみ取り、キンちゃんのために生きようと思ったのかも。高松にとっての幸せって、ルザ様に愛されて幸せにしてもらう事じゃなくて、生きたいように生きるルザ様を支える事にあるので、はたから見れば「それどういうプレイ」と突っ込みたくても、高松なりに納得できるのかもしれない。

南国で得た高松が最大の宝物は、ルザ様から頂いたキンちゃんだと思う。ひどい怪我を負っても、この父子のドタバタに巻き込まれる事くらい、高松を幸せにする事って少ないのかも。

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