madeingermany

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...... 2013年03月28日 の日記 ......
■ ルザ様   [ NO. 2013032801-1 ]
サークル活動をしていて、ジャンルの規模について深く考えたことはあまりありません。近年のサークル数の増減や動向についてはスペースにいれば分かってしまいますし、自分のテンションがジャンルの規模と正比例するなら気にしますが、逆に自分程度だと目下大流行中のジャンルにもし行けば、かえって迷子になりそうです。

心の恋人というか、いつでも自分を見守ってくれている「作品」があれば、寂しくないと言いますか。「俺の嫁」の他に何を望むの?とたまに本気で思います。髪が綺麗で真面目で優しくて、頭脳派で頑固でも愛する「嫁」「達」がいてよかったかなと。

(関係ないけど高松は白髪染めを考慮に入れなければ、髪を染めたことはなさそう。金髪に憧れても金髪碧眼な彼等に憧れていただけで、自身は黒のままじゃないだろうか。高松の潔い部分でもあるし、ルザ様に量が多くてしなやかな黒髪を褒められでもしたのか。)



ルザ様についてです。しつこく様付けで呼んでます。先日ナディアを見たら、ネオ皇帝が塩沢さんでした。ナディアやネモ、エレクトラには幸せな時期の描写がありますが、ネオ皇帝の場合辛うじて死ぬ直前くらいの家族写真があるくらいです。出番の短いキャラでしたが、その生涯も儚い子でした。

ルザ様、キンちゃんを「作る」のは青の一族的な流れで当然だったのかもしれませんが、自分で育てる気があったんでしょうか。サビの事は可愛がっていたようですが、猫可愛がりしていただけで、一向に「育てる」つもりでサビに接していたと思えません。ハレについては、恐ろしいくらい無頓着ですし。

(自分やサビが食べるために働く必要のないクラスの人間であるのなら、尚の事好きな事ばかりしていないで、仕事や使命に身を投じられる様に育てた方がいいと思うんだが。グンマは「好きな事」と、「ガンマ団におけるお仕事」が重なっている稀有な例。多分高松の折衷案。

キンちゃんについては、キンちゃん自身の戦闘能力の高さは認めつつもクラウゼヴィッツでも講義して、戦争も科学であるから武力が全てじゃないと、高松は教えていそう。でも新総帥は敵陣営に眼魔砲撃ちまくる男だけど。)



マジックの子供にせよ、ルザ様の子供にせよ、多額の資金のもとで生まれる事は間違いありません。裕福な家庭でよくあるように、人を雇う事を考えていたのでしょうか。マジックも生まれたのが「シンタロー」でなくて、「グンマ」だったらあんなに可愛がったかどうか。

個人的な解釈で、「さぞ恨まれているだろうし、狙われやすい彼等だから、分家してリスク回避。群れて暮らせば全滅の危機が避けられない」という事で、生まれたキンちゃんと、当然の様についてきた高松と一緒に、屋敷を一戸構えるルザ様。マジックの家でないので、自分が戸主と言おうか旦那様になるのは別にいいけど、多額の養育費があるのにも関わらず、自分であれこれキンちゃんの面倒を見る高松が理解できないルザ様。

「キンタロー様に何かあった時すぐ対応できるから」と高松は言うけど、高松に与えられた仕事はキンちゃんの世話以外にも膨大にあるわけで、それでも時間を作ってキンちゃんの側にいる高松が、全く理解できないルザ様。養育費のピンハネ疑惑まで浮かぶ始末。(ちゃんと高松はキンちゃんのために貯めているけど、貯金の概念が不要なほどの資産家なので、これまたルザ様には理解できない高松の行動。)



南国で「キンタローが自分の子供」と一時的に蘇ったルザ様が確信を得たのは、アスがいる所で嬰児すり替えと、キンちゃんへの愛を告白した高松の言動故でしょうか。ハレがキンちゃんを特戦にかくまったままだったら、キンちゃんの中ぶらりんな立場はそのままだったでしょう。

ハレはいい奴ですが、マジックの存在が大き過ぎて、キンちゃん個人を抱きしめてくれるには至らないのだと思います。「男は女以上に〜」はハレの決め台詞ですが、キンちゃんの欲しい言葉ではなかったようです。

そんな訳で、辛うじて南国では「貴方の子供だから私は愛したい」という高松の思いがルザ様に届いたと思いますが、ストレートにルザ様が小さいキンちゃんと高松と一緒に暮らしたら、高松が何故キンちゃんを可愛がるのかルザ様が理解するまでに、数年を要しそうです。



マジック、ハレ、サビに「高松は余程子供好きなのか、児童心理学でも専攻する気なんだ」と言い、皆が戸惑っている姿が浮かびました。あるカウンセラーさんが、「食事を作るのが愛情表現だと知らなくて、職場の女性達にご飯作るのって愛情表現なのかって聞いたら非難轟々だった」という実話を話していましたが、ルザ様に意見できる人がマジック以外にいる訳もなし。

そのマジックが結構ルザ様に匙を投げているので、期待すべきは高松に愛されて育ったキンちゃんでしょうか。ルザ様が「自分の子供」という認識を持つのかどうか自体が怪しいんですが。南国では高松がキンちゃんの側にいるのを知って、やっとこさっとこ、「パパ」の自意識が生まれた様です。月並みな言い方ですが、ルザ様が「長男」でキンちゃんが「次男」くらいの感触でやっていくんでしょうか、高松。

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