madeingermany

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...... 2013年04月03日 の日記 ......
■ コレクション   [ NO. 2013040301-1 ]
毎年ミラクル☆トレインの公式サイトが四月バカをしてくれるのですが、今年は見逃しました。4月2日の午前零時数分にクリックしたら、もう終わっていました。なんでも駅メンがバスケに目覚める年だったようです。置鮎さんが出ているので納得の展開と言えそうです。吹は運動好きそうですが、努力してゆっくり上手くなるタイプ、零二は好きこそものの上手なれタイプ、一は好きな事しかしないけどある意味天才型かもしれません。年度切り替えのイライラを静めてくれる貴重なバカな時間だったのに、今バスケ六本木君を見つけました。嗚呼。


南国終盤のルーザー様と高松とキンタローについて。

■アスに体をのっとられたルザ様は、「私がこの方の側にいるんですよ(以下略)」と言い切った高松と、高松の側で可愛くなっているキンちゃんを間接的に見た訳で。
■アスがシンタローの記憶ものぞいている事から、見ようと思えば高松の悪辣な教員生活、グンマへの献身等も見られていて。
■諸事情で今生まれた我が子の無意味で自分によく似た暴れん坊ぶりと、その我が子を高松が大人しくさせた経過も大体了承していて。(父子して怒ると暴れる傾向らしい。どの辺が物静かで理知的なんだろう)
■嬰児すり替えは、お腹岩でぶって軽く罰しておくけど、未来を託すべき我が子に高松が必要なのは分かっているので、決して殺しはしない。アスとしても一族でもない高松をあの場から排除するのは自然な事なのだけど、「死ななかった」あたりはルーザー様のお心かなと。片目光らせるだけで人が殺せる方なのに。
■昔のルーザー様なら一族に絶望して、一家心中を計りそうな気がしなくないのだけど、キンちゃんをかばう高松と、高松を慕い出したキンちゃんに何か明るいものを感じたのかなと思いました。



そのうち谷崎潤一郎の小説を10冊くらい読み返そうと思います。以前読んだから知っている様な気がしてしまうんですが、やっぱりあの文体と雰囲気は定期的に読みたくなります。物珍しさの方が先に立つ作品が多いのですが、最終的に「細雪」にたどり着いているので、作品に満ちているのは人生賛歌、溢れんばかりの人間への肯定感です。

谷崎と高松との相性もいいと思います。語弊を恐れずに言うなら、サディズムとマゾヒズムのバランスが近いと言うか、求め得る快楽に到達するのなら大抵の事は投げ捨てられる所が近いと言うか。

ルーザー様と高松の関係も、もしルーザー様が人間コレクション的な意味で高松を側に置いていたとしたら、普通の男性ないし女性は嫌がるでしょうが、高松は若い高松でも喜びそうだなと。自分が心酔する相手に、自分がコレクションされる価値があると思われた喜びであり、「物みたいに扱われて嫌だけど好きだから我慢する」とかいう悲哀は高松には少なそうだなと。



高松・グンマ・キンちゃんの関係を思うに、そう感じました。グンマは普通の子だから、高松に物みたいに収集されたと感じれば嫌がるでしょう。例え高松が自分自身よりグンマを大事にしたとしても、コレクターがコレクションを身を以て守る感覚と似ていれば嫌かなと。(コレクターからすれば無私の愛なんだけど)

高松の愛はグンマたった一人の物ではなく、生まれてきたキンちゃんにすぐ及び、そしてキンちゃんのお父様であるルーザー様に端を発する愛だったと思えば、以前の様にグンマは高松を愛せないと思います。

ならキンちゃんも高松を嫌がるかと言うと、そうとも思えないんです。キンちゃんがまだ子供だからかもしれませんが、この子は「自分はしっかりしている」と思っている所があって、「高松は父に代わって自分が守らないと」と思っていそうです。高松は出会って数時間で手術を要するような大怪我していますし、高松もキンちゃんにはグンマに対する時より人くさい顔、弱い顔を見せています。
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...... 返信 ......
■Pecfret answer! That   [ NO. 2013040301-2 ]
Pecfret answer! That really gets to the heart of it!
Isabel 2014/02/09 02:30:37 [MAIL] [HP]
■Articles like this a   [ NO. 2013040301-3 ]
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www.medspricechart.com 2014/03/16 13:19:26 [MAIL] [HP]

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