昔から夢を見やすいです。寝る前に考えていた事をそのまま脳が続きを考えている様で、起きて考えている間は「考えている」自覚がある分まだいいのですが、眠りながら考えると、あたかも実際に体験している様に感じます。
夢の中で、自分はどこか知らない駅前の複雑なビルの中にいて、焦ってエレベーターに乗り込んでいました。エレベーターの中で、扉に向かって「キンタロー様、キンタロー様」と自分は言っていて、それを職場の上司に知られていて、何か別の自分がしでかしたらしい良くない事と関連していて糾弾されかけていました。
夢って起きていた時に考えていた事、見ていた事を再構成したものらしいので、「なんでこんな夢」と思う反面、「あれだけ脳を興奮させて眠ればまあ見るだろう」と思います。職場の人に、「一般の人達と同人サークルの人達を、カタギとカタギじゃない人と呼ぶ事があって、自分はカタギにはなろうとしてもなれない」とこの間話したばかりです。カタギ中のカタギな仕事をしているのに、こんな話題で笑ってくれてありがとう先輩。
全ての人が安らかであるはずの夢の中で、キンタローの名前を叫ぶって幸せだと思います。そこまで分かち難くなっている証拠ですから。(一応確認ですが、キンタローは男性の二次元キャラです。目下ブレイク中の女性芸人の方ではありません。でもあの芸風は結構大好きです。)
にしてもキンちゃんでもなく、キンタローでもなく、キンタロー様って呼ぶのは一般のガンマ団員と、某医者なのだけど、そこまでしつこく名前を呼ぶあたり、夢の中で自分は某医者だったのかもしれません。彼もキンちゃんによくない事しようとして新総帥に捕まりそうですし。
高松についてです。
PAPUWAプロローグでコタローの目を覚ますべく医療に励んでいた高松ですが、成果が出なくて新総帥に処分されたんじゃないかなと思います。医療の成果なんてそう簡単に一般人から処分されるもんじゃないとシンタローが憎く思えました。
でも高松なので、グンマやキンタロー、ルーザー様に何かあれば人事を尽くした上で、「奇跡」が起きるまで枕辺にいるでしょうに、コタローにそこまでしたかどうか。シンタローなので高松が本気を出し、かつ本気をどれくらい維持出来るのかは、グンマを通じて知っています。
医療について素人のシンタローが高松に不満を感じる事はお門違いかもしれないけれど、「高松はコタローに本気じゃない」とは感じたかもしれません。マジックなら、高松にコタローに対し一通りの処置を依頼して気が済んだでしょうが、シンタローではそうは行きません。PAPUWA中盤まで高松が不在なのは、そんな背景かなと。新総帥が高松に依頼したのは「奇跡」であって、「奇跡」を起こせる又は起きるまで粘れる男が実力を出さなかったのは、不満を買いそうです。
高松とキンちゃんとグンマとコタについて。
上記のとおり、ガンマ団筆頭医師としてお体裁を維持しにくくなった高松。グンマも実弟コタローに対し、自分に向けていた様な激しさを見せない高松に、今までとは違う気持ちを持つ様になったかもしれません。その辺は皆医療について素人なので、高松をどれくらい信じられるかによります。シンタローは既に赤信号、グンマは黄色。キンちゃんは何故か緑。
高松も一般的な男性がそうである程度は、「侵犯」される事が嫌いだと思うので、「コタロー様には手を尽くしましたが駄目でした」と言ってどこまで親族に誠意を見せたんでしょう。マジック、キンちゃん、サビ、ハレあたりは納得してくれたでしょうが。
キンちゃんは士官学校に行っていないので、家庭教師・ホームドクターとしての高松は知っていても、横暴なアカハラ養護教諭だった高松を知りません。同世代の様に「あんな威張っていた癖にコタローを救えない」とは思わないかもしれません。「高松は頑張ってくれたんだから」と思うだけで。 |
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