パプワの高松について都合のいいことをいくつか書きます。自分は学生時代勉強が好きで、教えてくれる先生方が大好きでした。「勉強をすれば褒められる」という幼少時代の記憶のせいだと思います。実際は偏差値よりコミュ力のある子の方がいいんじゃないかと思いますが。
そのせいか二次創作をしていても無意識に、異性愛・同性愛・友愛・家族愛その他以上に、まず師弟愛を求めます。「教員と生徒の恋愛」というよりも、漱石一門の雰囲気とか、幼稚園の先生と園児の様なのが好きです。私の両親は十分私を愛してくれますが、知識欲とか知的好奇心を刺激し、満たしてくれるものは家庭の外にありました。家庭の外で家族に求め得ないものを探し歩くくせに、欲しいのは甘えさせてくれる相手ってなんなんでしょう。
高松の話でした。彼は他人から実績を評価される事は多少は望むのでしょうけれど、「あんたにはこの価値が分からないでしょうねえ」とか平気で思いそうです。また同時に彼は他人から自身を愛される事を全く計算にいれていなくて、ルーザー様がたどたどしく示していたかもしれない、沢山の愛情のサインを見落としていたんじゃないかと思うのです。(だから「置いて行かれた」「何とも思われていない」「彼のためなら何でもする」とか自暴自棄になりがちなのでは)
グンマは違うと思いますが、隠居するとか言い出した時に見せただろうキンちゃんの複雑な態度も、高松は多分全ては読み切っていないと思います。「自分がこの場からいなくなれば全部上手くいく」とか思ってしまいそうな高松自体が非常に不安で危ういのに。心臓に毛が生えていそうなこの男の持つ繊細さを、本能的に知っているキンちゃんにしてみると、一人にされる自分の今後以上に、フラフラしている高松を案じたかもしれません。そんな心配を受け入れる高松じゃないのですが。
心配するってことが愛情のサインの一つなのに。そして高松が欲してやまないだろうものなのに。
(いっそルーザー様、ないしキンちゃんは高松に対しものすごくベタに愛情を示した方がいいんじゃないかと思う。手を握るとか。高松もお弁当とか作ってくれるのに、自分の事キンタロー様の使用人だとか言っていそう。毎朝キンちゃんが怒っていそう。
高松は使用人の分際で態度がよくないとキンちゃんが怒っているのだと思うけど、キンちゃんは高松のキザな卑屈さが、自分の気持ちがちゃんと伝わっていないせいだと思って怒るのに。でも本当の所高松は五十路前にして、初恋に揺れる少女の様な可憐なハートを持っていて、その自覚が居たたまれなくキザ&卑屈になるんだが。キンちゃんはもう諦めて高松の「ご主人様」になっていいと思う。
ルザ様の場合、自分の子供を高松に残していった事もサインだった気がしてならない。子供については一族の義務でもあるから、高松が受け止めきれていないサインだけど。)
JR四国雑感です。※自分は何オタクかと言われたら、三国志(蜀と孫呉)オタクと言われると喜びますが、鉄道オタクでもあるかもしれません。
■サンライズ瀬戸に乗れば未知のJR、JR四国に王手かと思ってみたがサンライズ瀬戸は確か運用がサンライズ出雲と同じ。東京〜高松間を走る列車であるけれどもJR四国主体のものではなくJR東海・JR西日本主体のものじゃないだろうか。 ■JR四国を満喫するとしたら、ほぼすべての電車は高松発着になる。国鉄時代の名残そのものだと思うが、その前に「鉄道で四国一周」は現実的に無理。線路がない。フリーパスにしても四国山地周辺を高松起点で往復する事になる。どんだけ高松好きなダイヤ。 ■JR東日本に首都圏、JR東海に名古屋、JR西日本に京阪神、JR九州に博多がある。JR北海道は東北新幹線の延伸に期待するとして、JR四国の強み何か。机上の感想で言うならば、高松駅のプライドの高さなんだろうか。
■そもそも国鉄がJR各社に分社されたのって、「積もり積もった債務をどうにかするため」。JR東日本、JR東海が就活学生にモテモテだったりするのはその頑張りの成果。JR九州が大胆なのも分社された故。 ■国鉄分社化の以降の動きいうと上記の様に各社のカラーが濃くなった事もあるけど、「儲からない路線は廃止か三セク」という動きも大きい。 ■JR四国の場合憶測で申し訳ないが、いざとなったらJR四国ごと三セクになるんじゃないだろうか。でも多くの三セクの様に、地域の団結が必要になる。香川・愛媛・高知・徳島が一致団結して新たな鉄道の姿を築くのなら三セクはありだと思う。 ■ただし現状のJR四国の高松への偏愛ぶりを思うと、そうはならないと思う。JR四国オリジナルICカードを作るとしても、TAKACAでないとならなそう。 |
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