madeingermany

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...... 2013年05月05日 の日記 ......
■ 従兄弟   [ NO. 2013050501-1 ]
有名どころばかり読むんですねと言われそうですが、今読んでいるのはメグレ警視ものです。イギリスには行ったことがないのですが、パリの風景なら少しだけ想像できるので読みやすいです。

メグレはよく容疑者・関係者同士に「貴方は彼(彼女)を好きですか?」「愛していますか?」と聞きます。聞かれた方は夫や妻、友人や同僚に対しての質問なので多少怒ります。そんな事聞かれるって事は、警視が見てもあんまり睦まじく見えないからなんですが。

相手への好意の有無で結構人って変わるんでしょうか。英国流のホームズやアガサの小説だとそこまで内面にこだわらない気がします。(でも高松が同じことをグンマにするのと、ルザ様&キンちゃんにする時、必ずどこか違うと思う。ルザ様&キンちゃんには分かりにくい部分で。グンマには高松の取り繕う部分が南国以降よく分るようになったのかも。)



パプワ世界の希望の光、シンタロー、コタロー、グンマ、キンタローの従兄弟衆について考えていました。コタ・グンといる事だし、仲良く横浜スイーツ巡りでもしたらいいよねと、ふと思いました。(何故横浜かは東急の最近の頑張り具合を思っていたからで、自分の地元とかではない。)そんな明るい4人組を想像出来る自分、そんなに周囲とズレてないぞと思ってみました。ですが細部を妄想するに。


■キンちゃんが従兄弟衆のナビなのは間違いない。「皆の直接の血縁じゃないけど何となく周囲の世話焼きが似合う」身のこなしが誰かにそっくりだなと。キンちゃんが二代目高松と言うか、高松は「隠居」する際、ガンマ団の本丸から離れる時にキンタローに「どうかグンマ様をお願いします」と言っていると思う。
■キンちゃんの高松への答えは「分かった、任せろ」だったと思う。面倒みられるグンマにすれば願ったり叶ったりだけど、グンマはそれでいいのだろうか。彼は自立心が向上したから高松を避ける様になったんじゃなくて、「高松が一番好きなのは僕でも僕のお父様でもない」事実があるからじゃないかと思う。

■高松がどのくらいグンマの一番目の叔父さんとグンマの従弟を愛しているかというと、「貴方の手になら私は殺されてもいい」と思えるくらい好き。そんな、人目を忍んでいるんだが忍んでいないんだがよく分らない恋をしているのに、自分の世話をわざわざしている高松が「気持ち悪い」と南国後のグンマは思ったかかも。
■その「気持ち悪い」高松の代理であり、同じ様にグンマの身近にいて、「お前は菓子を食べ過ぎだ」とか言う男こそキンちゃん。もし「キンちゃんが僕の事を気にしてくれるのは僕の事が好きだからじゃなくて、遠くにいる高松をがっかりさせないため」とグンマが知ったらこじれそう。でもこじれない。グンマは一人で生きていくくらいなら、「気持ち悪い」男と一緒に過ごすと思う。

■マジックがシンタローを愛する様に、シンタローがコタローを愛する様に、グンマが誰かを一途に思う日は来ない様な気がする。そしてグンマが誰かの「一番」になる事もなさそうな気がする。傷つきやすい恋をしている高松をいじめてみても、ルーザー叔父様・高松・キンちゃんの四半世紀かけた愛情の受け渡しにグンマが直に加わる事はないのかもしれない。
■でも高松はグンマを育てる時期がなかったら、生きていなかったと思う。ジャンにそっくりなマジック(ルーザー様)の息子を見つめるだけじゃ辛過ぎるし。高松がグンマを愛した思いはウソでもデタラメでもないのだけど、実らない何かなのかも。


■みなとみらい辺りで、従兄弟皆でアイス食べたりする時。キンちゃんがハンカチと救急セットを持って従兄弟衆の側にいたら、グンマはどう思うんだろう。別に何とも思わないだろうけど、恐らくハンカチの使い方は誰かと同じ。
■キンちゃんが地味に「デートにお勧めの夜景コース」とかのチラシ胸に入れていたら、グンマはえらい目で見ていそう。シン・コタは落としたい相手でもいるのかと思うくらいか。おまけにキンちゃん、「年上と楽しめるような場所ないだろうか」と、コタのナビしながら模索していそう。
■また調子よく半月後くらいに、誰も差し入れていないはずの崎陽軒のシューマイやら中華街の月餅やら、医務室にありそう。「横浜の病院に友達がいましてね」と話をそらそうとする医者が痛々しい。高松は面倒くさい男だけど、意外とテンプレ通りの事が好きそう。マニュアル通りのコース選びそうな子と東横線乗ったのがバレまくり。

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