高松描いていて思ったのですが、二次創作でいわゆるおじさん世代キャラを描くのは１０年ぶりくらいです。星矢で２４８歳のアリエスのシオンは結構描いた気がしますが、肉体的には１８歳でした。他、擬人化だと明治生まれの新宿慎太郎兄ちゃんもいますが、身体年齢がきちんとおじさんなのは、１０年前に描いたOVAジャイアントロボ以来です。おじさんキャラはもともと大好きなのですが、どうしたのか。あとスーツとか悪の軍団とか白衣とか、色々１０年ぶりです。
高松なので高校生くらいのルザ様と過ごした時期の姿と、キンちゃんと再会する五十路前の姿と両方あるので、時々で色んな高松が描けます。長髪も好きだけど、南国終盤の男らしい短髪もいけると今日思いました。髪の短い高松？と思っていた頃もありましたが、逆に本来見えていたはずの綺麗な首、頭、肩のラインが見えて色っぽくなります。
（キンちゃんが白衣で戦う漫画とかどうだろうと思ったけど、大昔「りぼん」でそういうキャラがいたのを思い出した。その漫画を見ながら、CCさくら等CLAMP漫画よろしく裾の長い服での戦闘シーンって珍しくないし、少女漫画に出てくるご家庭が医師か警察官というのも珍しくないのに、なんかこうその漫画に限り作者との萌えのズレというか、「医者と婚活したい」的な医療従事者萌えを感じた。
高学歴・高収入・子供でも知っているお仕事なのは間違いない層だけど、描くならきちんと描いて欲しかったかも。あと真面目な話お医者様のプライドは素晴らしく高いし、医療従事者の方の真摯な仕事ぶりを思うと萌えとは違う敬意を感じる。）
ルザ様の真面目な話。
■高松はルザ様に「置いて行かれた」と思っていると思うけど、ルザ様は高松を忘れていたのではなくて、高松（と生まれてくるキンちゃん）が大切だから、あえて置いて行くつもりだったのではと言う憶測。
■ルザ様程の戦力と立場の男を、マジックがみすみす失うなんて回避するはず。でもマジックは回避しなかった。ルザ様はもしかしら先祖代々続いたガンマ団の方針について、マジックに意見し、兄から死を賜ったのでは。
■高松を得て、もうすぐキンちゃんも生まれると言うそんな時期にルザ様がどうしてもマジックに訴えたかった事って、父親になる男だったら当然思う事だったのかもしれない。息子を人殺しになんかしなくなかったのかも。自分達４兄弟は私営軍人と言う名の殺人者だけど、高松が自然に「生まれてくる子供」の話をする時は、なんか違った。
高松にしても生まれてくるキンちゃんが、一族の都合しか考えていない、殺人者の家の子である事は重々承知しているのだけど、認めたくなかったと言うか。
■でもそんな方針の変更なんて耳に入れるマジックじゃなし。ルザ様なので主張する時は相当強く言ってしまいそう。そして死を賜り激戦区へ。
■反逆者として賜った死なら、助手だった高松や生まれてくるキンちゃんにも累加する恐れがあるので、マジックの情けで戦死扱いになった。
■どうしてもルザ様が、マジックが言う様な個人的な悩みで死を選んだとは思えない。高松やキンちゃんを置いて行ったとも思えなかったので、そう仮定してみました。ガンマ団の記録には載っていないと思うので、キンちゃんがマジックの私蔵業務日誌か何か見つけて、読み取るしかないでしょう。
この辺、あっさりアスから嫌がらせの様にキンちゃん＆高松に暴露されてもいいのだけどそれも。アスがキンちゃんを苦しめたいとまだ思っていたら、亡父についてネタを提供するだろうか。アスからの暴露では高松が受け入れないだろうし、また高松は自分の頭で「ルーザー様は私を愛してくれていた」とは弾き出さないだろう。自身については悲観的な男でもあるから。
やっぱりキンちゃんが亡父の思いを噛み砕いて、高松に呑み（飲み）込ませるしか。
■高松もルザ様が私的な理由で死ぬような事はないと薄々思っていたかも。でも２８年前に推測した事がキンちゃんの解読で明らかになったら、高松どうするんでしょう。ジャイアントロボで銀鈴が「そんなのあたし達だけの真実にしておけばいいじゃない」という場面があって、似ているかなと思いました。銀鈴は周囲を巻き込むような復讐よりも、現状維持を望んだように思います。 |
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