春コミで出した本を読み返していたら、一か所キンちゃんが「マジック叔父上」と言っていました。他にも漢字がおかしい部分がありました。穴が開く程見直したはずなのに。買って下さった方、申し訳ありません。
どうも自分はアニメや漫画の特定の好きなキャラに拘泥し、作品全体を見誤る事があります。ならばと思い全話一気に見るとかたまにするのですが、甲斐ない時があります。キャラへの思い入れが均等になって、自分の様な単純な頭でもきちんと理解できる事ってあるんでしょうか。
（夏に出す予定の本でもキンちゃん、高松、ルザ様だけで５０項越えているのでもう厚く出来ないと思う。山南ケースケ、アラシヤマ、ミツヤ、アス等、好きで好きでたまらない人達が多いけれど、いつ出せるの。ケースケ対キンちゃんの頭脳戦、アス対キンちゃんの因縁の争い、生きていたミツヤとルザ様と高松とか。すごく不自然な形で高松が出ると思う。異能の人アラシヤマと身体的には凡人の高松とか面白い取り合わせだと思っている。）
「ジャンと宇宙」というのが未だにしっくり来ません。チャンネル５は舞台が宇宙ですが、宇宙らしい宇宙でないと言うか、冒険するなら惑星間でなくて島、国、市町村間でも同じじゃなかったかと。
「南国後のジャンと高松」も感じるいびつさは同じで、恋人の資産ででかい事やろうとしているジャンを金づるにして自分の研究もしている高松の姿が浮かびます。マジックならいくらでも高松にお金出したと思いますが。ルーザーを失わせてごめん、代わりに君が頑張れって意味も込めて。キンちゃんはシンタローの許可が出ないと大金は使えなさそう。ルザ様の遺産はガンマ団の資金に運用されていてすぐには使えなさそう。
「高松と宇宙」というと何故か納得できます。ガンマ団所有の人工衛星についての知識も高松にはあったでしょうし。科学者なら当然好奇心がわくでしょう。マクロスからの知識ですが、銀河に出て時空の歪みを経験出来るならば、ルザ様との再会も夢ではありませんし。
もしも高松が青の一族の一人か、一族の配偶者等になれたなら。誰かの法事等でルーザー様の存在と自分の存在の一体感を感じる事が出来て、チャンネル５のごとくえげつない方法で恋を続ける事はなかっただろうにと思います。高松はグンマを預かっていた時だけ、一時的に「青の一族の関係者」だったかもしれないけど、グンマが高松にこだわらわなくなれば、それっきりでしょう。アラシヤマ番外編での、相変わらずの高松のポジションにちょっと安堵すら覚えました。
以下は、癒されるために書きます。家族に私室の机の上に置いてあったキン高原稿見られたなあという些事は忘れます。
■PAPUWAで帰ってきた高松の鼻血を頭から浴びても、動じないキンちゃんは男だなと。同じくらい、PAPUWAでシンタローが遠征から戻って来た時、慌てていたグンマにハグされて体を揺らしていたキンちゃんは男だなと。いい左じゃないかと俺得。
■キンちゃんが自分からハグしたのは、PAPUWAでやっと発見されたシンタローに対してだが、あれも「キンちゃん男らしい」と惚れ惚れする。基本キン高なので、高松が「キンタロー様が大きくなられた」と喜んでいるだろうと思ってみる。高松は若手やマジック一家がキンちゃん込みで楽しそうにワイワイしている時には近寄らないと思う。ちょっと寂しい。
■「キンちゃん、お茶にしようよ」とグンマはキンタローをちょくちょく誘い、マジック、シンタロー、コタロー、叔父達と「女子かよ」と突っ込まれても甘い物を食べると思う。でも二度と、今だって言えば、昔は言わないでも用意してくれた高松のサンドイッチや甘いミルクティーをグンマは口にしない気がする。２４年間日々食べていたけれど、ふっつりとそうなりそう。
■キンちゃんは南国の頃の高松とグンマの仲の良さも好きだったと思うから、グンマの変容についていけたんだろうか。「高松がグンマに何かしたのか（したけど）」「高松はグンマが嫌いになったのか」とか、２人の間で内心オロオロしていそう。隠居する高松から「どうか貴方はグンマ様の側にいてあげて下さい」と言われていそう。グンマと何かで言い合いに近くなり、「俺は高松からお前をみる様に言われているんだ。」と言ってしまい、グンマがますます高松を避けそう。
■高松は南国後、うつ病にならなかっただろうか。ただでさえ手術後は体調の波があるだろうし。普通に育児を終えても心身のバランス崩す事があるだろうに。支えはルザ様の再来の様なキンちゃん一人なんだが。
■「キンタロー様、お屋敷にお戻りにならなくていいんですか」「徹夜で研究に励んで何がおかしい」とか、毎晩研究室でひそひそ言い合っているエセ保護者と某御曹司が見たいなあと。PAPUWA終盤でシンタローの背に続いていたのは伊達衆だったから、キンちゃんの補佐官勤めも終わりに近いかもしれません。今後はルザお父様みたいに、高松を側に置いて使ってやって欲しいです。 |
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