madeingermany

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...... 2013年05月17日 の日記 ......
■ バラ   [ NO. 2013051701-1 ]
県内に市営のばら園がありまして行って来ました。バラはこれからがさらに見頃だそうですが、香りもよく、十分美しかったです。以下は税金のかからない妄想です。5月は自動車税、軽自動車税、固定資産税と納税があれこれあるので、頭が痛いです。

バラって英国らしいかなと。ハレの言葉を頭から信じれば、マジック総帥の私邸にはイングリッシュガーデンが。妄想に過ぎなくとも、ギャグの様な劇中のサビとマジックの唐突なお茶会のコマを思うと、あながち間違いでもないのかもしれません。

でも権力と財産の象徴は自然味豊かな英国庭園ではなく、フランスのブルボン王朝、ヴェルサイユ宮殿のフランス式庭園の方のイメージが強いです。ひたすら幾何学的な庭が続くあれ。女王が多かった歴史と、実用的な精神で貫かれている英国式も素敵ですが、絵に描いたような「権力」の記号となればフランス式かなと思いました。



あと全然マジックともハレとも、リアルなUKとも関係ない英国観が一個。県内で割と大きなブライダル会社がありまして、「英国調」をうたっています。式場にユニオンジャックがはためいています。式場のコンセプトが「英国」なので、待合室に「エマ」とか名前がついています。お洒落でフェミニン、とても可愛らしい雰囲気に満ちています。ちょっと自分が英国貴族のお嬢様にでもなったか様な誤解をする様な場所です。

だから何だ言う事は全くありませんが、利用するのはキャサリン妃ではなく、自分達の様な群馬県民なんだろうなと思います。美しい服を着て、素晴らしい建物で過ごし、数多の「バラ」が幸せを予感させる場所なのでしょう。色々の理由は省略しますが、私は自分の原稿にイングリッシュガーデンや、紅茶、「バラ」を多分出せないと思います。今の原稿に出ている食物は冷凍ウドンとごく普通のモーニングセット、サンドイッチ(イメージはイギリスパンでなくて仏式にバケット)、広島由来の鯉こくくらいです。

キンちゃんはスコッチをストレートでグッといきそうだけど、ビールすら飲めない自分には描きにくいかも。勝手な妄想だと高松は下戸。ガンマ団西日本勢には、「飲める」だろう事で注目されそうな博多どん太や別府丸(いずれも九州男子らしい)もいるが。



数年前の自分なら、パプワでも原稿を描きながら余白にバラやユリを描きまくったと思います。高松の趣味が園芸なので花や草木をどれほど描いても嘘じゃないと思います。ですがまだ描いていません。24年間、花を愛でるような気分だったかも疑問ですし、園芸ってある程度地に足の着いた生活をしていないと出来ない趣味です。始終フラフラしている高松には、夢の様な趣味かなと。高松なので、園芸用に育てやすく丈夫な品種を作り出して、一儲けしていそうだなとは思います。

あと心を込めて手入れした庭園を、サビとジャンのデートコースにされて憤慨した事もあるのかなと。芽が出たばかりの土に腰を下ろされたり、植木鉢をアスファルトに落とされたり他色々と。ジャンなら、高松が朝晩可愛がった花をボキっと折って、自分からの贈り物としてサビに与えるでしょう。士官学校時代、そうやって花壇を荒らされた高松の結論が「バイオホウセンカ」達だったのかなと。「あんた達を折ろうとする輩には痛い思いをさせてあげなさい」との意味で。

なんだかんだ言って高松は花を愛でる心のある人だと思っています。花を愛でるあまり、自分で自分を守れる花を作ってしまったと。

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