madeingermany

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...... 2013年05月18日 の日記 ......
■ ブラコン   [ NO. 2013051801-1 ]
パプワは南国アニメの印象が強いので、PAPUWAで心戦組からシンタローがブラコン総帥と呼ばれている、また相当多くのガンマ団以外の人達からもブラコン総帥と呼ばれているらしい事に、違和感はありませんでした。行き過ぎていても家族愛には違いないですし、むしろ微笑ましい部分だろうと思っていました。

シンタローがブラコン総帥なら、マジックは親馬鹿総帥ですし、ハレ&ルザ様も堂々のブラコン隊長、ブラコン科学者でしょう(・・・・サビ)。高松の場合、恩人の甥と息子に過保護という直系の愛ではありませんが、少女の様なグンマと、生まれたばかりも同然だったキンちゃんが、無駄な被害に遭う事は避けられたと思います。

微笑ましいなあと思いつつ、コタローの事を思うと急に頭が現実的になります。(一応)長男次男の差はあっても、マジックのシンタローとコタローの扱いの差は大きいです。PAPUWAで修正がかかった部分もありますが、多分コタローにはハレの方がまだ付き合いやすい大人かもしれません。特戦にコタローがいるみたいですし。マジックと特に仲のいいハレなので、特戦にいるコタローというのは円満でしょう。

シンタローもブラコンブラコン言われているし、自覚がある割に、そんなにコタローと愛し合ってる描写が実はないなと思います。コタローはほとんど幽閉されているか、眠っているか、記憶喪失中なのにちゃぶ台返ししそうなくらい元気だったり、サビ(え?)と岩山で訓練していたりと、シンタローと一緒に何かするという事はそう無かったと思います。

年齢差と体格差を思うと仕方ないのですが。目覚めたコタローが本部からいなくなった時、ガンマ団員の反応が「誘拐された」「病み上がりで朦朧としているだろうから心配」等ではなく、「やばい逃げた。俺のせいじゃないぞ」という感じなのは、シンタローが可愛がれば可愛がったでややこしいし、マジックが放置すれば放置したで、別にまるくおさまらない子だという事でしょう。一般の団員にとってコタローは「俺は何も知らない、何も見てない」という存在では。



面倒な立場なのはやはり高松で。南国〜PAPUWA間のコタローの体を預かっていた医師団の筆頭は高松です。どんなに慎重に医療行為を施しても、上手くいったらシンタローは当然と思うでしょうし、なかなか目覚めなかったら何をされるのか分りません。グンマとキンタローの手前もありますし、与えられた仕事を投げる事も出来なかっただろう高松の末路が、「隠居」なのかなと思っています。

「グンマ様とキンタロー様が成長されたから、もう私など用済みです。お二人に反抗期なんて迎えられて、私ももうすねたいくらいです。」と高松が自分で言いふらしていても、冷静にガンマ団の把握につとめているだろう心戦組他の団体には、「あのドクター高松を家庭問題くらいで身辺から遠ざけるなんて、新総帥の自殺行為だ」と知れ渡ったのでは。口柔らかに言うと、「ブラコン総帥」であって、本音を言えば、「ならば我々にドクター高松を下さい」でしょうか。

ルザ様、キンちゃん、グンマがガンマ団にいる(いた)から、南国後の高松がガンマ団の脅威にならなかっただけで。もし高松が「過保護ドクター」でなかったら、ガンマ団以上に優遇してくれる団体の方へ行ったでしょう。マジックも、高松だから別の団体へ移籍する事はないと信じているので許した隠居だと思います。

シンタローとグンマには何が起きたのかチンプンカンプンでしょうが、キンタローには高松の気持ちが分かったかも。「俺と父さんのためなんだな」と。普段から派手に愛情を示している高松だから自分勝手なふうにも見えて、グンマからは飽きられているかもしれないけど。少なくともキンタローの身の上や未来を最優先に高松が考えている事を、キンタローは分かったかも。
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