6月9日に横須賀で開催される交通系オンリー「ノリモノの学校」にサークル参加して来ます。6月22日(土)の都内での鉄道擬人化オンリー、ヒューマンレイルウェイズ、同月23日(日)インテックス大阪での擬人化王国にもサークル参加して来ます。よろしくお願いいたします。新刊はありませんが、新宿ブラザーズ3駅がお待ちしております。漫画と小説の本です。
讃岐弁について考えていました。簡単な京都弁、大阪弁は聞きかじった事がありますが、京都以西の言葉は聞き取れないかもしれません。自分は学生時代に京都にいた事があるだけで、生まれも育ちも群馬です。京阪の地で少しだけ聞いたことのある四国弁は、思えばご当地で聞くものより緩やかだったのかもしれません。
西国の言葉を聞くと珍しい言葉が聞けたと思ったものですが、自分の身を西国においてその地域の言葉を聞くという事は、その地域の方達からすれば、私の言葉の方が珍しいかもしれません。上州弁は隠せません。全く気にしないで学生時代を過ごしましたが、社会人として西国にいたら浮いて仕方なかったと思います。
ちなみに上州弁で「こわい」は「疲れた」という意味です。長く歩いて「こわいなあ」と言えば、「ああ疲れた」という意味です。県外から来たお医者に、地元患者の言う「先生、こわくて仕方ないんです」という言葉が疲労感の訴えだったと分からなかったという小話があるくらいです。
高松が標準語なのはその辺かなと。原作者の傾向を思うと、ミヤギ達の方言にそんな大した意味はなく、高松もイヤミでえげつない胡散臭い男になればそれで良かったのでしょう。まあそんな理由じゃつまんないのでいくつか妄想しておきます。
マジックが妙にとびとびの地方からあえて「容姿」中心に子供を集めた理由が、地方を特定して人を集めると党派を作りそうだからとか。「容姿」に注目したのは、「容姿」に自信のない者は努力してあれこれ模索する力を自然と得るけれど、自身の「容姿」に惚れ惚れ出来る子はそういう貪欲さが少なくて扱いやすいとか。
(例、ミヤ・・・とか息子×3。キンちゃんの場合は自分で自分の容姿を気にする前に、「可愛いです」「素敵です」と連呼する医者がいる。でも同時に「人間は仕事です」とも言いそうな医者なので、勢い自分の恵まれた容姿について特に深い喜悦はなさそう。)
高松はルザ様の手前もあったでしょうが、方言が飛び交うガンマ団で自分も負けずに東讃弁(多分)を披露していたら、医者と患者としての意思の疎通が図れないかもしれません(マジックがスカウトに熱心になったのはごく近年なんだが)。キンちゃんに対しても、高松は相手が聞き取りやすくて気持ち重々しい言葉使いを指導したのかも。高松とキンちゃんが二人だけの時は讃岐弁が飛び交ったら楽しいなあ。
ルザ様とマジックと高松について考えていました。
■本当に必要としていたなら、マジックがルザ様を手放さなかったとして。現にシンタローは不肖で異端で反逆児で厨二で世間知らずだが、マジックは手放してない。コタローは正直見世物小屋の動物の様な扱いだった。 ■親族としての感情については兎も角。ガンマ団における理系的なお仕事としては、当時既に助手だった高松が若いながらひとかどの者になりつつあったとしたら。マジックは気難しくて手に余り出した身内から、多少扱い易そうな他人の高松にルザ様のお仕事を委譲する気だったのでは。 ■確かに高松の知的貪欲さとその能力を思えば、上司の死に乗じて高いポストを狙うだろう事も自然に想像出来たかもしれない。
■でも人嫌いでお高く留まっていそうな高松が、ルザ様の死後別人の様にガックリしているのを見たら、マジックは自分のあてが外れた事を知るかもしれない ■一方で、ルザ様が珍しく育てる気になった金の玉子・高松少年が「もうあの方にはついていけません。どうか香川に帰る事を認めて下さい」と始終マジックに訴えていたかもという、可愛らしい場面も想像できる。「ルーザーは照れ屋だから、君をすごいと思っていても素直に褒められないんだよ。」と高松をなだめすかしていたマジックとか。玉子が思い通りにかえらないと突き壊しそうなスパルタ親鳥で怖い。高松も必死だったろう。
■いつ、マジックは高松のルーザー様への気持ちに気が付いたんだろう。それによって、ルザ様が死を選ぶ事とマジックの対応と、高松の動静が全然違うものになるんだが。その前に、ルザ様の高松への気持ちが分からないといけないのだけど、こればかりは推測するしかない。 ■キンちゃんも親世代同士の感情については想像してみるしかないのだけど。あの子は「こんなに高松は俺と父さんの事を大切にしているのだから、きっと父さんも高松が大切だったんだ。俺も高松を大事にしよう。」とか、異様に素直で直球そう。高松大好き。 |
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