図書館に行きましたら、夏なので子供に怪談を読み聞かせるイベントのチラシが配られていました。夏ですし子供は休みですし図書館ですしいいんですが、自分はそういった話が大の苦手です。夏の大イベントなのか大きく館内で取り上げられていてもうどうすればいいのか。怪談や都市伝説は「自分には絶対起こり得ない」と漠然と思うから楽しいらしいのですが、自分は目にも入れられません。お化け屋敷等はネズミ王国のものでも駄目です。GS美神は読みましたが。
自分は人一倍、「よく分らないもの」「怖そうなもの」「予測できないもの」「同調出来ないもの」が苦手です。それらの特徴を持つ最たるものは「人間」であって、「異性」なわけなので、自分の生涯は大体そんなもんです。電車や駅に恋するのは、説明を求めれば答えてくれる存在だからでしょう。そういう個人的な混乱と恐怖を和らげるために妄想を書きます。
■青の一族は存在自体がファンタジーなので、英国らしいお化け・怪談・幽霊の話は得意そう。ガンマ団本支部も、どう考えても世界中の被害者から呪われているので何か出ると思う。出ても普通の団員には避けようのない日常なのだろうし、マジック以下青の一族は眼魔砲一発で追い払っていそう。 ■ルザ様・キンちゃん・グンマももれなく存在自体がファンタジアな男性達なので、家屋敷や本部支部、研究所、付属施設等で幽霊に出くわしても割と平気。
■南国終盤の様子から、幹部クラスだと高松だけが幽霊等を嫌がっていそう。ジャンの謎の復活だけでも医者として許しがたいのに、サビは微笑んでジャンを受け入れるし、他の一族達もスルー。ならばルザ様も蘇ってくれればいいのに、もう普通の幽霊なんていろんな意味で高松は嫌そう。 ■キンちゃんから、「イギリス本土に一族の遠縁が買って放置していた別荘があるから行こう」と言われ、よく調べると心霊スポットと化していたので、断固として同行を拒む高松。キンちゃんも高松と休暇に別荘へ行きたいから言い出したので、そんなに嫌がるならと中止。高松の隠れ家でゴロゴロする休暇になる。 ■でも一族の資産管理上どうしてもキンちゃんが英国本土に行かないといけなくなったので、仕事ならばと同行する高松。(以下高松の面子が潰れる事しか起きないので割愛。)
■若い頃、怖いもの知らずのハレ・サビから肝試しに誘われる高松とか。弱虫扱いされるのも嫌だが、行った後の蒼白を思うと行きたくない高松。最後の手段として「ルーザー様のお仕事の手伝いがある」とハレ・サビに言おうとしたが、今日に限って気持ちよく送り出してくれるルザ様。 ■深夜に荒れ屋敷から帰って来て、「私はもう夜の研究所に一人でいられません」と、自分の不得手を白状し、相手がルザ様なので面子とかなしに「怖い」と訴え、泣き出し、ルザ様の白衣をつかんで離さない高松。
■ルザ様とすると弟達の他愛ない遊びに高松が混じるのを好ましく思ったから行かせたのだが、この反応。「怖い事なんてあるはずがない、お前は男の子だろう」と高松を突っぱねるのは簡単だが、高松の様子がボロボロなので、「一人でいなければいいんだな」としばらく高松を甘やかす事にしたルザ様。この人に「寝れません」と言えばいい反応しそう。(※幼ハレの場合は言う事を聞かないで昼寝しなかったからキレ気味になったのであって、一生懸命目をつぶってゴロゴロしている高松はくびられないはずかな?) ■甘やかしてみると高松が従順な中にも彼の個性たる好き嫌いの激しさや、自分が選んだものへの打ち込み様、理系らしい整った思考回路の下地とも言える彼の優しさとか見えてきて、そのまま高松を可愛がるルザ様。
ここまで妄想しないと、竹淵個人のあらゆるものへの恐怖が抑えられません。キンちゃんのために荒れ屋敷に我慢して乗り込む高松を逆に労わるキンちゃんとかの妄想は心の御馳走かもしれません。ルザ様の白衣の裾をつかみたいです。 |
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