madeingermany

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...... 2013年07月17日 の日記 ......
■ よかったね吹   [ NO. 2013071701-1 ]
ミラクル☆トレインのスパークで予定されているプチオンリー記念アンソロのネームを描いていました。主催様にはお手数おかけします。8月にはフェアがありますので脳内・新宿ブラザーズフェアです。既刊5冊でミラクル☆トレインで色々描いたのですが、刻一刻と変化する新宿界隈はネタの宝庫です。

8月のフェアで凛ちゃん&ブラザーズの描きおろしポスターがあるそうです。描きおろしと言うとブラザーズについては諦めていました。ブラザーズは年に一回くらい漫画に出るか出ないかくらいです。六本木や凛ちゃんは定期的に描きおろしされるので、指をくわえてメイン駅達を見ていました。零二だって更なる開発について行っているだろうし、一も他の民鉄に負けない子なのでしょう。表舞台に出てくれれば嬉しいけれど、もし出なくても素敵な駅達です。吹だってそうです。

よかったねえ吹。吹はホームドアが設置されるまで線内最遅だったから案じていました。新宿の全てが愛おしいです(※ミラクル☆トレインのイメージで新宿界隈を語っています。)

以下はネームについての雑感です。

■「最近の新宿ブラザース」が描きたいと思い、イーストサイドスクエアの定着でお疲れの零二、いつものように民鉄の騒ぎに焦れ気味の一、そんな二人を温かい御飯で迎えてくれる吹を描いてみた。(これから推敲しますから、どんな作品でもそんな二次創作なんだなとか、どうか突っ込まないで下さい)

■一って自分が描くと、夜半兄(吹・零二)と暮らす自宅マンションに仕事からイライラしながら帰って来て、キッチンから漂う吹の気配を感じると、日中我慢していた気持ちが一気に緩んで、怒りながら脱いだ革靴を玄関に叩きつけて、「僕今日も頑張ったんだからね!」とお出迎えに玄関に出て来た吹に訴え、転がっている靴を拾い上げて手で拭ってくれた吹の胸に、高い声で愚痴とも怒りともつかない言葉を吐きながら飛び込んでいる子です。

公式ではミステリアスで妖艶な青年とされている一ですが、中身は意外と幼いかもしれません。一には兄が4人と親戚駅が1人、他長兄の縁者の様な駅が多数います。家族へのワガママや振る舞いの奔放さは許されていいんじゃないかなと思いました。受け止めるのは吹の役目だと思います。やや寂しい西新宿五丁目という場所は、繁華街で働く弟達の心を鎮めてあげられる場所でもあると言うのが、吹の誇りの一つでしょうから。
■っていう兄と弟を脳内に置きながらも、アンソロらしいコンパクトで読んで頂きやすい原稿に出来たらと思います。




■ミラクル☆トレインとは関係ないですが、南国&PAPUWAでも家族?に言いたい事言うコタローがいます。コタローの場合親愛なる家族との信頼に基づくやり取りというより、相手に脅迫めいた服従をし得る空気が濃いです。秘石眼と一族の権力が彼にはあるので誰も逆らえません。南国&PAPUWA初期のコタは本当にそれでよかったのか。
■せめてシンタローの兄弟としてのやり取り、グンマからの兄らしい振る舞い、マジックの心からの父たる優しさなど劇中で見られたらよかったと思います。劇中で語られなかっただけかもしれませんが、そんな大事な部分まで想像して下さいという放置プレイなのはもう何とも言えません。
■脳内で想像して構築するのは、高松やキンちゃんの様な脇役であれば仕方ないですが、コタローはPAPUWAの主人公でありました。コタローが心を許せる相手って結局いたのでしょうか。パプワだったんでしょうか。一族の大人達がそこまでコタローと親身に関わったとも思えません。ハレはいい奴ですがマジックに遠慮する所がありますし、サビは常に放置プレイな気がします。シンタローは一度コタローに物の様に殺されているんですけどその事実へのフォローは?


■暴れん坊で愛に飢えていたキンちゃんが、高松からあれこれ面倒を見てもらって、落ち着いていく過程ならいくらでも想像出来ます。キンちゃんが髪の毛切った時、首筋や頬を高松に任せて、香りのいいクリームを塗ってもらってカミソリあててもらうキンちゃんが想像できます。キンちゃんも高松も気持ちよさそう。

(24歳のキンちゃんはそういうケアで立ち直ったとしても、6歳のコタには眠る事しかさせてあげられなかったのだろうか。高松なので「貴方の眼魔砲になら私は撃たれれて殺されてもいいんです」とか、不安定な頃のキンちゃんにお世話しながら言っていそうだけど。

真実を知った直後のグンマにそこまで求めてはいけないけど、南国終盤のグンマなら疎遠だった実弟を兄として愛してあげる事が出来と思う。高松もひどくて、キンちゃんを孤独にしておけないという熱意は誰かれなく示すのに、「グンマとグンマの真の弟」に対しては要観察のみ。グンマもキンちゃんが頼もしい従弟である事を知ると、遠ざけたい高松に代わって身内のキンちゃんを頼りだす始末。)

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