ネットや新聞、テレビ等の「ご家庭の悩み」で「大好きな人と結婚したけど忙し過ぎて一緒にいる時間が無くて寂しい」というを聞いた事があります。自分は小さい頃から農村に住んでいるので、基本男性も女性も家の側の畑や田んぼで働いていますし、田舎だからかそこまでのビジネスマン、ビジネスウーマンを見かけない方です。(そういう事じゃなくて気持ちの悩みだと思うけど)
以下は雑感です。今週は先週四国に行って夢見心地だった分、土日とも仕事です。しばらく仕事の日々です。1月インテの時に新大阪から2時間の高松まで行くかもしれません。玉藻公園とかまだ見ていなかったので。
■キンちゃんが無事生まれ、ルザ様が亡くならなかった場合。高松が順調にキンちゃんの子守に就くわけで。世界を狙える頭脳を持つ男が家庭に入る事態に覇王マジックはどうでるのか。ルザ様の機嫌と性格を考えると、ルザ様が望む様にしたらいいとマジックも思うだろう。 ■キンちゃんとグンマの出生祝いも兼ねて、ルザ様が高松を家に迎えるお祝いもあっていいものの、お祝いは「嗣子グンマの出生のお祝い」に終始して、決して表に出てこない高松(というかルーザー家)。高松は自分が一族の晴れやかな場所に出てきても、恥をかくだけという自覚故の判断。ルザ様も高松を身内だけの場所に引っ張り出す様な事はしないけど、本心はどう思っているのか。
■ルザ様の高松への思いの形として。「公式での出生の祝いは兄さんの子に対してのものだけにして欲しい。僕等は兄さんの一家を支えるのが使命だからそうして欲しい」とマジックに言うと思う。高松を迎える事が誰からも祝福され得ないのなら、自分の息子の出生も祝わないでいいという態度に出そう。ルザ様の兄への忠義の表れと思って高松は納得しそうだけど、後から本当の理由を知って当惑していそう。自分のせいでキンちゃんが一族から祝ってもらえないなんて。
■使用人としてキンタロー坊ちゃまとルザ様に仕える高松って、高松の最終形態だと思う。 ■使用人だから高貴な彼等の側にいられるのであって、使用人たる仕事に従事して初めて、高松は2人の側にいられる。前述の「好きな人と一緒にいたい」というささやかで、人として最初で最後の願いすら、高松は胸中にないかの如く振る舞いそう。使用人に許される悩みではないし、身分と立場の差が明らかだから高松はキンちゃんとルザ様の側にいていいのであって、仮に「ジェーン・エア」や「高慢と偏見」の様なシンデレラストーリーが起き得るとしても、男性の高松にはその道も開かれていない。
■高松はお利口だからそういう事に気が付いてしまうのであって、ジャンはそんな社会的な事なんて眼中になくサビと無遠慮に恋をするから、高松はサビは兎も角ジャンの事が(省略。日本刀で八つ裂きにしたっけなあ)
■そんなややこしい事は、高松が自分の様な立場の男が、高貴なキンタロー坊ちゃまの養育に携わってゆくゆくキンタロー様に不利な事にでもならないかと案じるから出る悩みであって、高松が2人を心底愛するが故の事。そこまで自分達父子を思う高松を、ルザ様とキンちゃんとすると誰に何を言われても守ろうと思うかもしれない。そう思うのは安直だけれど、キンちゃんとルザ様は意外と中身は単純な男達だと思う。好きなものを好きと思える素直さはあると思う。(能天気に見えて決してそうでないのがグンマ) ■必死にキンタロー坊ちゃまのお世話と自分の仕事と家事、ルザ様の仕事の補佐に励む高松に対し、まさしくルザ様が「大好きな人と結婚したのに相手が忙し過ぎて一緒にいられなくて寂しい、不安」という悩みを抱えていそう。高松とすると自分の役目を精一杯遂行する事だけが、ルザ様&キンタロー坊ちゃまへの愛の証なのだけど、お世話されるキンタロー坊ちゃまは兎も角、ルザ様が寂しそう。 ■「お前は僕よりキンタローに幸せにして欲しいのかい」とか、キンちゃんの出生半年後くらいに言い出すルザ様、当惑する高松と、本当に高松なしではいられない乳児期のキンタロー坊ちゃま。
何だかんだ言って3人で幸せに暮らしていそう。ガンマ団&青の一族は洗っても血生臭く、他人を不幸にする事で成り立っているので、ルザ様がいつか息子のために悩みそう。
公式の場で祝われたりするのはマジック・グンマに任せていればいいと思う。ルザ様と高松なのでもともとそういう静かな生き方が好みの様な気がするし、キンちゃんにとって大事なのは、従兄のグンマの様な派手な「家族ぶり」を味わうかどうかじゃなくて、高松という自分と父を心から愛してくれる人がいるって事じゃないかと思う。ルザ様も何も言わないし、そっけないけど、高松が家にいないと子供眼にも寂しそうに見えるかも。 |
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