先に近況を書きます。週末新宿に行って、「新宿へおいでよ子猫ちゃんフェア」で思いっきり散財して、クジ引きまくって多分新作絵のポスターを引き当てて、それ持ったまま新大阪までのぞみで行って(宅配した方が無難だろうか)、梅田でマクロス原画展を見て、梅田〜河原町間を出来れば京とれいんで阪急乗り鉄して、インテ参加して、月曜に阪急で宝塚まで行って、手塚治虫記念館でマクロス展を見て帰って来る予定です。(要約するとインテで怪我しても泣かないからという予防線の数々です。インテの新刊は高松漫画・小説本、ルザ様存命パラレル有です。)
ミラクル☆トレインって散財&観賞&二次創作する分にはオタクそのものなのに、触感がリア充に近い気がします。イメージカラーがマゼンタピンクだからかも。「子猫ちゃんフェア」って命名が最高だと思います(※猫カフェでなくてミラクル☆トレイン商品の販促キャンペーン)。いつまでも女の子に「子猫ちゃん」って言ってくれる新宿一族であって欲しいです。
高松とルザ様についてです。
高松(香川県出身43歳男性職業医者独身貯金有、こう書くと見合いのスペックが以上に高い高松)は、ルザ様の子供を育てたいと思うくらい(見合いのスペックは十分なのに何か滑っている高松)ルザ様の事が好きですが、実際に育てたのはマジックの長男でした(キンちゃんと出会えてよかったね)。なんでこうなったか考えてみました。43歳高松について考えるのではなく、ルザ様と一緒だった頃から高松を考えてみます。
ルザ様は先代総帥の子供でありますが次男です。ルーザーという不名誉な名前は、兄のマジックを絶対的に敬う様にライオンパパがわざとつけたのでしょう。ガンマ団は総帥に権力が集中するので、ルザ様はマジックの言う事を聞かないといけません。次男なら尚の事。恐らくサビが目をえぐる前にマジックとルザ様に意見の対立があって、兄弟どちらの主張が通るかという事もなく、ルザ様が折れたのでしょう。結果、ルザ様は殉職しました。
高松がどれ程悔しかったのかは、想像に余りあります。ルザ様が長男だったら死なずに済んだかもしれません。現在のガンマ団ではシンタロー・グンマ・キンタローの仲がいいために表面化しませんが、当時でもガンマ団ではマジックが絶対だったのでしょう。高松は「僕の子供を頼んだよ」とルザ様に言われたかもしれませんが、その子もいつかマジックに使い捨てにされるか、マジックの息子にいい様に働かされて終わるかもしれません。
若い高松は若いなりにガンマ団におけるルザ様の貢献度を考えて、まさか死を賜る事なんてないと思ったかもしれませんが、ルザ様は戦地に行ってしまいました。兄との意見の対立を続けていたら、息子と高松に影響が及ぶだろうし、科学者としてもガンマ団員としても、青の一族としても生きていかれない所まで、兄と食い違っていたのでしょう。
その証拠でもないですが、マジックはルザ様について「善悪の判断が付かない」と言います。ルザ様がマジックの覇業に忠実であった証の様なセリフです。ルザ様の貢献(一族の抹殺も含めて)あって自分の覇業が軌道に乗った自覚がマジックにはあったんじゃないでしょうか。口封じも兼ねて、ルザ様に死を促したのかも。自分は南国でのマジックのルザ様への様々な言葉を嘘だと思っています。自分に都合がいいように、弟を語っているだけだと思っています。(ミツヤの時のマジックの回想も「もう時効でしょ?」という匂いが若干した)
ルザ様は息子に高松を残したから、何も考えないお人だったとは思えません。若かった高松は「ルーザー様に連れて行ってもらえない、一緒に死なせてもくれない」と思ったでしょうが、それはルザ様が生まれてくるキンちゃんには高松が必要だと思ったからでは。いい判断でした。白シンタローとして目覚めたキンちゃんが周りを見渡した時に、誰もこの子を抱きしめようとしなかったら嫌ですから。(生まれたばかりのキンちゃんが聞きたかった言葉は「男は女以上〜」ではなかったと思う。)
結果、高松はキンちゃんをマジックの子供としてすり替えます。総帥の長男なら十分過ぎる加護が期待できるからでしょう。総帥の甥、新総帥の従弟なんて危険できつい立場は、当時の高松には許しがたいものだったと思います。
普通の愛情なら高松も与えられたかもしれませんが、愛しても慕っても気持ちだけじゃルザ様の死を回避出来なかったという経験をしている高松は、徹底的にキンちゃんを保護する気でいたのだと思います。
高松は医師としてキンちゃんというかシンタローを見守っていたので、「ルーザー様の息子を手放した」という思いはなかったでしょう。コタの眼魔砲でキンちゃんが出現した後の高松の、シンタローへの雑な対応を思うと、高松の嫌味な程の割り切り様が分る気がします。 |
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