マジックとくればシンタロー自慢ですが。マジックがシンタロー自慢出来ない相手もいます。コタとキン・グンです。いずれもマジックには息子か息子同然です。シンタロー同様マジックから愛されるべき子達には、シンタロー自慢してはいけません。グンマは「お父様はシンちゃんを自分の子供として育てたから好きなんじゃなくて、シンちゃんがシンちゃんだから好きなんだ」と悟るかもしれません。
マジック怒涛のシンタロー自慢についていけないキンちゃんも、グンマの解説で納得したでしょうか。キンちゃんはシンタローが「羨ましい」「悔しい」「憎たらしい」という気持ちを高松に当り散らしながら、徐々に「自分には死んでしまったけど父さんと、今愛してくれる高松がいる」と思えるかも。自分こそがマジックに愛されるはずだという気持ちが白シンタローの頃にはあったと思いますが、ゆっくり高松の懐に落ち着くのでは。(※拙宅はルザ高でキン高)
グンマが総帥にならなかった理由って、「あんまりみんな僕が総帥になる事を望んでない」と思ったからかもしれないです。高松ですらグンマの「栄進」に興味なかったたかもしれません。もうグンマは自分のものじゃないという自覚があったでしょうから。総帥になっても、グンマが「強くてカッコイイみんなの」シンタローになれるわけではないし、マジックはシンタロー命、高松もせっせとキンちゃんの育成に燃えていそうです。
(グンマはニコニコしながら鬱憤を高松に向けそう。高松のデスクにお見合い写真バサバサ積んで、「僕、高松に(僕の知らない所で)幸せになって欲しいんだ」と言いそう。グンマに厚意でに婚活サイトに登録された上に、医療従事者の合コンにいかされる高松。
割と素直に神楽坂あたりの会場へキンちゃんを伴い(※マジックの了承済)、「これが世間でいう合コンですよ」と社会勉強させた上で、キンちゃんと外濠公園デートして、しゃあしゃあ本部に帰ってきそう。ちなみにグンマのチョイスした「医療従事者の合コン」だと、ほとんど顔ぶれが高松の知り合いっぽい。高松が知人等にキンちゃん自慢していそう。※飯田橋近辺は理系の従事者の方が多いらしいです。高松は法政大付近の雰囲気が合うと思います。)
南国&PAPUWAのキャラは、三分の一女性であったらバランスがよかったかなと思います。男性がほとんどの漫画ってスポーツものやバトルものといった、同じ土俵でみんなが戦える内容じゃなかったかなと思います。二次元の女性戦闘員は好きですが。南国&PAPUWAの場合、キャラの(戦闘能力以外の部分での)バラエティは十分なのに「同じ土俵」で戦う事があまりなく、大体キャラが「いじめるキャラ」か「いじめられるキャラ」で区分出来ます。何カーストっていうんですかこれ。
キャラの区分が「いじめるキャラ」「いじめられるキャラ」の他に、「異様に溺愛するキャラ」「異様に溺愛されるキャラ」というのもあります。いじめる方といじめられる方が融和しにくい様に、溺愛するされる関係も大体一方通行です。(そうでないのはイサミさん周辺くらいだ、イサミさんはいい)
万が一、溺愛するされるの関係が落ち着いても、今度は溺愛する方の感情がオーバーフロウします。一方的に愛する事ばかりに熱心だったから、いざ自分が愛されるだろう立場になると途端に迷子になるキャラもいるでしょう。男しかいないのが南国&PAPUWAの基本なので、関係について普通の神経をしていたら「落ち着く」事はないと思います。ジャンとサビみたいに、自分達の事しか考えないカップルならいいですが。
どっかの誰かは照れなのか、「恩人」「恩返し」「恩人の息子」だと延々言っているくらいですし。(高松が鶴ならルザ様の奥さんになれたのに。でもルザ様なら「見ないで下さい」と言われても、最初の晩から我慢せずガラッとふすま開けそう。)
ルザ様は面倒くさがりで自信家で気まぐれで臆病でもあるので、両想いという自覚なんて持った日には、完璧放置だと思います(高松が鶴なら羽が一枚も残らない)。同棲が長くて結婚に踏み切れないカップルみたい。キンちゃんも溺愛される事に慣れてしまって、いざ高松を幸せにしようと思っても、キンちゃんからなら何をされても喜ぶ高松なので、ある意味面倒くさい相手。(※拙宅はルザ高・キン高です)
くり子ちゃんの「10年も付き合っていて〜」は名言かもしれません。南国&PAPUWAのキャラが三分の一くらいは女性だったら、順々にくり子ちゃんに「許しませんわ」してもらえたかもしれないのに。無責任な殿方が多過ぎます。(五十路で「私達は付き合ってなんかいませんよ」とかのたまうだろう、ぶりっ子なおっさんがいるので、バランスはある意味いいのか) |
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