スパーク新刊の原稿の漫画部分を描き出しました。既に小説部分で30枚越えているので、20枚くらい漫画を足そうと思っています。小説の方は「書かねば頭が割れそう」なものを書いて推敲したつもりです。書き出す前は頭が動いているのが分ります。抽象的ないい意味で動いているのではなくて、脳内を走っている電気信号の動きが分るなと思うくらいジンジンします。
文章を書くにはよい文を読むといいと言うけど、漫画についても当てはまるのでしょうか。ヒカルの碁とデスノートを繰り返し読んだら、小畑先生みたいな絵が描けるなんてことないでしょうか。こう書くと文章の方が楽とか言っているみたいですが、サークル的には「やってて楽しければどちらでも」というレベルです。文字書きの場合はキャラの名前が漢字の方が個人的に落ち着きます。高松高松書いていると、漢字自体がいいものなので心に優しいです。
原稿は南国&PAPUWAの高松です。青の一族だと、ハレ、マジック、キンちゃんといった男っぽい連中が動かしやすいです。ルザ様は男っぽいと言うより、ルザ様っぽいです。高松は言葉を選ばないなら、「母性」豊かなので、男っぽい連中と合うんだと思います。キンちゃんと高松って、男の子とお母さんっぽくて好きです。お父さんいますし。サビ・グンマと高松だとほとんど女子会の様相です。
以上も以下も妄想です。
何回か南国&PAPUWAのキャラの数割が女性だったらバランスがいいのにと日誌に書いていますが、ガンマ団科学班の場合は、キャラの内面的な男女比率が丁度いいと思います。
先王(故人)・ルザ様(血も涙もないと言われるけどそうでもない) 女王・サビ(ガンマ団の大株主だろうから資金面で必須の存在) 王配・ジャン(サビの安定剤) 王子・キンちゃん(名ばかり王子の過労っ子) 姫・グンマ(この子程リボンとお菓子が似合う子はいない) 家老・高松(経験も能力も無双なのにこの地位の低さ)
個人的にキンちゃんにとってグンマと高松は、守らねばならない妹と、お手伝いしたいお母さんだと思うんですがどうでしょう(妄想万歳)。ガンマ団科学班って、トップが名前だけでもサビって時点で女王蜂と働き蜂に分類されるのが何だなあと思いますが、キンちゃん個人に限って言えば班員は家族同然なのかもしれません。
新生ガンマ団って、「運営できないよこれ」と思う反面、ルザ様が遺言の様に残したキンちゃんへの「激励」が生かされている様な気がして、気持ちが明るくなります。もちろん実際はそんな事もなく、信じがたいような事も裏では引き続いているんじゃないかと思いますが。
「信じがたい事」の集大成・チャンネル5のジャンのチームの悪行は、ジャンが自分のしている事を悪い事だと思っていない事が全てだと思います。サビさえ生きていればと思います。恐らくサビの死と同時に、叔父の死を悼んでいる甥達、キン・グン・シンがジャンの手にかかったのだと思います。末期のエドガーと剛君みたいな感じで。
シンタローは秘石が作った体なので少しいじって紅という道具に、キン・グンは青の一族なのでサビを取り戻すよりしろにされたとか。高松はサビの死亡診断書を書いていたあたりで、ジャンにボコボコにされて人事不肖に。その後ジャンに再度の復讐を誓う高松。
サビは自分の事しか考えない生き方・死に方をしていったと思うので、ジャンはサビとの付き合いから人間として学ぶ事は少なかったと思います。苦しさで心がいっぱいになると、まさしく末期のエドガーに近い状態になるのかも。エドガーは「正宗のために耐える」事を一度は選んだあたりがジャンより人間に近かったと思います。オリジナルのジャンなんてもう(略)。 |
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