madeingermany

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...... 2013年09月18日 の日記 ......
■ コタ   [ NO. 2013091801-1 ]
城達也のナレーションのジェットストリームのCDを買おうかと思っています。近くの図書館にあるのですが貸し出しの枚数や期間の上限がありますし、セットで買えたらと思いました。子供の頃聞いて自分が大人になった様な気がしました。「城達也の声がいい」と中学生の時同級生に言ったらオタクオタク言われた思い出もありますがオタクです。

(※キン高、ルザ高に合う何かを求めていたらここに行き着いたらしい。奴等は自家用ジェットだけど。自家用過ぎて自分で操縦していそう。高松は民間機っぽい。世界中を飛び回るのならイメージはこれかなと。ごめんなさい、でもありがとう城さん。関係ないけどキンちゃんやルザ様は移動が長くても白皙のまま日焼けしなそう。高松は生まれが日照時間の長い港町だっただろう故の、地黒と黒くて太い髪の毛を彼等と比べて隠れてくよくよしていそう。)



コタローについてです。南国テレビアニメの可愛らしく優しい、お兄ちゃんと仲のいいコタが好きでした。この原作者の描く作品は愛情の一方通行が激しいので、脇役なら仕方ない扱いをコタが受けています。高松→グンマが尻切れでも、高松がいいおっさんなんで諦めも着きますが、シンタロー→コタの愛情の一歩通行は、物語が破綻します。


■南国&PAPUWAを最後まで読めば、マジックがシンタローを溺愛する様に、コタに美味しいカレーを作ったり、寿司を買ってきたりしてくれる場面が見られると思った自分が甘かったです。むしろサビやハレと酒盛りしていそうな青年になっていました。キンちゃんとは飲み方が違いそうなので、叔父コンビの方が気が合いそうです。

■コタがPAPUWAで目覚めた時、ほぼ劇中の全員のキャラが「迷惑だ」と言わんばかりの反応でした。コタの力はマジックでも制御出来ないんで、一般の団員には「迷惑」以外の何物でもないのでしょう。シンタローもコタに何かしてあげるというふうでもありません。シンタロー→コタの愛情の一方通行のせいなんですが、シンタローのせいというより原作者のせいだと思います。



■結局コタは、父を求めるのをやめたんだろうなと思います。シンタローの様に愛や財を注がれる事を期待したら辛いだけですし、ならかまわないで欲しいと思っても立場上無理です。マジックの子供として周囲は見ます。コタが目覚めていきなり逃避したのは、マジックのいない所に行こうとしたのかもしれません。島に秘石をはめる役もありましたが、物語が既に秘石を扱い切れていないのでその理由は考えません。

■マジックから逃げたって世界中にガンマ団の被害者がいますから、報復の対象にされるだけです。パプワ島に着いたから事なきを得ますが、一時的な安らぎであって、パプワやチャッピーがマジックに物申す事はありません。コタが女の子で学校で彼氏が出来て、「お父さん嫌い、貴方がいればいい」とか彼氏に言って、「でも君のお父さんは君の事大事にしているんだよね」とか言ってくれる展開はありませんか。

(南国後キンちゃんがまたすねて、「俺はお前がいればいい」とか高松に言い出したら、高松が言いそうなセリフだ。グンマなら独占しても惜しくなかったらしいが、キンちゃんに対しては「多くの人と関わって愛されて欲しい」という願いがあるらしい高松。)



■キンちゃんの頭の中には、コタが目覚めた時のシュミレーションがあったと思われます。目覚めていきなりモーターボートで去っていくとは誰も思っていなかったですが、自分の社会適応の過程を生かすつもりだったのでしょう。キンちゃんの場合、医者を信じて「社会適応」を成し遂げましたが、コタは、というかシンタローは医者を信じられるんでしょうか。高松も家族や本人の意志を尊重しながら診察するでしょうが、コタの胸に聴診器当てるだけで高松が殴られそう。キンちゃんの同席が必須。

■コタは目覚めた時何故ひとりぼっちだったんでしょう。団員は猛獣のオリの様に見張りについていて、目覚めたコタに悲鳴を上げたと思います。コタは自分への悲鳴を聞いて「ここにいたくない」と思ったかも。グンマは遠征でもないのに不在、キンちゃんもシンタローの補佐でおらず、医者は往診に来ていませんでした。コタの日常的な看護の指示は高松が出していたと思います。本部にいないといえ、最高の医療を受けたいと思うならそうなるので。

■キンちゃんはコタの看護や目覚めた後の計画、自身の開発課の仕事や、ちょっとした相談をいつも高松にしていたんだろうなと思います。そうでないならあんなに順調に高松は復帰しないでしょう。「御自分でなんでも出来るんじゃないですか」とニヤニヤされれば、「視点の違う意見を求める事も大切だ」とか言い逃れるすべも身に着けたキンちゃん。

■キンちゃんは「医者」を信じる事が出来たと思いますが、コタはどうだったんでしょう。マジックはある意味コタの体を高松にブン投げると思いますが。シンタローは「薬草」で友達を治癒したファンタジーの世界の住人でもあるので。シンタローが高松の処方箋を信じないと、いろいろ始まりません(無理だろうなあ)。青の一族の存在自体ファンタジーまっしぐらなので今更ですが。

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