五輪の各国の直前合宿地に香川県が名乗りを上げたそうです。新聞によると高松〜羽田は便が多く、八十八か所めぐりのお遍路さんへの接待の心が売りだそうです(県担当者)。この機会に四国新幹線構想を発展させる意志かと思いましたが、今回は飛行機の移動を想定しているそうです。高松空港は博多の様な地下鉄が無いので市内〜空港が渋滞しないといいなと思います。
このあいだ全国規模のうどん大会がありましたが、新聞を読む限り讃岐うどんは目立ったアピールはなかったと思います。五輪でやる気になる香川県はらしいなと思います。個人的には空路より、美しい島々が多い瀬戸内海を横断するマリンライナーの方が好みですが、この機会に香川が世界的な観光地になるといいなと思います。(八十八か所なら愛媛・徳島・高知も含まれると思うんだけど、立候補は今のところ四国では香川オンリーなんだろうか。)
PAPUWAで最後まで描かれなかった、マジックさん家の団欒を想像しようとしましたが難しかったです。マジックのミツヤへの感情を思うと、マジックを慕っていたとしても彼に近づくのは血縁でも命がけなんだなと思います。ミツヤは独特な人でしたが彼なりにマジックへ献身的だったなと思います。
高松とキンちゃんと「寿司」の方は勝手に妄想してました。高松なのでカウンターで食べる方の寿司屋へキンちゃんを連れて行き、いいものを食べさせるに違いないと思うんですが、いつも高松から「いいもの」をセレクトされて与えられているキンちゃんは、逆に新幹線が運んでくれる方の寿司を喜びそうだなと思いました。(「高松、はやぶさが来たぞ!」とか嬉々としてそうなキンちゃんを想像した。「よかったですね、キンタロー様」。)
高松が嫌がりそうなイチゴ柄の服に袖を通してしまうキンちゃんには、思えば「子供時代」がありません。子供っぽいものを与えられていた時期があって、徐々に「いいもの」を自分で見つけていく訳でないので、ジャンが好きそうなものがキンちゃんには新鮮に思えるのかもしれません。
それはそれでいいんですが、ジャンは「気さくでいい人」には程遠いです。サビもそうですが、「高松の友達」にも程遠い男です。高松と違う性格の男であるからグンマもキンちゃんもジャンが新鮮だったかもしれませんが、別にジャンがキン・グンに興味や誠意があるわけでなし、サビに何かあれば彼等が巻き添えにされるだけでしょう。キン・グンが無残に巻き添えにされた後、彼等の躯の側で高松が泣き叫ぶ場面とか想像してしまうので、普段自分の頭の中にジャンはいません。
PAPUWAの序盤を読み直すと、アニメ通りだなと思います。コタの女王様ぶりはアニメで若干和らいでて、普通の男の子に近かったと思います。遊佐さんのアラシヤマが素敵でした。京都弁が自然でした。以下はコタ雑感です。
■コタが脱走した時、グンマは本部にいたんでしょうか。ミヤギ達は本部以外で仕事中、シンタローとキンちゃんは遠征中、サビ・ジャンは本部に腰を据える気がしないですし、ハレは家出中でした。本部にいただろうマジックがコタ脱走の報告を受けて団員に追う様に指示を出したんだと思いますが、我が子グンマに弟追跡の指示を出さなかっただろうあたりが、マジック様もグンマがどんな子なのかよく分っているんだなと思います。
■なんでアラシヤマがコタを追うんだろうなと思いましたが、アラシヤマだからやる気になってくれるのであって、グンマを出したところで途中で泣いて帰ってくるのでしょう。泣くグンマの相手をしていた高松がいないとなると、グンマをダシに高松を出撃させる事も出来ませんし、グンマと「皆の仕事」の接点って恐ろしく薄いです。メカ担当と言われつつ、漫画的に危険または恥ずかしいものしか作らないグンマ。
(そんな風にグンマを育ててしまったのは高松の落ち度だけど、グンマは成長しても自分でなんとかするすべを身に着けるより、頼れる男を見つける才能の方を伸ばしたらしい。それじゃあ高松を疎んじた意味がないと思うんだがどうだろう。)
■目覚めたコタの脳裏に「グンマ」の顔はなかったと思います。複雑になってしまった家族関係をコタが知らされる事はありませんでしたし、マジックに閉じ込められた時に、「お兄ちゃんは自由に学校にいったりしているらしい」と知ろうものなら、コタの「兄(シンタローだけど)」に対する印象はよくなかったかもしれません(復活しない南国アニメ設定)。
■前総帥の息子であり総帥の兄弟であるグンマ・コタなので、彼等に取り入ろうとする人がいてもおかしくないんですが。媚びるより命の方が大事と思っている団員が多そうなので賢明だと思います。コタは近づくのも大変な子なので敬遠されがち、グンマは「ドクターだから不確定要素が多過ぎる青の一族の男の子の面倒が見られたけど、自分等が手を染めるにはハードルが高過ぎる」と思われているんでしょうか。その高松がグンマの側からいなくなったとすると、青の一族に何のクッションもなく接せざるを得なくなるので、団員の心労やいかにと思います。
キンちゃんも「青の一族の男」ですし暴れん坊でもありましたが、振る舞いは普通の男性に近いものがあります。高松の配慮と言うか、キンちゃんの今後を思っての教育を施して去っていたんだろうなと思います。 |
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