■ジャンプSQの放課後の王子様を読んでいると、こんな漫画が読みたかったと思います。一途で無心でスカッとして、共感できるスポーツ少年ギャグっていいです。(自分が二次創作する動機は「このキャラの幸せな所が見たい」だったりするので、明るく元気な漫画は好きだけど読専になる。高松はやりがいがあると思う。「ジャンサビ事件に巻き込まれなかったルーザー様と高松とキンちゃん」とか。)
■印刷所にデータ部分を入稿しました。緊張と弛緩が一気に来て体調を崩しそうです。昔から入稿前でなく入稿後に風邪や怪我を見舞うので注意しています。本を会場で無事お見せ出来ましたら幸いです。キン高、ルザ高、パラレル有(ルーザー様が生きていたら)の、高松に都合のいい、漫画・小説本です。誌名「119」、価格200円、A5、52項オフセット表紙一色刷りです。冬も受かれば出します。
入稿した後で思ったんですが。
高松ってあの性格で10代から団体生活を送っています。高松は孤高の科学者と思われがちですが、孤高になんてなれない人です。高松はジャイアントロボのフォーグラー博士の様に、人類愛と科学的向上心に生きる事なんて多分出来ないと思います。心の中にルーザー様がいなかったら、早い時期に科学も医学も投げて香川に帰ったと思います。
多分高松は寂しがり屋です。本人は否定せんがためにツンを貫こうとしますが漏れています。トットリはミヤギが好きで、シンタローを好きなミヤギの側に、振り向いてもらえる期待をせずにいるそうですが、トットリの方が高松より精神的に強いかもしれません。(高松は好きな相手に対する「私を見て」アピールが強い。ルーザー様とキンちゃんが「少し落ち着け」と言っただろうくらいに。)
甘いルザ高は期待と羨望の産物だと思って描いています。高松はルーザー様がサビやハレ、マジックの事ばかり思っていると、いちいち傷つきます。明るく元気にミヤギと「ベストフレンド」と言えるトットリは強い子です。グンマに真相がばれて落ち込んでいましたから、高松は基本相思相愛狙いなんでしょう、驚くべきことに。何が何でも相手を束縛しようとまでは思っていない様です。
甘いルザ高と、マジックの学校の幼等部・初等部に通うくらいのキンタロー坊ちゃんの生活って、何事もなければ現実のものだったんだろうなと思います。
■ヘタリアがらみで第二次世界大戦について調べていた時、「コンピューターはミサイルの弾道計算のために開発された」と知りました。ドイツで作られたミサイルはイギリスまで飛んだけど、どこに落ちるかはドイツもイギリスも分からなかったらしいです。ミサイル以前の砲弾の時代は、それこそ手動の世界だったと思います。横須賀の記念艦三笠にはコンピューターは搭載されていません。
(南国&PAPUWAのガンマ団について妄想する時、世界史的知識、ヘタリア由来の情報、日々報道される武器についての国際的扱いについて等の情報を参考にしていますが、多分徒労なんだろうなと思います。ガンマ団が反社会的組織なのか、民間軍事会社なのか、たはまたスイス傭兵みたいなものなのか全く不明です。ハレは使命手配されていましたが、理由も手配先も不明です。
マジックのコタへの仕打ちや、青の一族の「増員」の方法等思うと、マジック個人の力なのか代々の圧力なのか分りませんが、立法・司法・行政より強そうです。ファンタジーとは言え色々不都合が出てくるので、「ガンマ団はマジック一代で築いたレッドリボン軍みたいなもの」とした方がまとまりがいいと思います。)
太古、遠くに正確に矢や石を飛ばしたい時は「訓練」したかもしれません。計算して飛ばせば当たる確率が上がると言い出した人は、「訓練」した人になんと言われたのでしょうか。産業革命当時は、手工業者が「機械」を破壊する運動もあったくらいですから、ミサイルの弾道計算なんて始めた人はよく思われなかったでしょう。
シンタローと高松が相容れないのって、その辺だと思います。潔癖で精神論者っぽいシンタローと、目的のためなら手段を選ばない男高松。マジックも弾道計算するならルーザー、後に高松にさせていたでしょうが、シンタローの場合そういう連携の相手はキンちゃんなんでしょうか。キンちゃんの学問のお師匠さんは恐らく高松なので、絶賛手引き中の師弟を引き裂く様な事はしない方がいいと思います。「変態に従兄弟がかまわれている」のは我慢しがたいと思いますが。 |
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