好きなものでないと書けない（描けない）んだなと思うと、自分の至らなさを感じます。山南ケースケ、アスといった「好き」なキャラもいつ本に出せるのか分かりません。アスはPAPUWAの最初から話にからんできて欲しかったです。
・・・自分は高校生まではプロの作家になるとか思っていましたが、自分は（一次・二次）創作活動に対し「換金出来る程の冷静さ」がないなと思い、普通の四大に進みました。二次創作、しかもたった一つの世界・南国＆PAPUWAでも「好きでないと書けない（描けない）」と思うのですから、全く趣味止まりです。この春に出そうかなと思う本の下書きの全項ドクターがいます。
・・・回想のボブでルザ高の１０代、番外編のロングヘアの２０〜３０代、南国のナイスミドル〜短髪、隠居中にキンちゃんと遊び、返り咲き高松、PAPUWA後にセミロングで悠々自適生活＆キンちゃんもセミロング、と大体５０項くらい埋まります。キンちゃんも学業に仕事に、ついでに黄金聖闘士みたいな髪型だったり、高松に父と同じ髪型に切ってもらったりと多様です。（※こういう妄想に「換金できる程の冷静さ」が加わればと思うけど、冷静でないから妄想するのか。）
雑感です
■グンマ＝群馬県出身＝ルーザー様の「奥様」が群馬県生まれの女性なのでは、という推測が南国中盤まで成り立ちます。グンマ自身も自分のルーツをイメージして自分の居場所を探っていたのでしょう。
キンちゃんの登場でグンマは「ルーツ」を失います。２４年前ルーザー様を失ってすさんだ高松が、マジックの息子に心のこもった名前なんて考えてないと思うので、当たり障りなくマジックの長男に「グンマ」という名前を当ててみたのでは。幸い、同世代にミヤギ、トットリといるので自然に馴染んでいます。
（ルーザー様の「奥様」の高松の胸の内での地位を思うと、あんまり大事に考えた名前じゃないと思う。ルーザー様が既婚者だったら、彼の奥方様も高松の仕えるべき「主人」に相当するけど、ルーザー様の祝言を見届けずして研究所から逃げ出しそうな高松。）
「キンタロー」という名前が南国後半で高松の口からスッと出て来たのは、かつてルーザー様と高松が考えた名前だったからでは。ルーザー様の「奥様」の生まれ＝キンちゃんの生母の生まれ＝群馬なので、グンマの「居場所」はトコロテン式に消滅します。
青の一族至上な高松にすれば、幻の様なルーザー様の「奥様」の存在より、即物的にグンマをマジックの側に「戻す」事が良心的なので、心の支えを失ったグンマの不安と怒りは高松の目に入りません。「出生」後、不安で一杯だったキンちゃんには南国終了時近くなると「お父様からの激励」「高松からの愛情」「本当の自分の姿」と得るものがありますが、グンマは失う一方です。実父はシンタロー命ですし。
グンマに、ニコニコしながらキンちゃんに「まだ君は子守が必要なの？」と耳打ちするくらいの意地の悪さがあったとすれば、それこそ高松の育てた子だと思います。
■キンちゃんとルーザー様の特徴と言うと、「怒りっぽい」所です。父子とも何事もなければ「知的で冷静な男性」ですが、交通渋滞に巻き込まれた日には人格が変わりそうです。
高松はルーザー様に同行した時など、荒れるルーザー様を見た事が一度ならずあると思います。同じ様に、キンちゃんに勉強や仕事の指導に当たっている時も、父親と同じタイミングで荒れ出すキンちゃんを見るのでしょう。ルーザー様の時は恐れもあったでしょうが、キンちゃんになると可愛らしさの方が優先されて、笑顔になる高松。
ですがキンちゃんもルーザー様も、物欲や名声、その他の欲望に突き動かされての怒りじゃないと思います。「思い通りにならない」事への怒りなので、モノより「自分の考え」なのでしょう。自分の考えを持っている人の方が高松の好みだと思います。
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