「マンガで分かる心療内科」を読んでいます。南国後高松が隠居したのはシンタロー総帥に通報されそうになったからでしょうか。意趣返しにガンマ団の機密事項を各国に売り飛ばしたい所ですが、キンちゃんのためにならないので我慢した高松。
マンガで「自意識」について触れていまして、自分は低い方です。自意識が高いミヤギやシンタロー、アラシヤマより、嫌な事があればキッチリ落ち込みそうなキンちゃん、高松、ルーザー様の方が「共感」しやすいんだろうなと思いました。自意識が低めだと「勤勉」になりがちだそうでよく分かります。
PAPUWAについての雑感です。
■南国から4年経たせる必要があったのか。キンちゃんが補佐官兼科学者として高松のレッスンを受ける時期だと納得した。(隠居してキンちゃん専属になったドクター) ■アスの目論見は大体読めたけど物語の前面に出てこなくてもったいない。アスの喧嘩買うのキンちゃんくらいだ。 ■シンタローが南国で「皆のアニキ」から「男らしいマジックから恋人然と守られる存在」にならなければ。コタを救えていたなら。PAPUWAは迷走しなかったと思う。(リキッドはイフのシンタローだと思う。)
■山南さんの言う「中途半端に平和ボケ」は的確だと思う。軍事規模はマジックが整えたままだろうし。キンちゃんは「ボケ」な時があるので反論しない。キンちゃんは複雑に絡み合う国際情勢の中で(高松のアドバイスがなければ)迷子になっていそう。 ■初期のハレは困ったさんだけど、そんなハレでも恐れるルーザー様の存在。ハレの悪ふざけの数々より、ルーザー様の方が何かと怖いらしい。そんなルーザー様の側で「貴方が好きです」オーラを出し続けていただろう高松が、ハレとすると親族に近い存在かもしれない。
以下は妄想です。
■高松が学生時代、ルーザー様に1,000円札渡されて「昼を用意してくれ」と言われたら。(※ルーザー様なので昼は御兄弟と優雅に高級なもの召し上がって、一人高松は、研究用のネズミ達と手弁当という推測もあるけど)
高松は近所のスーパーまでひとっ走りして、給湯室のコンロと果物ナイフ程度の装備で、「味の染みた煮物」「野菜たっぷりのお味噌汁」「鶏肉の照り焼き」等を作り、ルーザー様に「召し上がってく下さい」と言うのかもしれません。
ガンマ団本部の近所にスーパーがあるのか不明ですが、高松なので登下校中に、「こんなスーパーで野菜とか肉魚買って、ルーザー様にご飯を作って差し上げたい」と「夢」(というか妄想)見ていた時期もあったと思います。
■付き合ったばかりの大学生カップルの様で可愛い高松ですが、付き合っていない相手にそこまでしては、逆に付き合うきっかけを自ら潰すくらい危険です。(そういう時期の手料理って女の子の気分は盛り上がっても、実は面倒くさいのに男性に喜ばれにくいと思う。)
高松なので「ルーザー様に失礼の無いように」ふるまう努力はすると思いますが、全身から漂う「貴方が好きです」オーラはどうしたらいいのか。相手がグンマなら過保護の一言で説明でき、キンちゃんなら「俺も高松(の料理)が好きだ」とか言って一緒に料理してくれそうです。
願わくば高松の思いが手料理とともにルーザー様に届きますように(男の子だけど)。黙々と高松のご飯を食べて、ルーザー様が「高松がいるといいな」と思ってくれないでしょうか。狙ってご飯とか作られればあざとくもなるでしょうが、「食べてもらえれば幸せ」なら・・・「重い」と思われませんように。
ルーザー様がご飯を召し上がった後に、「次はトマトとチーズで何か作れないか」とおっしゃったら高松の勝利です。 |
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