madeingermany

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...... 2014年01月22日 の日記 ......
■ PAPUWA雑感   [ NO. 2014012201-1 ]
くどくてすみませんが、PAPUWA雑感です。

■マジックがコタに対して相変わらず冷静と言うか淡々としています。多分マジックは、シンタローに対しては「ジャンと瓜二つ」という喜びと、何故か彼が青の一族の特徴を持たない安心感で一杯だったのでしょう。コタは顔も性格も能力も一族そのものです。コタは一族の業とかじゃなくて、マジックのマジック自身でも見たくない嫌な所をそのまま持って生まれたのだと思います。小さいコタが何かするたびに、マジックはイライラしたでしょう。マジックに似ているだけなのに。

(コタが生まれる前後から高松はコタを見ていたと思う。小児科医ではないと思うけど一族の主治医的に。シンタローは高松の事好きでなくとも、いずれキンタロー兄ちゃんと高松先生と勉強しているコタが見られる気がしないでもない。)

子供ってただそこにいるんじゃなくて、「愛する人との子供」なんだよなあと今更ながら思います。高松がキンちゃんに出会った時、つまらない虚栄や保身とか捨てて彼を拾いに行ったのは、そういう事かなと思います。

高松はグンマを育てている時、グンマに対し素直な愛情も豊富にあったと思いますが、「覇王の息子」「いつか手放すはずの男の子」という考えが頭から抜けなかったと思います。「ルーザー様の息子の幸せ」が念頭になければ、耐えられるストレスじゃなかったと思います。


■物語後半、黒い竜巻に大勢のキャラが巻き込まれる場面があるんですが。ミヤギやトットリは絵に描いた様に巻き込まれ、山南一派も飛ばされます。「竜巻の際は風の当たらなそうなところでじっと小さくなっている」を実践した高松・グンマ・サビ、島を知り尽くしたアス、竜巻に気が付かなかったみたいなキンちゃん(おいおい)は巻き込まれませんでした。

グンマなので竜巻が来れば、自分で安全な所に逃げる前に、誰かを頼ったと思います。最初に頼ったのは「キンちゃん」だったでしょう。でもキンちゃんはアスに怒っていてグンマの救命に気が付きません。サビは自分が助かればよく、甥に手を貸す事はしないでしょう。

怖くて動転して、泣き出して座り込んだグンマを抱きかかえ、安全な所へ誘導したのは例の如く高松だったと思います。高松はグンマが自分の事を嫌いになっても、そういう愛情の発露は惜しまないらしいです。そんな少女漫画みたいな一コマで、高松とグンマは仲直りしたんでしょうか。南国後、グンマは「自分で自分の事くらいするから高松はもういらない」と思ったのではないと思います。

南国後グンマは、「マジックの息子の僕には、高松以外にも僕をお世話したくてならない人が一杯いるし、キンタローに浮気する大嘘つきの高松は捨てて、シンタローやミヤギ達を友達にして過ごした方が余程かっこいい」と思ったと思います。グンマは高松に嘘をつかれていた事は許せても、「グンマより愛している人がいる」事は許せなかったと思います。

高松を捨ててみたけど、結局、いざと言う時にもグンマを見ていてくれて、体を張ってまで尽くしてくれるのは高松でしたというオチ。(高松とするとキンちゃんとグンマが仲良しでいてくれれば、セットで愛する事くらいなんでもないと思う。ルーザー様の血を引くキンちゃんにデレデレするのは止められないけど。)


■努力家でめげないアスが好きです。(アスは悪口言ってくれる同僚に巡り合えてよかったと思う。高松がジャンに対し抱えているストレスは天文学的数値だし、ああ見えて繊細で女性らしい神経の高松は、周囲に思っている事の半分も言っていない。たまにキンちゃんと旅行でもさせないと死んじゃうくらい「来ている」と思う。)

■PAPUWAは南国の続編と公言されていますが。何度も読み、チャンネル5中断〜カミヨミまでの作品を考慮に入れると、南国の続編ではなくて、カミヨミの派生作品の様に見えます。カミヨミも読んでねと言わんばかりに天馬他がPAPUWAのモブにいるのは気にしませんが、シンタロー捜索中のマジックの激怒した顔など見ていると、南国の比較的スッキリしたマジックの描写ではなく、カミヨミのキャラの様に見えます。ライトなカミヨミな感じです。

(炎兄さんや刃、剛がジャンの部下っぽい所にいるのは気にしないというより、辛くて目に入れられない。おいおいもう炎兄さん達生まれてたの?と思うと胃が痛むので、「刃ったらベレー帽似合うじゃない」とだけ思っておきたい。こんな子の両目をつぶして放置する人が理解出来ません。)

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