madeingermany

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...... 2014年01月24日 の日記 ......
■ シンタローとコタロー   [ NO. 2014012401-1 ]
■先に楽しい事を書きます。

南国後まだグンマが高松の事好きだったら。グンマは療養する高松に「看護ロボ」を作ろうとするかもしれません。「高松に作ってあげよう」と病室を訪れたら高松の枕辺には、ここが俺の場所と言わんばかりのキンちゃんがいて、「俺看護師になろうかな」「キンタロー様はきっと向いていますよ」と言い合いながら、力強い腕で高松の背中を支えている不思議。

PAPUWAのコタへのキンちゃんの気遣いが細やかなのは、南国後に高松を看護した経験からだと思いますが、グンマにすると「腹立たしくもなくなる余りに堂々とした高松の浮気」なのかも。(※キンちゃんは母さん孝行しているつもりだと思う。)


■以下はシンタローとコタローへの雑感です。南国を読み返そうと思った去年はもっと単純な気持ちで南国を開いたと思うんですが、みるみる思いが歪んでいく気がします。原作者がよかれと思っただろう「あれこれ」を見ていると、自分が試されている気がしてきます。

シンタローには「自分には母がいた」という認識がコタローが生まれた時までありました。突っ込み所が多過ぎのシンタローですが、いちいち突っ込んでみます。

シンタローが小学生くらいの時に、マジックは「母は病院にいる」と言います。何故「母は死んだ」とウソをつかなかったかというと、例の方法で別の息子をシンタローの知らない所で「量産」していたのでしょう。別の息子が生まれても、マジックは気に入らなくて何人も殺していたとか。コタだけ秘石眼が強く受け継がれたので残してみたけど、結局(コタが自分に似ていて)気に入らないから避けたのでは。

またはマジックのあまりの陰惨な「息子達」への仕打ちに心を痛めた高松が(だってルーザー様の甥達だから)、シンタローにそっと「弟さんが生まれる様ですよ」と伝え、シンタローが喜んだものだから、マジックはその時作っていた「コタ」だけ嫌々残さざるを得なくなったとか。

自分の「弟達」へ心を砕いていた高松の優しさは絶対シンタローに伝わりません。シンタローは自分の「母」の設定のおかしさにすら気が付かなかったですから。


■シンタロー18歳、コタ0歳なら。仮にシンタローを生んだときシンタローの母が20歳だったなら、コタを生んだ時彼女は38歳である。高齢出産になるのでリスクはあれども、愛する夫との子供を希望したという美談をシンタローが想像したとしても。「母は病院から出られないくらいの病身」ともマジックからシンタローは聞いている。

■あんたのお父さんとお母さん、どこでコタを作ったのという突っ込みが一つ。「家族」と一緒に暮らせないくらい重い病身の「母」をマジックが妊娠、出産させたのかという突っ込みが二つ目。「母さんが体が弱かったからコタローを生んで亡くなったんだ」とシンタローは理解したかもしれないけど、当人の御遺体もないまま死んだ事になるのが君の家か(ルーザー様がそうだけど)。

■シンタローが自分とコタローの母は同一の女性であると思っているなら。仮にコタが高齢出産でないなら、マジックは20代半ばで女子高生と結婚し、シンタローを生ませた事になる。大恋愛だったとしても、そん大恋愛をした母を自分に会わせないし、母の見舞いにも行かないらしい父が、シンタローは不思議じゃなかったのかという突っ込みで三つ目。



■重い病身の妻を妊娠させて死に至らしめた父に、シンタローは何も思わなかったんだろうか。(原作者が女親・女兄弟嫌いの傾向の描写をよくするから、原作者はそれでいいんだと思うけど。くだらない矛盾が多い。)結論とすると。マジックはシンタローに嫌われたくないと理由でウソついてもいいけど、もっと一貫してウソつけと言う事かなと。

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