madeingermany

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...... 2014年02月01日 の日記 ......
■ シンタロー雑感   [ NO. 2014020101-1 ]
■中世のイギリスの詩人ジェフリー・チョーサーの「カンタベリー物語」を読んでいます。高校、大学時代を入れて2、3回目になると思います。ルーザー様やキンちゃんの国籍は英国らしいのですが、英国に知り合いがいるはずもなく未知の世界です。読書の世界でのイギリス人の「知人」を思い浮かべましたらチョーサーでした。

ルイス・キャロル、ドイル、オースティン、ブロンテ姉妹、クリスティー、シェイクスピア、サッカレイと触れた事のある作家はあるのですが、ジェフリー・チョーサーを思い出しました。近世以前の作品の方が好きかもしれません。

カンタベリー物語は面白いですが、ルーザー様とキンちゃんなら、独仏スイスあたりの内陸の気候と文学の方が似合う気がします。ルザ高&キンタロー坊ちゃまで家族旅行なら英国湖水地方やロンドンも素敵ですが、スイスかパリ、南仏を勧めたいなと思いました。

(自分が寒がりなので英国の気候が想像しにくいのと、英国の幽霊を愛する文化が苦手なのと、大陸の方が御飯が美味しそうだから。スペイン、フランス、スイス、ドイツは食事に外れ無しだと思う。)


■仕事でも私用でも病院に行く事が多いです。自分は医療系の知識も資格もないので、現場で働くお医者様や看護師さん達を仰ぎ見る思いです。自分や家族が健康なら「白衣萌え」とか言えますが、いざ自分や家族に何かあれば、やはり先生の白衣にすがってでも頼りたくなります。



シンタローについての雑感です。独断と偏見です。

■なんで、南国でキンちゃんの登場とともにコタから気持ちが離れたシンタローは、PAPUWAで思い出したようにコタにこだわり出すのでしょう。南国の鍵だった「シンタローとコタ」はシンタローがコタの苦しみに添えなかった点で崩壊しました。

(シンタローは青の一族ではない点で、マジック等が抱える力、立場、責任等を気にしなくていい自由な男だが、同時にコタの苦しみにはキンちゃんの方が添いやすいという事になる。抱える苦しみの量と味わう喜びの大きさは比例するという事か。高松が孤独に耐えてキンちゃんに出会った喜びはいかほどだったか。)

■シンタローがコタとの乖離を感じたならそれは仕方ないと思います。自分が死んでしまった混乱の方が、コタの迷走より大事でもいいんです。マジックも動き出したコタを無視してシンタローの復活に大童です(これは普通のマジックだ)。コタに寄り添えるのは同じ青の一族のハレ、ルーザー様、またはアスだと思います。

PAPUWAで自分がコタを忘れていたのを急に思い出して、忘れていたのさえなかった様に、コタに再度こだわり出すシンタローの姿にさえ納得出来れば。リキッドが「本当にコタはガンマ団に帰って幸せになるのか」と口にした時のシンタローの反応は理不尽です。リキッドなので言っている事が滅茶苦茶なのはいいのですが、リキッドを(偉そうに)殴るシンタローはさらに滅茶苦茶です。



多分、南国後高松が目覚めないコタを診察し、「脳にもお体にも異常はありませんので様子を見ましょう」と言った時、高松はシンタローから手を上げられたと思います。マジック、ハレ、サビ、グンマ、キンちゃんは「高松が言うなら仕方ない」と思うでしょうが、シンタローはそう出ると思います。

キンちゃんは、自分を愛し、新しい生活を一緒に考えてくれた母にも匹敵する高松に無意味に手を上げられれば、同じことをシンタローに返しそうです。それではいけないので止めるマジック等。

高松の隠居の直接の原因は「シンタローのすっかり忘れていたコタへのこだわりの再発」だと思います。面倒くさいので、「キン・グンの成長に伴い子守が不要になったから」と言う高松と、「なんだ反抗期でも来て相手にされなくなってすねたか」と高松を癒そうといじるハレ。



■南国で「コタは日本にいる」と匂わせた高松は、「ルーザー様の息子」が丸腰に秘石一個持って、モーターボートで絶海へ飛び出すと思ったでしょうか。シンタローをルーザー様と重ねないでもなかった高松なので、シンタローが弟の事で悩んでいるとなれば、罪滅ぼしも兼ねて、ヒントを耳打ちしたくなるのは分かりますがそのヒントは生きたのでしょうか。

■ルーザー様の息子が、意を決してから1年以上もガンマ団本部〜ガンマ団支部を移動出来ないなんて、高松の想像の外だったと思います。確かにガンマ団のルートを使わないでコタに近づければ最高ですが、本部〜支部を徒歩や電車等の手段で移動するより、変装するか、何か理由をつけて団内のルートを辿った方が早いのです。

高松はシンタローに「コタは日本にいる」と耳打ちするだけでは足らず、「何月何日に日本支部行きの貨物船が出るから、倉庫に麻袋被って半日じっとして、警備に見つからない様に、コタのいる塔まで行きなさい」と言わねばならなかったようです。

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