■南国&PAPUWAの原作者の漫画は一見壮大に見えて、キャラが目先しか見ていない気がします。刃を恨むエドガー、アスとキンちゃん、マジックとサビとか。
■某掲示板で青の一族について一行だけ触れられていました。PAPUWA未読の方に勧められない部分の上位に入る内容なので詳しく触れない方がいいと思います。(というかシンタローが南国中盤以降コタをドン無視だったのに、PAPUWAで他にこだわるものが無くなったかの様にコタに再度騒ぎ出す方が気になる。)
シンタローが「僕のお母さんは?」とマジックに聞いた時も、マジックは例の方法で後継ぎを求めていたのだと思うと、突っ込み様がありません。(シンタローとコタの間に数人はまだいそう)父親が母親について嘘をつく事が些細な不幸に思える程、ルーザー様の血縁には触れにくいです。
(※日本を含めて歴史上の「一族」はあらかたすさまじい面があるので、強固な体制になればなるほど何かしらあるかも。世界史上の「嘘だろ」な話を他にいくつか知っているのでルーザー様の血縁のひどさに意外とショックを受けなかった。カミヨミやケエルの無駄な流血騒ぎの描写も頭にあったし。でもルーザー様が自分の代でそういうのにケリをつけたいと思っていたのも事実で、高松にキンちゃんを預けて、自分が業と共に去る事を願っていたのでは。)
青の一族について、単に「異性に関心が薄い」というなら自分も昔からそうなので気になりません。ですが異性であるかの如く、マジックがシンタローに接したりするので別に性愛に淡泊な人達ではないのだなとは思っています。
■何かの受け売りなんですが。
鉄道趣味の子が男の子に多い理由は、「支配欲」にあると聞きました。小学生くらいの女の子で鉄道好きな子は、ネタでなければあまりいないイメージです。新大阪駅に鉄道グッズの店舗があるんですが、男児向けのカラーリング、グッズ内容だったと思います。(車体の色はメタル、白、ブルーと男児らしい色合いなのはあるけど、阪急のグラマラスな臙脂や、大阪環状線の果物の様な色合いもいいと思う。)
鉄道は電車が走る空間、乗せる乗客、時刻表で管理された時間等、つながっているものが多いので、知れば知るほど支配欲は満たされると思います。
■男の子が支配欲を満たそうとするなら、女の子が求めるのは「相手との一体感」かもしれません。女の子の方が感情豊かに振る舞い、相手との共感力が高いとはよく言われる点です。自分は共感する力が少ない人間なので、流動的な「周囲」に合わせるより、物言わぬ鉄道に心を寄せると落ち着きます。
香川に知人はほとんどいないのですが、高松琴平電気鉄道や、岡山から香川へ走るマリンライナーと同じ線路を走った時、香川と一つになれた気がしました。男の子の抱く支配欲に近いものなのかもしれませんが、どちらかというと求めたのは一体感かもしれません。
■男性が描いた鉄漫画をいくつか読んだのですが、鉄の薀蓄が豊かな男性が、鉄に不慣れな女性に鉄の素晴らしさを語り、恋に発展していくという内容に見えました。
誰が誰にどんな風に鉄の良さを語ってもいいと思いますが、性愛をちらつかせるのが理解出来ませんでした。性愛は人間誰しもあると思いますが、自分は瀬戸大橋をサンライズで渡る時、瀬戸内海と一体感を覚えました。岡山県民の方、香川県民の方には迷惑な妄想だと思いますが、鉄道も瀬戸大橋も人間が作ったものなのに、人の手を離れた顔があると言いますか、あんな美しい海を見ながら、異性の事なんて考えたらもったいないと思いました。 |
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