madeingermany

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...... 2014年02月22日 の日記 ......
■ サビ二回目   [ NO. 2014022201-1 ]
■先に自分の事を書きます。昔は一晩中机に向かって、翌朝昼まで寝て学校に行くくらい何でもなかったと思うのですが、学生時代をはるか向こうに見る今はそんな事もなく、月〜金まで働けば土日は寝て原稿するだけです。何より、本を読むスピードが減速しました。どちらかと言うと本を読むスピードは速い方だと自認していましたが、まだカンタベリー物語を読み終えません。学生時代に読んだ時は、こんなに時間がかからなかったと思います。

■上越新幹線の走行音が聞こえる所に住んでいるんですが、本数が少ないので時計代わりになるくらいです。豪雪時は彼も通らず不安を覚えましたが、最近普通に走っているので嬉しいです。同人誌即売会の時くらいしか乗らないのですが、いつも側にいる彼が大好きです。

キンちゃんは男の子よろしく乗り物が好きだろうなと思います。飛行機とかトラックとか好きな男の子って結構私の身近にいました。広範囲に移動出来る事から男性が生来的に持っている支配欲を満たすのだと誰か言っていましたが、自分も電車が好きです。(自分の場合は自動車酔いする上に、誰かの助手席に乗るのが大の苦手である事もあると思う。)

高松が「踊り子号に乗りに行きましょう」と言えばついて来そうなキンちゃん。自家用ジェットだと家族同伴で行動しないといけなくなるので、高松をお供にして自分達だけで知らない場所に行くのを喜ぶでしょう。高松は「キンタロー様に悪い虫がつけば困る」という一念で何でもしそうです。(南国後のキンちゃんにそういう免疫や知識があるのか不明だが、子連れの母熊みたいな高松を乗り越えてでも悪い虫にならんとする勇者がいるんだろうか)

(グンマの時もそうだったけど、好きになった相手に「自分には高松が必要」と思わせ様とする事が多い高松。高松をもともと好きな人には効果が薄い作戦である事にいつ彼は気が付くのか。ルーザー様は頑張る高松が好きだったと思うけど、高松本体も嫌いじゃなかったと思います。)


■サビについてです。

南国で主人公の甥に崇拝され、悪の組織の親玉である兄をある程度まで自分のいい様にし、自分の言う事しか聞かない頑丈で盲目の下僕を有し、本来無関係の「友人」も、友人の大事な恋を弄ぶ事で利用して止まないサビですが。

多分シンタローの年齢が原作者が大好きな「若い大学生くらい」であるので、サビをそれより年上にしたいとなると30代か40代になり、グンマを育てた高松や、現役軍人でガンマ団幹部のハレとも同年となれば43歳なのでしょう。

原作者自身が40〜50歳になった時、サビとどう向き合えばいいのかまるで考えていなかったんだなと思います。「年齢を感じさせない美貌と若さ」をサビには求められても、我々普通の人間が20代の体を維持する事はとても困難です。30歳を越えれば代謝は落ちるし体力は無くなるし、若い頃出来た事が出来なくなる場合もあります。

20代に仕事をきちんとこなして財産や人間関係を築き、経験を積み上げ、それを基にして豊かに30代を過ごし、立派なナイスミドルになりたいもんだと思います。女性の場合はナイスミディというそうです。

無職で贅沢で高慢で、下僕と献身的な家族と友人を有すサビに、庶民の様な努力や積み上げが無用なのは漫画だから仕方ありません。ただ原作者はサビではないので、漫画の中のセレブサビに自己投影する気力がない場合は、いつも通り「自作品内での自キャラいじめ」をするのかもしれないと、来月のグッドアフタヌーンに思いを馳せた時思いました。読まないつもりです。

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