madeingermany

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...... 2014年02月26日 の日記 ......
■ やるなら高松でなくて竹淵を   [ NO. 2014022601-1 ]
■久々に細雪を読んでいます。谷崎は女性好き(そんな実話が若い頃から延々続く)、神経質、変態、足フェチと特徴に枚挙に暇がありませんが、一級の作家だったのだなと細雪を読むと殊に思います。安定した学力、知識欲、観察力、批評眼、そんなのが谷崎の細雪にはあるんだなと安心します。
■学力が高く有能で仕事好きの変態っていいですね。(でも高松が育てたキンちゃんは優しくいい子なので、高松の「変態」は純情故の照れ隠しかもと思う。)



■アフタヌーンで女神さまを確認しようと思ったら、グッドアフタヌーンの次号広告がありました。以下は感想です。体調に響く惨劇です。

チャンネル5の高松なら恐らくジャンに死ねない体にさせられているので、「死ねた」普通の体が愛しくなる事もあるでしょう。(もっともそんな共感とかじゃなくて、マイナス要素しか感じないカットだった。アシさんが苦労された事だけ分かる。絵の上手い人ならトーンなくても立体的な絵が描けるそうだけど(略)。)

(一応。日本の場合、人が亡くなった場合は医師に死亡診断書を記入してもらい、死後7日以内に市区町村に届けなければならないです。死亡診断書と死亡届はセットでして、用紙は医師が持っています。死亡診断書は医師しか書けません。死亡診断書を基に市区町村は埋葬許可証を発行し、同時に火葬場を予約します。お骨については多くの場合葬儀会社が段取りしてくれます。・・・・という数々の「死体」については義務や責任がありまして。開いた口が塞がりません。)


■重ね重ね、PAPUWA世界がありがたいです。「コタが家族と楽しく暮らした」光景を想像させる描写はありませんが、(原作者がリキッド萌えに忙しかったため)否定はしていませんし、高松も可愛いキン・グンとつかず離れずです。南国〜チャン5ルートの方が正当だと思いますが、自分は高松を畳の上でキンちゃんに看取ってもらいながら他界させてあげたいです。

(キンちゃんがいれば高松をルーザー様の隣に埋葬してくれると思うけど、シンタローしかいなかったら傷病時から自治体に丸投げして顧みなそう。いや、シンタローに高松を世話する義務はないんだけど。マジック様かハレだったら、ごく自然に看護の手配をし、来るべき時が来たら高松をルーザー様と同じ墓の下に埋めそう。)


■予告カット通りの大物漫画家の読み切りなら、紹介があんな隅っこで小さいわけなくないか。しかも20年前の南国がやっぱり紹介文になるって、20年間内容のある仕事していなかったかのような証明なのでは。

■自分は高松好きだけど、マジで医者に掛かりたいくらい不安。何か過度な二次元に触れてもPTSDは起きないと何かのニュースで読んだが、自分の事の様に高松を愛する自分は、「やるなら私(竹淵)をやれ」と言う声が喉まで出かかっている。高松を狂った強盗の人質にされた気分。

編集的には既に人間に見えなくなりつつあるパプワ体型の子供キャラと、いじめられてかわそうなだけ犬のお話よりも、ネタには困らなそうな「ドクター高松」を勧めたのは正解だけど、心が負傷しそう。田舎なのでアフタヌーンは辛うじて見かけても、グッドは置かれないかもしれないのが救い。

■漫画家なんだという名乗ったもん勝ちみたいな理由で、ブラックジャック気取りの読み切りかと思ったけど、原作者が大好きなディスりが高松に向いただけに感じる。アラシヤマの頃から、原作者がボコるキャラ程いい子だったりする。

(あと多分原作者はパクれる程、ブラックジャックも手塚治虫作品も読み込んでいないと思う。漫画とはいえ、ある程度までの読解力が必要だし、ボリュームのあるいい作品が多いから。)

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