madeingermany

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...... 2014年03月13日 の日記 ......
■ 孤島   [ NO. 2014031301-1 ]
■保育園時代から「あなたは変わっている」とのコメントを受けて来ました。大人になっても同じです。同じ変態同士、高松とは仲良くしたいと思っていますが、他の高松を好まれる方達は、きっと自分よりよい人生を歩まれて来たのだろうなと思います。自分はただの群馬人です。医者でも理系でも暗殺者でもないので、いっそ気楽に行こうと思います。


■谷崎の細雪を読んでいます。

谷崎というと中期以降、関西を扱った作品がいくつかありますが、晩年の瘋癲老人日記の舞台はほぼ東京です。関西もキーワードとして何回か出てきますが、嗜好的なものになっています。谷崎自身が関西弁を話していたわけではないので、口述して作品を書くならやはり関東の言葉の方が合っていたのかもしれません。

細雪では幸子達蘆屋在住の家族が主な登場人物で、会話はほとんど関西弁です。ですが地の分は谷崎の話し方に近いものです。何だかんだ言って谷崎は関東人なんだなと思いました。最初の奥さんは群馬人でしたし。

谷崎と言うと女性崇拝で有名で、裕福な美女をよく書きますが、書きたかったのは女性そのものではなくて、男性の手中にある女性なんだろうなと思います。荷風は辛そうな女性ばかり書きますが、意外と芯のある女性を書く気がします。康成も女性をよく書きますが、放置プレイが度を越していてゾッとします。



■自分は群馬在住なので特に天候が悪くなくとも、陸の孤島生活が楽しめます。群馬だって流通は発達していますが、お洒落なパンケーキ屋さんとかは見渡す限りありません。スタバ、コンビニの数より源泉数(温泉が沸き出る場所)の方が多い地域です。不便だとは思っていません、意図しない情報の洪水に巻き込まれるよりいいと思っています。

(他県の方に群馬在住だというと「群馬ってどこ?」と言われる事が多い。そういう自分も九州7県を全部言うのに時間がかかった。佐賀が出てこなかった。)

■先日は高松の誕生日でしたが、ルーザー様なので「高松を喜ばせよう」としてとんでもない事をしそうです。プレゼントが隠してあるだけなのに、研究室に来た高松に「お前は引っ込んでいろ」とか言いそうです。言葉選びが色々おかしそうです。しかも真顔。父の聡明さと、高松の愛情深さを受け継ぐキンちゃんの出生を待って、ルザ高は初めて本当にルザ高になるんだろなと思いました。

(サビの自傷行為に我を失ったルーザー様だけど、サビに明々後日な行為に驚愕したと言うより、「普段通り敵を殺して家族を守ったはずだった。僕はこれからどうやって新しい家族を守ればいいんだ」というパニックだったと思います。)

PAPUWAで高松の鼻血の量が南国より増えています。南国ではたらすくらいだったのが今では滝です。よっぽどキンちゃんが可愛いのでしょう。



■高松の嬰児交換について考えていました。サビは(思考が)単純な嫌がらせだと思います。

■嬰児交換というより、高松の立場なら子供の命を奪う事も出来た。グンマを亡き者にし、シンタロー(キンタロー)以降一族に子供がいなければ、自動的にルーザーの子供であるシンタロー(キンタロー)が総帥になる可能性が高くなる。

■そんな事はしないでグンマを育てたのは、高松が寂しかったからだと思う。何も知らないグンマが高松を癒しただろう事は想像に難くないけど、しっぺ返しはあるわけで。でも「シンタローを溺愛するマジック」は高松もルーザー様の子供が愛されているという点で慰安。もし高松がしっぺ返しを受ける気になるとしたら、シンタロー(キンタロー)の身に何かあった時であって、グンマのためでない。

■高松が嬰児交換をしなければ、今の様なシン・キン・グンの従兄弟衆は無かったと思う。高松はジャンに瓜二つの男の子を害してしまうだろうし、マジックも両目秘石眼のグンマを忌んで可愛がらないと思う。嬰児交換しなかったら誰も生きながらえない事をして、高松の免罪符にしようと思う。

■南国ラストでルーザー様が高松に手を上げたのは、免罪符的な意味での「罰」だったのだろうから、もう今以上高松が傷つく必要はないと思う。シンタローはもともと高松を余り好んでいないし、キンちゃんは悩んでいても負傷した高松を見て気持ちが変わっただろうし。

(・・・グンマは?高松とすると「実のお父上にお返しした」事を持って高グンは解消されたと思うけど、マジックは未だに「グンマには高松がいるしね」と思っていそう。)

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