madeingermany

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...... 2014年03月17日 の日記 ......
■ 仮定   [ NO. 2014031701-1 ]
■以下は憶測です。カップリング話と言うより人間関係の力学の一方向性の不思議。

南国の(サビ)(コタ?)←シンタロー←ミヤギ←トットリの関係の設定を知って驚いた事があります。アラシヤマもシンタロー←アラシヤマなら、伊達衆で客観的に動けるのはコージ一人なんでしょうか。実家とも養子先とも勤め先とも仲良くしていそうな人ですし。

■そう思うと南国のトットリの行動の数々に納得がいきます。アラシヤマがクラスの嫌われ者だからトットリも皆にならって嫌うという事もあるでしょうが、何故ああもトットリはアラシヤマにきついのか。アラシヤマもきつい子ですし、もともと全体的に性格の強いキャラばかりの漫画ですけれど。

もしアラシヤマがシンタローと競うくらいの大物で、ミヤギの実力は常に3位以下で、シンタローが本気でミヤギの相手をしないのなら。アラシヤマがいるからミヤギが傷つくとも言えます。だからトットリはアラシヤマを嫌うのだと。トットリというと忍者ネタですが、、シンタローを慕うミヤギの力に、自分は放置されても少しでもなろうという気持ちなら、涙ぐましさと同時に不安を覚える健気さです。

■チャン5のエドガー(愛する妻子&母星ブルー←伊達長官←エドガー)くらい、トットリは底なしの不安のなかにいるのでしょうか。グンマも、コタ・サビ←シンタロー(ジャン)←マジック←グンマ、なのでグンマは愛情の始発であり終点なのかも。

若手で新顔のキンちゃんが高松に、「俺を男として見てくれ」と言い、「貴方は世界で一番可愛らしい男の子です」と笑顔で返され、ムカッとするレベルの「孤独」は孤独とも呼べません。高松はキンちゃんを一人にしないと思います。

■キン・グンの原作者の中での立ち位置も多分恐ろしい事になっていると思いますが、仮にキンちゃんが「出来る男」設定、グンマが「可愛い子」設定だとしても、原作者に「出来る男」「家族に愛される子」が描けなくて幸いしたのかもしれません。挑戦もしないでしょうし。




■若手はこんな感じですが上の世代も怖いです。

サビ←ジャン(=シンタロー)←マジック←(ミツヤ)・ルーザー様←高松←(グンマ?)・(キンちゃん)

友情・兄弟愛・家族愛・親子愛・性愛・崇拝・支配欲・独占欲・保護欲・被虐嗜好、他何でもありなのが南国&PAPUWAのいい所であり、悩ましい所かなと思います。南国のサビ←ハレ、PAPUWAのリキッド←ハレ、サビ←シンタローを入れて考えると、うっかり女性キャラが出れば菊理姫の様に無残な扱いになるだろうなと思うので、くり子ちゃん・ウマ子ちゃんという、たくましい女性2人のダブルヒロインでよかったなと思いました。

乙女系作品でよくある「御曹司からのプロポーズ」の場面で、「早くに亡くなった自分の母の遺品を好きな女性に捧げる」というのがたまにあります。「貴方は僕の母に似ている」とそっと言い出すとか。キンちゃんが生粋のお坊ちゃまならそういうシーンが似合うだろうに、残念です。(カミヨミの蘭大佐の花嫁衣装のお話が好きだった)

■南国&PAPUWAの人間関係は、少女漫画でよくある「みんな仲良く」でもないし、少年誌の様な「みんなライバル」でもありません。愛されるキャラはひたすら(原作者から劇中で)愛され、そうでないキャラはいつまでも泣かされます。

自分はそのまま享受出来なくて、拙宅の高松とキンちゃんは鬼ごっこをしています。誘い受けというか、「私なんて御家族じゃありませんから」「馬鹿を言うな」と繰り返しているんじゃないだろうかなと。ルーザー様も、高松の卑下する部分はある程度聞き流して、上手にエスコート出来る様になっていそうです。もう儀式なんでしょう。

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