madeingermany

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...... 2014年03月20日 の日記 ......
■ 妙子(細雪)   [ NO. 2014032001-1 ]
■ミリオタという楽しみがありまして。各国の軍服や兵器、装備、軍事規模等が愛着と興味を示される事があります。自分もデザインや機能性故にミリタリーはいいなと思うのですが、臆病なので写真で見るくらいです。去年横須賀に遊びに行きましたが、横須賀はすっかり観光地なんだなと思いました。安心して観光出来るのは海軍だからであって、陸軍・空軍が演習で発する爆音と恐怖は言葉になりません。

南国&PAPUWAの原作者の方はミリタリーに興味が薄いのだろうなと、肌で感じます。ガンマ団はドラゴンボールのレッドリボン軍がモデルなのかなと思いますが。ドラゴンボールは「メカ好きの人が子供向けに易しく描いたミリタリー」と言えますが、南国&PAPUWAは「面白い」からOKなだけで、ミリタリーとは言いにくいなと思います。

南国&PAPUWAに対しミリタリー然としていて欲しいとか、ミリタリーじゃなきゃとは全く思いません。でもとりあえず、普通のスーツで戦艦に乗っているキンちゃんに突っ込みます。仕事じゃなかったんでしょうか。軍事行動中なら医者でも軍服着用ではと。(あと。ミリタリー趣味のある人なら、自作で軍人を出した場合「何国軍を参考にしました」というと思うんだが。)



■思い込みも甚だしいのですが。ヘタリアを楽しんでいてイタリアやドイツに変事が起きた時、なんだか嫌な気持ちになりました。別の時にも旅行に行こうかなと思ってその地方や国の事を調べていると、何故か災害や事件がその場所に起きる事があります。

・・・自分に天変地異を起こす力などないとちゃんと知っています。「若い女性科学者が歴史を揺るがす様な大発見」というニュースを先々月くらいに聞いて、すごいなあと思っていました。その後ご存知の様に次から次へと、色々な報道が嵐の様に流されています。

親しかったクラスメイトが来春から転校とか、何故かよくあった気がします。気になった相手や事象について、目を皿の様にして見てしまえば、見えなくとも障りが無かった事まで見えてしまい、本来気にならない事まで気になるのはよくある事なのでしょうか。


■漫画家の生まれ故郷と言うと、劇中で描写されることもあるので、行った事はないけれど親しみを感じる事があります。藤子不二雄先生は富山の高岡の生まれだそうで、GWに雨晴海岸まで行ってこようかなと思います。


■谷崎の細雪を読んでいます。今、雪子と御牧が見合いをしています。雪子の縁談と妙子の人形作成が結びつく予定だったらしい記述が上巻にあるので、細雪も途中で色々変わった作品なのかもしれません。小説の内容は幸子達の日常がメインなので、以前舞台化された時の様に、妙子の展覧会と雪子の見合いをぶつける設定もあったのかもしれません。

読んでいて不思議なのは、何故妙子にばかり悲しい事が起きるのかと言う事です。父母と早くに死に別れた姉妹ですが、鶴子・幸子・雪子には裕福だった頃の思い出があります。妙子にはそれもなく、妙子の前半生は蒔岡家の凋落そのものです。雪子がなかなか縁付かないのは、家の凋落故ですが、雪子には甘い描写が続き、妙子には自業自得だとでも言いたい様な口ぶりで、細雪は進行します。

雪子の暮らしにかかった費用、着物や贅沢な食事、名医にかかる診療代、稽古事などと、妙子が奥畑や板倉に貢がせた金額はそう変わらないと思いますがどうでしょう。妙子が奥畑を嫌っても離れないのは、ボンボンの奥畑から搾り取るのが、自分の家や境遇、一族の中での冷遇ぶりへの復讐なのかなと思います。奥畑に貞之助が大金を払って、奥畑と妙子はケリが尽きますが、劇中で苦労し続けている妙子に、今更ながら悔しさを感じます。

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